今年3月、廃線間近の長野電鉄屋代線の撮影にワゴン車で出向きました。従来であれば現地を2日撮影して自宅へ戻るケースが多かったのですが、今回は更に1日を追加することにしました。この1日を使って長野県から富山県へ移動。魚津駅で息子を乗せて豊橋へ戻る。
同一路線を2日間撮影すると、少々、食傷気味になります。3日目も屋代線という気持は中々起こりません。それでもタイヤチェーン調達のため半日以上を無駄にしてしまったため、撮影3日目の平成24〔2012〕年3月15日〔木〕は、まず長野電鉄屋代線全線1往復乗車。撮り損じてしまった屋代線駅を電車内から撮影します。須坂駅横有料駐車場に留め置いたワゴン車へ戻ると、これからも残る長野電鉄路線で特急電車の撮影に向いました。でも、感動はありませんでした。やって来る電車は、昔、東京で生活していた時に眺めた車両ばかりです。「長電オリジナル車が活躍していた昔が、やはり懐かしい」。長野電鉄の撮影は、午後で終了とし、予定を早めて北陸本線魚津駅を目指します。鉄道時刻表より、長野から富山までは200km程と推測。「信越本線、北陸本線沿いをトロトロ走りましょう」。
3月15日の走行距離は、須坂〜魚津駅前間196km。魚津駅前〜豊橋自宅間364km。計560km走行でした。早朝の6:48から活動開始して、自宅へ戻ったのは3月16日未明の3:16。3晩全てが車中泊。疲労も蓄積。長野→新潟→富山→岐阜→愛知の各県を巡った最終日の単独運転560km走行は、決して楽ではありませんでしたが、疲労困憊といった記憶もありません。
写真1枚目、信越本線は、国鉄時代に数回乗車しています。特急電車でも碓氷峠急勾配区間は電機に押されてのんびり走行。当時の列車旅には風情がありました。防音壁で車窓もロクに楽しめない長野新幹線の開業で、横川〜軽井沢間は廃線。信越本線は分断されてしまいました。しかも軽井沢〜篠ノ井間65.1kmは、第三セクターしなの鉄道が引継ぐ形です。現在、高崎〜高碕間の29.7kmと篠ノ井〜直江津間の84.3kmが信越本線の名称を受け継いでいます。写真は、しなの鉄道屋代駅に入線する115系6連〔先頭車両はS8編成クモハ115−1529〕の普通上田行1622M。長野駅始発の電車で長野〜篠ノ井間9.3kmは信越本線乗入れ列車となりますか。複雑な塗り分けです。長野電鉄屋代駅ホームから撮影。7DNo.84−123・平成24〔2012〕年3月15日(8:09)撮影。
写真2枚目、1枚目写真の115系S8編成+S2編成6連連結部。7DNo.84−125・平成24〔2012〕年3月15日(8:09)撮影。
写真3枚目、久々に時刻表を購入。現在の信越本線には特急など走っておりません。あって快速列車が少々。信越本線沿いで撮影出来そうな場所を見付けましたので立ち寄ることにしました。線路の様子を眺めに出た途端やって来たのが写真の電車です。こちらも115系ですか。長野発直江津行普通351M。急カーブの25‰勾配を上って信越本線牟礼駅到着間近です。133キロポストは国鉄時代のままと思います。高碕から133kmということなのでしょう。横軽間のレールが外されてしまった現在、理不尽な印象は否めません。N23編成+N6編成の6連。先頭車両はN23編成クハ115−1249。この塗色の方が窓周りがクッキリする感じです。7DNo.84−430・平成24〔2012〕年3月15日(14:49)撮影。
写真4枚目、115系N6編成3連+N23編成クハ115−1249〔先頭車〕他3連の6両編成普通直江津行351M。115系といえば、やはり湘南色のイメージが強い車両。当地で最後に眺めた115系は、飯田線で使用されていた3連車になると思います。7DNo.84−433・平成24〔2012〕年3月15日(14:49)撮影。
写真5枚目、4枚目写真の後追いカット。最後部車両は、115系N6編成クモハ115−1068。7DNo.84−434・平成24〔2012〕年3月15日(14:49)撮影。
写真6枚目、JR信越本線牟礼駅に到着する115系6連普通直江津行351M。小雪がちらついておりました。再び、国道18号線を走行することはないと思います。3月15日は、JR信越本線見納め日となるでしょう。近い将来、この牟礼駅を写真1〜2枚目塗色の電車が走行することになると思います。7DNo.84−437・平成24〔2012〕年3月15日(14:49)撮影。
鉄道ピクトリアル誌866号より:平成27〔2015〕年春、北陸新幹線長野−金沢間が開業すれば、平行在来線は第三セクター化。新潟県内は「えちごトキめき鉄道株式会社」だそうです。北陸本線直江津−市振間は「日本海ひすいライン」。信越本線直江津−妙高高原間は「妙高はねうまライン」。そして、長野県内の信越本線長野−妙高高原間は、しなの鉄道が引き受けるとありました。この記事では、信越本線の高崎〜高碕間29.7kmと篠ノ井〜長野間9.3kmが信越本線として残ることになります。現実は如何様になるのでしょうか?。
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