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今年の北海道ラグビー協会の春の招待試合は確か7年?振りの「早稲田大学VS明治大学」。 この早明は伝統校でありながら、昨年までの最近の状況は実に対照的。 90年代に黄金時代を迎えた明治は関東学院の台頭とともに徐々に低迷し、昨年はほぼ指定席だった大学選手権への出場を逃し、まさにどん底状態。 それとは正反対に90年代にどん底を体験した早稲田は、現サントリー監督でOBの清宮克幸氏を監督に招聘して、見事に復活。 その後、現監督の中竹竜二氏にバトンタッチしたものの、ここ8年間毎年大学選手権の決勝へ進出し5度日本一を獲得しており、まさに黄金時代。 日本のラグビーは。最高峰のトップリーグよりも大学ラグビーの方が人気があり、特にこの2校に慶応大学を加えた3校の力が拮抗している年度は盛り上がる傾向にあります。 (最近では、早稲田VS関東学院も6年連続で決勝で対決し、人気カードですが。) ラグビーファンとしては、近年の明治大学の低迷は何とかしてほしいところ。 明治大学側も近年の低迷を踏まえ、とうとう今年度、明治の黄金期のきっかけを作った世界の名ウィング吉田義人氏を監督に向かえ、それも今までのパートタイム監督から時代の趨勢であるフルタイムとして据えるという大改革を成し遂げ、ラグビー部を本当に復活させよう意欲満々。 その甲斐もあって今年の春明治は学生相手に負け知らずです。 特に早稲田との新人戦では96-0という歴史的な大勝。 またAチームも今春絶好調の慶応大学を撃破し、吉田イズムが徐々に明治に浸透し始め大成功の気配。 この勢いが本物かあるいは一過性のものなのか、この早明戦が証明してくれそうです。 前日の天気予報は曇り時々雨。 できるならば(見る方としても)雨は勘弁と願っていましたが、何と晴れ模様。 風がかなり強いですが、雨よりはマシでしょう。 試合開始30分前に会場に着くと結構入っています。 報道発表によると約3000人。 北海道でのラグビーの試合としてはかなりの入場者数です。 試合は立ち上がりスクラムを押した明治が先制。 今年の明治のスクラムは強いという評判でしたが徐々に早稲田も修正し、その後はほぼ互角。 今春、Aチーム(一軍)の試合数が少ない早稲田は序盤こそ試合感に欠け、エンジンがかかりませんでしたが、テンポ・アップしていくと徐々に明治のディフェンスが後手後手になり試合を支配していきます。 それでも明治がしぶといタックルで早稲田のアタックを止め、ミスを誘います 攻めては相手ゴール前でスタンドオフのキックをチャージしトライするなど一時は17-7と10点のリード。 最後は早稲田の波状攻撃に耐えきれずトライをゆるすものの、前半は17-12と折り返します。 後半は、早稲田の前に出るディフェンスになかなか前に進めない明治。 早稲田が優勢に試合を進めますが、肝心なところでノックオンのミスが頻発し少々大味な試合展開。 (会場では「○○大学、ノックオンの反則です。」とアナウンスしていましたが「ミス」では。) それでも後半圧倒的に試合を支配した早稲田が3トライを重ね、最終的には33-17で勝利。 試合内容からは50点以上とってもおかしくないくらいの試合でした。 明治は頑張っていたものの、後半何となく足が止まっていたような印象です。 前半のようなタックルが最後まで続けられれば、明治恐るべしかもしれません。 この日の主審は大学時代の大恩人の息子さん「坂本守」くん。 「くん」と言うのは少々気になる年齢ですが、彼と初めて合った時は小学生でしたから。 親しみを込めて「くん」と言ってしまいます。 今年、道南に転勤しましたが頑張っているようです。 明治には大いに強くなって大学ラグビーを盛り上げてほしいです。 でも何と言っても早稲田には同志社以来の大学日本一三連覇を成し遂げてほしいなあ。 できれば決勝、準決勝で明治、慶応、関東学院の三校を破って。 会場に中竹監督にうり二つの少年が。 まさかジュニアではないと思いますが、たぶん中竹監督の少年時代はこんな感じでしょうか。 |
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