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職場の上司のガイドで、今年はじめて、羅臼岳を登ってきました。 上司と言っても納沙布岬まで歩く健脚の猛者。 なのでガイドと言っても案内するだけでいいなあという気楽な気持ちで出発。 ホテル地の涯の着くと、もう道路脇にズラリと登山者の車が駐車してました。 結局、ホテル前から約100m以上も離れた道路脇に車を止めました。 (写真の一番奥が私の車です。) 落石に注意という標識がありますがどうしようもありません。 落石がないように祈るのみ・・・。 人気がある山なので駐車場を確保して欲しいと思うのは私だけ? ホテルも違法駐車のないようしっかりと2人組で監視してました。 準備をして木下小屋へ向かいます。 天気は快晴で、暑いくらい。 スポドリに加えて、弥三吉水で水を汲めるよう空のプラティパス(1L)も用意。 これにコーヒー用の山専のお湯800ml+ビール500mlもあるので重いですが用意万端。 私は夏でも山頂でミニカップそばとコーヒー。 特に景色を見ながらのコーヒーは格別です。 そういえば木々で展望のないところではコーヒーは飲まないかも。 入山届けに記入して朝八時にいざ出発。 上司はパラパラとめくってその頁数と人数に驚いていました。 すぐ上にある祠で安全祈願をして、鬱蒼とした深い森の中を歩きます。 今日は一人ではないので私としてはスローペースで急坂を登っていきます。 話は変わりますが、羅臼岳の岩尾別登山道は上り返しのない、非常に歩きやすい道です。 このコースを見つけた木下さんに脱帽です。 でも最初に大きくジグを切りながら急坂を登っていくのがつらいかも。 暑いので汗こそでますが、喘ぎもせずに順調に進んでいきます。 後ろから喘ぎ声と「結構キツイなあ」というぼやきが聞こえます。 「ありゃ、健脚の猛者が」と思いますが、上司ですからところどころで小休止。 「結構きついな、ハァハァ。何か眠気がする。ハァハァ」と上司は調子が悪そう。 水分補給し、もう少ししたら休憩しますからと説明し、先へ進みます。 「ペースどうですか?速いですか?」と確認すると、 「いや大丈夫だ。」と言うものの、苦しそうなのでさらにペースダウン。 途中、高齢の両親と娘の三人組を追い越し、オホーツク展望台でまずは休憩。 着くなり、ベンチ状?の松の枝に腰を下ろします。 「ゼィゼィ、キツイ、ハァハァ、何か眠いなあ」と結構バテバテ。 健脚の猛者でも登山はきついのかな? 昨年、西別岳や摩周岳に登った時は全然たいしたことないと言っていたはずなんですが。 休んでいるとすぐに先ほどの三人組の親子がやって来ました。 お疲れの上司もさすがにマツのベンチはお年寄りに譲ります。 「もう少しだけ登りが続きますから頑張りましょう。」というと、 「俺はこのご夫婦達がちょうどいいんだけどなあ。」と泣き言が。 「そんなこと言わないで」となだめすかして、また歩き出します。 ゆっくりと歩いて、650m峰の上でまた小休止。 ゆっくりが効いたのか「ハァハァ、少し慣れてきたかなあ、楽になってきた」との弁。 水分補給してくださいと飲み物を見ると何と「カロリーオフ」のスポドリです。 前日に「水よりスポドリの方がいいですよ、暑いですから量も多めに。」と話してましたが。 「これ安売りしてたんだよなあ」というのでカロリーオフのものにしたそうです。 ザックから塩飴を取り出して渡してます。 他にもあるというのでとりあえずカロリーオフのものを封印し、ふつうのスポドリに。 また親子三人組が追いついたので、再び歩き出します。 天気がよいので、森が切れると、見晴らしが良く、硫黄山も顔を出しています。 道が尾根の左へトラバース気味になると、弥三吉水もすぐ近く。 やっと待望の弥三吉水に到着。 ここで水を補給するため、また一休み。 携帯トイレのブースが設置されていました。 ここでくつろいでいると、また親子三人組が追いついてきます。 「やっぱり俺はこの家族と歩きたい」とわがままが始まります。 本当にそんなことにならないように先を急ぎます。 弥三吉水を過ぎて約10分ほどでほとんど平坦な極楽平となります。 ダケカンバとハイマツと笹の道で時折深くえぐられていますが歩きやすい一本道です。 今まで気づかなかったけれど、ここからも羅臼岳が望めました。 なかなかいい感じです。 らくちんな極楽平が終わると、急ではないですが尾根をつづら折りに進んでいきます。 もう眠気はなくなったようですが、この辺りから結構きついと歩みを遅れがちになります。 仙人坂で一休みします。 そこから約20分ほど先の銀冷水でも一休み。 単独行の方2名が休んでいました。 この時期枯れていることも多い銀冷水も今年は十分な水量。 ここにもトイレブースが設置されていました。 約10分休憩して、あの親子三人組がこないうちに出発。 ここから羽衣峠を越え、大沢入口まで緩やかな上り道です。 上司はもう完全にバテバテモードで遅れがち。 ゆっくりと亀の子歩みで進みますが、少し先に行っては来るのを待つという感じ。 そういう意味ではガイド失格ですね。 次々と後ろから来る人に追い越されながら何とか大沢入口に到着。 ここまで約3時間弱。 まあ遅いと言ってもまだ想定内のペースかも。 ここで私も小腹が空いてきたのでおにぎりを一個食べます。 「ここが前半戦最大の山場ですから。」と説明して、大沢へ歩みを進めます。 ここでも少し進んでは待ちという感じで進みますが、歩みは一層ゆっくりと。 それでも何とか大沢を上り、2/3ぐらいのところでしょうか。 ちょうど岩で下が見えなくなったので、上がってくるのを待ちます。 ところがなかなかやって来ません。 「あれ?どうしたかな?」と思いながら待つこと約20分。 ようやくその姿が見えて、ほっと一安心。 次々に後ろから来る人が追い越していきます。 てっきりペースが遅いので道を譲っていると思っていました。 でも誰もいなくなっても上がってきません。 さらに待つこと約10分、何か変だなあ思い始め、もしやと思い、ザックをデポして約50mほど下ります。 「どうしました?」と確認すると「足がつって動かなくなった・・・」と。 ありゃ、やはりカロリーオフと経験のなさが影響したかもしれません。 まず天然塩をなめてもらい、塩飴を渡して様子を見ます。 さらに約10分ほど経過すると、ようやく足が動くようになりました。 「もう限界じゃないですか?止めましょうか?」 「動くようになったからもう大丈夫。もう少し。」 「え?無理じゃないですか?」 「何とか行けそうだ。」 「・・・じゃあ、もう少し行くと羅臼平ですからそこまでにしましょう?」 「わかった。ゆっくり行くから先に行って待っていてくれ。」 「わかりました。無理しないでくださいよ。」と心配ですが先へ進みます。 ちゃんと歩いてくるか一応確認して先へ進みます。 私はこの後5分も経たないずに賑わっている羅臼平へ到着し上司を待ちます。 ここまで約4時間です。 なかなかやって来ないのでやはり無理かな、戻ろうかなと思う頃、ようやく姿が見えました。 私より約10分遅れで羅臼平に到着しました。 「ここが羅臼平かあ。まだ山頂までかなりあるなあ」とポツリ。 羅臼岳をバックに羅臼平で記念写真を撮します。 (「その2」へちょっと続きます。) |
オホーツクの山
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初めまして
先日行ったばかりです
もう雪渓がないのですね
トイレのブ−ス・・気がつきませんでした
これからですね、大変なのは
2010/9/1(水) 午後 8:30
くろゆりさん、こんにちは。
大沢の雪渓は8月の始め頃までありますよ。
今年は7月から暑い日が続いているのでなくなったのでは。
でもいつもは枯れている銀冷水が豊富だったので伏流水は残っていると思われます。
今年は秋がなく、いきなり冬が来そうな気配です。
2010/9/1(水) 午後 8:43 [ 北のかもしか ]