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(ワシミミズク) レッドリストで絶滅危倶種に登録され、国内では道東にのみわずかに生息していると言われているシマフクロウ。愛嬌のあるその容姿は人気のあるキャラクターとしていろいろなグッズに登場。 夜行性のためその姿を自然の中で見ることはほとんどありません。 山で出会ったこともないです。 今年、根室にやってきて、あちこちで黄色いのぼり旗?のようなものを発見。 書かれているのは「みんなの道」....何これ?意味ないじゃん。道はみんなのものなんだから。道を大切に使おう。ゴミを捨てるのをやめよう等々、そんな意味に思っていました。 しかし何度も見かける度にこの「のぼり」にルールがあることに気がついた。 この「のぼり」があるのは河川にかかる橋の欄干のみであること。 その河川の周りには森林があること。 (つまり見通しのよい広々とした川にはない。) 「のぼり」の高さはちょうどトラックの上を通過できるぐらいであること。 そうです。「のぼり」はフクロウ特にシマフクロウの事故防止用だったのでした。主に魚食性のシマフクロウは河川周辺の森林で活動しています。 講演会で聞いたところでは、人工物も全く気にしないのん気というかをおおらかな性格のため、河川を見渡すのに好都合な欄干などに好んでとまり、そこから低空飛翔することが事故の原因。 絶滅ぎりぎりの状況にあるシマフクロウにとって、1羽の死亡すら大きな損失となってしまいます。 そこでシマフクロウに「のぼり」の上を通過させることで交通事故を防止する方法となった。 しかし、それならもっとかわいい「のぼり」にすればいいのになあ。 シマフクロウの生育数は、現在では約120羽前後で根室地域で20羽、十勝地域で1羽、その残りが知床地域に生息しているそうです。 知床以外では餌付けや巣箱などの人の手を借りてやっと生息が維持されている状況。何とか絶滅の危機を乗り越えてほしいものです。 エゾシカだってかっては絶滅の危機だったのですから。 (フクロウ) |
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