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日本で二つのルーブル美術館展が開催されました。 それも国立西洋美術館と国立新美術館の日本を代表する二大美術館です。 開館しながら2館に作品をレンタルしている余裕のルーブル、さすがです。 さて国立西洋美術館のルーブル展のテーマは「17世紀ヨーロッパ絵画」。 17世紀のヨーロッパ絵画と言えば、オランダ(フェルメール、レンブラント)やフランドル(ルーベンス)が最盛期ですが、フランス(クロード・ロラン、ラ・トゥール)、スペイン(ベラスケス、ムリーリョ)、イタリア(ジョルダーノ、グェルチーノ、カルロ・ドルチ)もそれに負けないくらい頑張っていて、まさに「黄金時代」と言ってもいいくらいヨーロッパの絵画が充実した時代です。 なおかつ溢れんばかりのルーブルの所蔵作品ですから、見に行く前からワクワクものです。 この展示会は17世紀ヨーロッパ絵画を国や地域ではなく、三つのテーマで分類。 このテーマは「黄金の世紀」、「旅行と科学」、「聖人の世紀?、古代の継承者」。 このテーマをもとにルーブルが誇る名画約70点が展示されていました。 もちろん最大の目玉作品は、何回見ても飽きない大好きなフェルメールの「レースを編む女」。 そして、数年前の「ラ・トゥール展」では写真で展示された「大工ヨセフ」。 この二つの来日だけでも私にとっては十分。 当日は待ち時間も予想していたのですが、入場者数制限のみでした。 このため、正面ではなく、正面右側の側面から初めて入場しました。 まずは一つめのテーマ「黄金の世紀」。 大航海時代が始まり、ヨーロッパが最も華やかだった時代。 その時代の光と陰に焦点を当てています。 この時代を代表するレンブラントの数多くある自画像の一つ。 オランダ絵画のフランス・ハルスの「リュートを持つ道化師」 そして我がフェルメールの「レースを編む女」。 わずか20cm四方の小さな絵画ですが存在感が違います。 うーん最高。 画像はないですが、ル・ナン兄弟の「農民の家族」もいい絵でした。 二つめのテーマは「旅行と科学」。 大航海時代はヨーロッパの世界に様々なものをもたらしました。 初めて訪れる米国大陸やアジア大陸にある見たこともない動植物。 これらはヨーロッパに多様な想像力や発明をもたらし、絵画もその影響を受けたようです。 フランス絵画のクロード・ロラン「クリュセイスを父親のもとに返すオデュッセウス」。 スペインからはディエゴ・ペラスケスの「王女マルガリータの肖像」 ルカ・ジョルダーノやドメニコ・フェッティも素晴らしかったですが、やはりこの時代を代表するルーベンスの「ユノに欺かれるイクシオン」 三つ目は「聖人の世紀?、古代の継承者」。 この時代はおびただしい数の聖人がローマ教会によって列聖されたそう。 芸術では宗教的な高揚が聖人を描く作品依頼となって現れます。 話は逸れますが。私は高校時代は理系の学科だったため、世界史を履修できませんでした。 実はこれが最大の汚点。 大学に入ってからそのことがわかり、社会人になってからもいろいろな本を読んだけれど、若い頃に学ばないと全然頭に残りません。 悲しいですね、これがコンプレックスになっています。 イタリアからはカルロ・ドルチの「受胎告知 聖母」。 いい絵です。 イタリア絵画の影響を受けた山下リンのイコンを思い浮かべます。 そして、ラ・トゥールの「大工ヨセフ」 言葉が何もでません。 この他にも素晴らしい絵画が盛り沢山です。 次は京都へ巡回するそうです。 京都市美術館(2009年6月30日〜9月27日) 是非この機会にご覧ください。 |
芸術
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わたしも、行ってみたいなぁ。って思っていたところ♪
とても、楽しそう!
すてきな&繊細な絵があり良いですよね\(^o^)/
2009/6/12(金) 午後 9:33
きららさん、こんにちは。コメントありがとうございます。楽しいですよ。ぜひご覧下さい。
2009/6/12(金) 午後 9:40 [ 北のかもしか ]