|
豊橋で生活していますと、道路の幅は、この位あって当然と思い込んでしまいます。車で各地へ出向いたことで愛知県の道路が広いことを再認識しています。かつて、名古屋市電を撮影した際には、片側5車線の道路中央を走行する市電を撮影したこともありました。歩道から標準レンズで撮影すると、電車の姿は遥か彼方といった写真になってしまいます。狭い道路端を走行する路面電車が好みのため、名古屋市電を撮影していても、沿線風景にあまり思い出が残らない路面電車でした。
眺めることの無かったハーフ判白黒写真を最近、少々取り込んでおります。今になって見返すと、珍しい交差点であったと思うのが、今回の写真です。名古屋市電を纏めた写真集には登場する交差点ですから、1つの撮影ポイントではあったと思います。
写真1枚目、路面電車併用軌道のレールが敷設されるのは、主要幹線道路であったと思います。写真の交差点は、やや雰囲気の異なる交差点でした。電車通りを斜めに横切る形で、後に広い道路が建設されたものと考えます。電車通りを走行して来た車は、この交差点を横切れない構造になっています。市電のみが横断可能でした。交差点の両側に電停が存在してもイイ程の横断距離があります。歩道の広さだけでも、山間部の国道以上の幅があるものと思います。交差点へ進入する80系統〔上飯田−八熊通間10.5km〕の1600形〔1601〜1676〕の1664号。白黒No.41−20(9)・昭和44〔1969〕年8月18日(13:50)撮影。
写真2枚目、交差点を横切る3系統〔名古屋駅―平田町―鶴舞公園―名古屋駅間10.9km循環系統〕の1600形1638号。名古屋駅から時計回りに走行して名古屋駅へ戻る市電です。白黒No.41−21(9AB)・昭和44〔1969〕年8月18日(13:52)撮影。
|