無題
☆詩集「風の詩音」から『ぽろぽろ』を再掲
☆本日は伊達風人の詩集「風の詩音」から、私が好きな詩『ぽろぽろ』を再掲します。
『ぽろぽろ』
誰も居ない水辺が悲しいので
両手で水を掬ってみました
とても透き通った世界が
そこにはありました
とても遠いところで
ミツバチが花の蜜を
集めています
とても遠いところで
愛に包まれた赤ん坊が
生まれています
それは確かに
私のてのひらの上でした
また両手で水を掬ってみました
とても透き通った世界が
そこにはありました
とても高いところで
お月様が神さまのように
わたしを愛しています
とても高いところで
誰かの
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