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(ネタばれあります、すいません。) 2月に札幌ファクトリーのモンベルでポスターを見て、楽しみにしていました。 劇場公開は3月20日頃でしたが、札幌はGW明けから・・・残念。 待っている間、ヤフーの映画の口コミを見ても評判がよさそう。 首がキリンのようになった頃、シアターキノへ見に行きました。 (顔が大きいのでろくろっ首にはなれません?!) てっきりガラガラと勝手に思い、その日の2本目を見に行きました。 何と、狭い入口は人に溢れ、大人気です。 何となく一見「山や」風の人が多かったです。 (私はまだまだ足元には及ばない「山やベビーかJr」です。) 1本目は立ち見(2時間以上も!)も出たようで、番号札を渡され、番号順に並びます。 待つ間、何とか座れるように神に祈るのみ。 前から3列目ときわどかったですが、何とか座れました。神様、ありがとう。 映画は実話に基づく、ナチス政権化での前人未踏のアイガー北壁に挑む男達のすさまじい物語。 物語の主人公となるドイツの若い登山家トニーとアンディ、そしてオーストリアの2名が 競い合いながらアイガー北壁を登攀していきます。 (俳優さんは初めて見る人でした。) 麓のホテルでは、初登頂の瞬間を見逃すまいと多くの報道陣や観光客が陣取っています。 勝負は完全にドイツコンビが優勢ですが、オーストラリアコンビがドイツの後をついてきます。 そのオーストラリアコンビの一人が負傷しますが、そのまま無理をして登り続けます。 ドイツコンビは弱っているオーストラリアコンビを放っておけず、いつしかチームが4人に。 チームが怪我人を含む4人になったことでスピードが落ちてしまいます。 結果として、随分と時間がかかり、過酷な自然と戦うことに。 そのうち、予想できたことですが、負傷者が出血と寒さで動けなくなってしまいます。 彼らは迷うものの、そのまま登り続けます。 しかし、とうとう登ることが出来なくなり、登頂を断念。 でも、その時には既に下ることも難しい状況に。 それでも下り続け、最後は救援隊の目の前で力尽きてしまうという壮絶なラストを向かえます。 トニーとアンディの二人だけだったらきっと成功したのに。 でも怪我人チームを捨てておけなかったのも彼らの宿命か。 オーストラリアコンビさえいなかったらととても残念です。 結局、この2年後にアイガー北壁が初登頂されます。 後半のスリリングな展開とリアルな映像は本当に迫力満点。 当時の装備を見ることができ、ちょっと感動します。 よくぞあの劣悪、過酷な北壁に挑んだものだと思いました。 思わず見ているこちらの体がこわばってしまうくらい。 でも実に重く、悲しい映画です。 この映画は「剱岳点の記」以上にリアル。 どうやって撮影したのか非常に興味があります。 実際にザイルで縛って、半日がかりで撮影現場まで登ったらしいですが大変さに脱帽です。 トニーが綴っていたあの山行ノートがほしいです。
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