日本の鉄道事業法準拠の粘着式普通鉄道で最急勾配は箱根登山鉄道の80‰だそうです。強羅行電車運転室越しに前方を眺めておりますと、トンネル内を走行中、最初はトンネル出口の上部だけが見えて、徐々に出口全体像が眺められるようになります。急勾配を実感する一時です。
国鉄信越本線の碓氷峠に存在した急勾配は66.7‰。峠のシェルパEF63型電機に押されて、日中、碓氷峠を越えたのは1度だけでした。ゆっくり車窓を流れる樹木に対して、特急電車の窓が傾いていた程度の記憶しかありません。20m車両の片端を1.3m程ジャッキアップした傾斜角で走行していたことになります。66.7‰の急勾配は、地下化される前の京阪電鉄京津線にも存在しました。子供達を連れてワゴン車で京都へ向いましたので、66.7‰の勾配標までは撮影していないかも…。
大井川鐵道井川線に存在する急勾配は90‰。長島ダム建設のため新線に切り替え。アプトいちしろ〜長島ダム間の90‰区間にはアプト式が採用されました。こちらも子供達を連れてワゴン車で出向きました。乗車しても道路から軌道を眺めても急勾配を実感する区間でした。
豊橋鉄道渥美線を撮影していて、「なんじゃ、これは?」と思った勾配標を紹介します。
写真1枚目、小池駅でのすれ違い。カラフルトレインに変更される前の三河田原行後部ク2801とカラフルトレイン「桜」に模様替えしたク2809新豊橋行。写真左下の勾配標にご注目を。7DNo.222−57・平成25〔2013〕年4月28日(15:34)撮影。
写真2枚目、83‰を表示した勾配標。「鳩が落とした糞が付着した?」。「いたずらして誰かが少数点を消してしまった?」。近付いて確認。単なる小数点の書き忘れと思います。7DNo.201−38・平成25〔2013〕年2月12日(16:53)撮影。
写真3枚目、小池駅は勾配途中に建設された駅であることを初めて知りました。水平だとばかり思っておりました。現実の勾配は抜きとして、勾配標のみ単独で考えれば、粘着式普通鉄道で最急勾配83‰は渥美線の小池駅構内に存在することになります。7DNo.201−41・平成25〔2013〕年2月12日(16:55)撮影。
写真4枚目、2枚目写真の勾配標反対側。小池駅の新豊橋駅寄りが水平であることを表示しています。7DNo.217−78・平成25〔2013〕年4月14日(14:57)撮影。
写真5枚目、小池駅の愛知大学前駅寄りに立っている22.2‰の勾配標。7DNo.201−43・平成25〔2013〕年2月12日(16:58)撮影。
写真6枚目、小池駅を発車したモ1807「菜の花」三河田原行。5枚目写真の勾配標反対側の数値を確認したかったのですが、生垣に隠れて読み取れません。7DNo.229−68・平成25〔2013〕年5月16日(15:34)撮影。
写真7枚目、22.2‰の勾配標より更に愛知大学前駅寄りに立っている22.85‰の勾配標。こちらは角柱の頭がフラットで尖ってはおりません。「小数点以下2桁まで表示した勾配標、他で見たことあるかなー?」。7DNo.229−73・平成25〔2013〕年5月16日(15:36)撮影。
写真8枚目、新豊橋駅より2km先の勾配標は17.5‰と表示。小さく書き込まれた小数点は画像を拡大しないと読み取れません。下り勾配で地下トンネルに突入した後、急な上り勾配に変わるのですが、トンネル内に勾配標がありませんので、勾配の程は不明です。7DNo.229−59・平成25〔2013〕年5月16日(15:26)撮影。
写真9枚目、22.85‰上り勾配標、2kmキロポスト、17.5‰下り勾配標が写っております。踏切箇所が一番高いような…?。7DNo.229−74・平成25〔2013〕年5月16日(15:36)撮影。
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こんばんは。1枚目の写真に目が釘付けになりました(笑)。
お書きになっておられるとおりの事情なんでしょうねぇ…。
貨物列車を廃止したからといって無用な工事などする筈がありませんので、旧貨物取扱駅構内の勾配は2‰以下のままだと思いますが…。
2015/1/8(木) 午後 8:54
> まつしま様。毎度ありがとうございます。
この頃は、カラフルトレインに変更された編成と、在来の編成の並びを狙って交換可能駅への移動を繰り返しておりました。その途中で「アレー!!」。小池駅は水平と思っていた位ですから83‰には気付きませんでした。
30‰を越えると勾配もキツイと感じますので勾配標を撮影することもあったと思います。
2015/1/9(金) 午前 3:16 [ hideki_kobyakawa ]
ご無沙汰しております。
今月19日より約2週間ほど浜名湖・豊橋付近に滞在する予定です。
今回こそ急かされること無くゆっくりとお話させて頂ければとは思っておりますが、ご都合いかがでしょうか。
さて、渥美線の勾配標識についてはこの記事を拝見するまで注目したことがありませんでした。
渥美線を利用していた際に気になったのが、愛知大学付近のトンネルの勾配が若干、きついかな・・・ という程度であり参考になりました。
渥美線の1800系こと東急7200系も車齢を考えるとそろそろ置き換えが開始されるのでは・・・ と思います。
先日、東急池上・多摩川線でインバータ改造され活躍していた7600系が長津田工場に運用を離脱し回送されました。
廃車解体されるものと思われますが、これにより東急からはダイヤモンドカットの美しい車体も形式自体の消滅を意味します。
その一方で東急7000系は未だ10本以上の生存が確認されておりステンレス車体の丈夫さを物語っています。
2015/2/17(火) 午前 3:45 [ EF66-27号機 ]
> EF66-27号機様。お元気そうですね。ゆっくりお話出来ないのは、貴方が別のご友人さんにも誘いを掛けているからではないのですか(笑)。2回共、慌しかったですねー。
貴方にお目に掛かった暫し後、休みを取った息子が豊橋へ帰ってまいりました。息子と一緒に撮影に出ましたところ、EF66−27牽引下り貨物とEF64牽引下り工臨を初めて撮影出来ました。「彼が導いてくれた」と騒いでおりました。
木曜日は、毎週お袋と一緒に整形外科へ出向きます。2月20日は内科へ出向かなければなりません。無料検診のレントゲン結果が引っ掛かってしまったようで、20日は女医さんの話を聞きに出ます。へたすると再検査です。渥美線の車齢より我が身の方が危ないですね。
渥美線の1800系は一昨年カラフルトレインに変身しました。三河田原まで何度も乗車しましたが、快調に走っていますよ。2度目の東京五輪頃まで走り続けるのではないのですか?。
無職で暇と思われるかも知れませんが、認知症の母親と同居していますと日々の予定も侭なりません。「思い立った時に、お電話下さい」としか申せませんね。
2015/2/17(火) 午前 6:22 [ hideki_kobyakawa ]