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少し前ですが、直木賞作家・三浦しをんの小説を映画化した「風が強く吹いている」を見ました。 ストーリーは無名の大学が箱根駅伝出場を目指すという青春・根性ものの単純な話なのですが、意外と手に汗を握りながら真剣に見入ってしまいました。 舞台は「青竹」という陸上部の寮で、誰もそこが寮で自分が陸上部員だとはしらないという変な設定。 ひざの故障で陸上エリートを断念した寛政大学陸上競技部のリーダーでもあるハイジ(小出恵介)の健気な努力によって、マラソンランナーとして最適な食事、生活をみんなが知らないうちに過ごしてきた。 静かにマラソンをしてきたハイジですが、高校時代に天才ランナーで、事件を起こして陸上から遠ざかっていたカケル(林遣都)が同じ大学に入学したことから、ひそかに一人で抱き続けていた箱根駅伝出場への夢を実現させるべく、カケルを入寮させようと画策します。 カケルを食事に誘い、食い逃げをするところからストーリーは始まります。 そこから箱根駅伝10区を部員10名ぎりぎりで目指すという現実的には絶対不可能で破天荒なスポコンストーリーがスタート。 リーダーのハイジがぴったりの役にはまっていて、実に清々しく、素晴らしい。 彼の体型が少しマラソン向きではないような気がしましたが、でもそれが気にならないくらい素晴らしい役柄だった。今の若者像というよりは、自分たちの学生時代に近い気がしましたが。 カケルを演じた林遣都くん。 彼はマラソンの経験があるのかな、とても美しいランニングスタイルだった。 筋肉のつき方や走り方は正にマラソンランナーとして最適。 この二人が物語を引っ張り、毎日のランニング、記録会、夏合宿、予選会、本大会とスピーディーにストーリーが進み、ラストで少しややもたつくものの、それほどストレスも感じず、結末を向かえる感じです。 長い話を二時間にまとめた関係で少し展開に物足りない点もありますが、まあこれはご愛敬。 ところで何と言っても一番驚いたのは箱根駅伝本番シーン。 てっきり本物の映像も使いながらと思っていたら、延べ3万人のエキストラを使い、1区から10区まで忠実に再現したと言うではないですか。 TVを一度でも見たことがある人なら情景が浮かぶと思うのですが、あれがそのまま映画のために再現されているのですよ。 いやいや驚きました。 久しぶりに爽やかですっきりとする映画を見ました。 自分が若く、細かったら間違いなく駅伝をしてみたくなったでしょう。 自分の学生時代を思い出しました。 今度DVDが発売したら、またゆっくりと見てみたいお薦めの映画です。 ぜひどうぞ。 |

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こんばんは☆
原作も映画も箱根駅伝出場が全てではないという事を描いていてその先にある人生をどうむき合って行くのかというのを感じられて凄く良かったです。
2010/1/6(水) 午後 6:43
こんにちは。何気なく見たのですが非常に爽やかなスポ魂ものでした。
2010/1/6(水) 午後 7:24 [ 北のかもしか ]