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フランス国立クリュニー中世美術館の至宝が日本に初来日しています。 国外へ旅に出るのは今から40年前の米国のメトロポリタン以来だそうです。 やって来たのは仏作家ジョルジュ・サンドが絶賛した西暦1500年頃に制作された連作タピスリ。 この先、たぶん生きている見ることはないでしょうから見ない訳にはいきません。 美術館の入口のポスター。 チケット売り場は空いていました。 あのラファエロ展の混雑に比べると静かなこと。 待ち時間もなくどんどん進みます。 会場内に入るとやはり目を引くのは大小あるもののほど4m四方の巨大なタピスリ。 タピスリとは仏語で、英語のタペストリーのことで、室内装飾の壁掛け、ゴブラン織りの織物です。 6枚の連作タピスリはそれぞれ名前と意味があるようです。 まずは「touch:触覚」。 貴婦人が右手で旗竿、左手で一角獣に触れています。 2枚目は「Taste:味覚」。 貴婦人が右手で次女からお菓子を取り、左手でオウムに与えています。 3枚目は「Smell:臭覚」。 貴婦人が次女から花を選び、花冠を編み、背後で猿が花の香りを嗅いでいます。 4枚目は「Hearing:聴覚」。 貴婦人がパイプオルガンを演奏し、次女がふいごを操作し、一角獣と獅子が耳を傾けています。 5枚目は「Sight:視覚」。 一角獣が貴婦人の持つ手鏡に映る自らの姿に見入っています。 そして6枚目は「My Only Desire:我が唯一の望み」。 宝石を手にする貴婦人ですが、次女から受け取るのか、はずして渡すところなのか不明です。 諸説あるようですが、私は「結婚」のような気がします。 そして、同じ頃作成され、作者が違うと「領主の生活のタピスリ:恋愛の情景」です。 この他、関連する彫刻、装身具、ステンドグラスなど出展されたすべてが日本初公開です。 会場では連作のデジタル映像を大画面で見ることができ、じっくりと堪能出来ます。 会場も空いていて、その美しさにどっぷりと浸かることができました。 全然話題になっていませんが?、十分に見る価値があります。 もう少し開催してますので是非どうぞ。おすすめです。 |
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