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先に京都市電伏見線のカラー写真を2枚掲載しましたが、カラースライドは撮影したのみ。その後、眺めることも有りませんでした。自ら撮影した写真ながら撮影場所の記憶はいたって曖昧です。当時の記録を調べる以外、術は有りません。同時撮影した白黒フィルムは、比較的取り出し易い状態のため、白黒ネガを眺めて当時を回想することにしました。「このような物が撮影してあった! 当時の国鉄奈良線SL列車も撮影した?」 最近は遠出する機会も有りませんので、昔の写真を眺めて感慨に耽っている有様です。
眺めたついでに取り込んだ白黒写真を添付してみます。この日は、京都駅へ降り立ち、京都駅前から伏見・稲荷線沿線を歩いています。京都駅前→塩小路高倉→京都駅八条口→大石橋と電停が続きます。前回、「鴨川を越え、勧進橋からは道路端の複線併用軌道でありました」と表記しましたが、塩小路高倉〜京都駅八条口間も道路端の複線併用軌道でした。塩小路高倉で分岐した稲荷・中書島行電車は、道路左端複線併用軌道の勾配を上り、跨線橋で東海道本線をオーバークロス。正面に新幹線高架橋を眺めることになります。そこで、市電は右にカーブし、新幹線と平行して坂を下る。今度は左にカーブして新幹線高架下を抜けていました。スロープ途中で国鉄車両を少々撮影しています。「別角度で、跨線橋を渡る市電を撮影しておけばよかった」、今になって後悔しています。
写真1枚目、塩小路高倉〜京都駅前間。5系統〔京都駅前〜壬生車庫前?〕、2005号急行植物園行ワンマンカー。連結運転を考慮して連結器が備えられた晩年の新造車両です。デビー当時、腰板部は水色に塗装されていましたが、この塗色を眺めることは有りませんでした。白黒No.109−12・昭和45〔1970〕年3月14日(8:08)撮影。
写真2枚目、塩小路高倉〜京都駅前間。19系統〔京都駅前〜稲荷〕、509号急行いなり行。私が撮影した車両では、救助網使用の最も古参電車でした。焼メシは90円だったのですねー。白黒No.109−16・昭和45〔1970〕年3月14日(8:14)撮影。
写真3枚目、京都駅八条口〜塩小路高倉間。19系統、706号急行いなり行。跨線橋目指してスロープを上って来ます。架線は直接吊架のシンプルカテナリー方式です。道路脇に立つ電柱、“ハエタタキ”のような形状です。白黒No.109−20・昭和45〔1970〕年3月14日(8:22)撮影。
写真4枚目、塩小路高倉〜京都駅八条口間の跨線橋。9系統〔京都駅前〜中書島〕、506号急行京都駅前行。次の電停、塩小路高倉は急行が停車する停留所なのですが、早々と方向幕は中書島を表示しています。白黒No.109−22・昭和45〔1970〕年3月14日(8:32)撮影。
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