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印象派のようなイメージがあるけれど、独自の新しい表現を模索したセザンヌ。 ピカソ、ゴーギャン、マティス、それからモディリアーニ等々、「セザンヌ主義」という言葉が存在するほどその作風により多くの画家に影響を与えたと言われているセザンヌ。 日本の画家でも私の大好きな佐伯祐三を始め、岸田劉生ら大正から昭和にかけて洋画家を目指す若手の画家達に随分と大きな影響を与えたようです。 そんなセザンヌの名作約40点と、その影響を受けた画家の作品約100点が横浜美術館から札幌(道立近代美術館)へやってきました。 予算の節約か、北一条通りには会期中にもかかわらず看板もなし。 二つあった駐車場も処分するのか、狭い方の一つになり、既に満車状態。 こんなんじゃ役に立たないんじゃないかな? 入口近くにやっと小さな看板がありました。 もっとアピールした方がいいんじゃないかな。 セザンヌの人物や静物はまあまあ好きですが、風景画は暗めの輪郭の深いイメージがあってどうも好きになれないけれど、10年前くらい前に横浜でオルセーをはじめ国内外からセザンヌ作品が一堂に集結した夢のような「セザンヌ展」の時は、「おおっ!」と思いましたが、結局は行けずじまい。 今回は事前情報では、主に国内にある作品が中心で、多くは見たことがあったので前ほど心がときめきませんでした。 そんな何とも気乗りのしない展覧会ではありましたが、ついつい足を運んでしまいました。 どちらかというと年配の方を中心に美術館はそこそこ混んでいます。 「セザンヌの作品を見たい」と言う方は肩すかしを食らうような作品の少なさでしたが、セザンヌが後世の多くの画家に多大なる影響を与えたということがよくわかる内容のような気がします。 そういう視点では良い機会であり、ナイスな企画かも。 展覧会は、人物画〜風景画〜静物画というよう構成され、人物画では、ポスターになった(入手できず、残念!)「青い衣装のセザンヌ夫人」と「縞模様の服を着たセザンヌ夫人」の2枚。 じーっと見ているとモディリアーニに繋がっていくのがわかるような気がします。 風景画では、メトロポリタンからきた「ガルダンヌ」。 何気ない景色ですが、キュビズムに影響しているように思いませんか? 好きな静物画は損保ジャパンの「りんごとナプキン」と「ラム酒の瓶のある風景。」 上手ではありませんが(失礼!)、何となくリアル感を感じるのが好き。 学生の頃、真似て書いた経験あります。 展覧会はセザンヌ自身が影響を受けたドラクロワを称えた「ドラクロワ賞賛」で幕を閉じます。 気乗りしなかった割にはちょっと得をした感じになった「セザンヌ主義」展でした。 (でもやはり図録は欲しくならなかったなあ。) |
芸術
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心の琴線に触れる絵、触れない絵ってありますね
そのときの自分の心のありようで、変わる気がします
もうすぐ根室に戻ります
2009/4/4(土) 午前 2:35
根室大喜さん、こんにちは。そうですね、絵画もすべてそうかもしれませんが、気持ちあり方で大きく変わりますね。根室も春になりましたよ。
2009/4/4(土) 午前 7:19 [ 北のかもしか ]
はじめまして。
阿修羅いいですね・・・東京まで行きながら私は見損なってしまいました。
それよりも!根室に正教の教会があるとは!!函館で、雪の中ハリストス正教会に行ったのに中を見ることはできなったのです。山下りんの描いたイコンがあるとは。そこはロシアに近いのですね。
2009/6/24(水) 午後 9:27 [ メラニー ]
メラニーさん初めまして。コメントありがとうございます。阿修羅を逃したのでは惜しいですね。身近なところに意外なものが沢山あります。それを敏感に感じ取れるように、自分のアンテナを磨く努力をしたいと思います。これからもよろしくお願いします。
2009/6/24(水) 午後 9:33 [ 北のかもしか ]