ひでくんのウェブ談話室

ナチュラルな ガーデニングを目指して。。週末限定で活動再開(?)

近代建築探訪・東日本

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深谷 誠之堂 〜 その2

こんにちは。。
 
深谷 誠之堂の第2回は、建物内の様子をお届けします。
 
 
玄関ホールを入ると、こんな感じのハーフティンバーの梁が見えます。
室内まで、オシャレですね〜
ステンドグラスも、N.Y.の ティファニーの特注品なんだそうです
イメージ 4
 
 
 
ホールを振りかえってみたところ。。
とっても広い玄関ホールは、やはり来客の多さゆえでしょうか・・・。
トイレが写っているのは、ご愛嬌。。
イメージ 5
 
 
 
ホールを過ぎたら、最初に書斎が現れます。
当時は、書斎と言うより、次の間だったのかもしれませんね。 ここで執事が待機していたのかも。。
この部屋では、設計者プロフィールを 展示しています。
イメージ 6
 
 
外から見た 素敵な出窓は、中から見ると、こんな感じです
採光がよく、やわらかな光に包まれるような感じで、とっても居心地がいいですね
イメージ 7
 
 
 
では、いよいよ、ダイニングルームに 入ってみましょう
 
 
 
じゃ〜ん  こんな素敵なダイニングルームです
吊り下げ照明もおしゃれだし、かまぼこ型の天井が 白くてきれいです
奥には暖炉もあって、本当に優雅な空間です。
来客を迎えるには、最高のシチュエーションですね
イメージ 8
 
 
天井が とても素敵です。
(写真の右下をクリックすると、大きく表示されます)
イメージ 1
 
 
机やソファといった 調度品は、さすがに往時のものは現存していませんが、
雰囲気の近いものを取り寄せて、展示しているそうです。
暖炉の上には、渋沢栄一のレリーフが埋め込まれていますね
イメージ 2
 
 
窓には こういう感じの、中国のお話に基づいたステンドグラスが ついています。
ステンドグラスって、普通は 単なる模様ばかりで、こういう躍動感あるデザインは、珍しいのです。
イメージ 3
 
 
 
2回にわたって お送りした、深谷の誠之堂、いかがでしたか
それほど大きな建築ではありませんが、こういうオシャレな隠居住まいで
来客との談話のひとときを過ごすのも、とっても幸せなことですよね
 
 
この建物全体がそうですが、お客を迎えるための 心のこもった造りを感じます。
すっごく、アットホームで、入りやすくて、居心地のよい感じがして、
初めて訪れた人にも 親しみやすい、包み込むような優しさがあるように 思えます。
 
 
現代の住宅設計にも 取り入れてほしいですね。。
 

深谷 誠之堂 〜 その1

こんにちは。。
 
 
今日は久しぶりに近代建築遺産の記事をお届けします。
 
 
埼玉県の北部に位置する 深谷市。。
深谷ネギが 有名ですが、実は 日本の近代資本主義の発展に尽力した
渋沢栄一 の生まれ故郷でもあるのです
 
 
第一銀行(後に第一勧業銀行、現在は みずほ銀行に統合)や、
日本煉瓦製造株式会社など、100社を超える会社を設立し、
近代建築にも多大な功績を残しました。
 
 
日本煉瓦製造は、現在でも深谷市で操業を続けており、三河と並び、
国産レンガの主要生産地でもあるのです。
 
 
そんな 渋沢栄一氏の喜寿(77歳)をお祝いして、東京渋谷に建てられた 「誠之堂」 が、
深谷市内に移築され、保存されています
 
 
 
じゃ〜〜ん  これが誠之堂です
ご隠居の 別荘といった感じですが、これが歴史的にも 建築学的にも、とても価値の高いものなのです。
イメージ 3
 
 
 
玄関ホール付近は、急勾配屋根で出来ていて、欧風建築のように見えますね。
でも母屋の屋根や、玄関ホールの付け根の屋根は、日本のお寺建築を取り入れ、
屋根に 反りを 取り入れているんですよ
イメージ 4
 
 
 
窓も可愛らしいですね
この時代はまだガラスを平らに生成する技術がないため、近くでみると波打ったように、
厚みの不均等が見られます。 でも、それがまた、いい味を出しています
 
レンガの積み方は、フランス積み(レンガの長辺と短辺を交互に並べる手法)で、
さらにモザイク調に配色されています。
このモザイク調の配色は とても珍しいのだそうです。
イメージ 5
 
 
 
左側の側面には、「喜寿」の文字がハングルっぽくデザインされています。
この辺は、朝鮮っぽい雰囲気を醸し出しています。
イメージ 6
 
 
 
南側に回ってくると、ダイニングホールがあり、バルコニーも作られています。
こういうバルコニーは、中華っぽい雰囲気ですね。 横浜の赤煉瓦倉庫にも見られます。
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緩やかな勾配の屋根がバルコニーを覆っているため、室内からも 外がまぶしくありません。
風通しがよくて、心地よい くつろぎの場所ですね。
イメージ 1
 
 
 
玄関ホールから見て 右側の側面には、出窓付きの書斎が 設けられています。
とってもセンスのいい作りですね
イメージ 2
 
 
 
誠之堂は、渋谷に建てられ、その後 長い間、第一勧業銀行の保養所として使われたり、
インターナショナルスクールの校長の公邸として利用されたそうです。
 
 
しかし、平成の世になって、さすがに 維持が重荷となって、解体されそうになりましたが、
その建築的価値を惜しむ学者の働きかけによって、移築保全が決定され、
深谷市が移築先に名乗りを上げたことで、無事に保存されることになりました。
 
 
現在も公民館施設と併設され、一般公開されています。
(見学料として、大人 150円が必要)
 
 
次回は、建物内の様子をお届けします。
お楽しみに
 
 

旧八十五銀行 本店

こんにちは。。
 
 
今日は 久しぶりに、近代建築を記事にしたいと思います。
 
 
埼玉県の川越市にある、第八十五国立銀行(後に八十五銀行)の本店です。
イメージ 1
 
 
旧 八十五銀行は、埼玉県内で最初に設立された銀行です。 1878年の設立です。
 
この、ネオルネサンス様式の本店は、 大正7年(西暦1918年)に竣工されました。
 設計は 保岡勝也 です。
1996年には、国登録有形文化財に 指定を受けています。
 
 
現在は、埼玉りそな銀行 川越支店として、地域の統括店舗と位置付けられています。
周囲には、小江戸・川越の蔵造りの街並みが広がり、埼玉で最も栄えていた 川越の
歴史情緒あふれる街並みを堪能することができます。
 
 
 
こんにちは。。
 
 
今年は東京駅開業 百周年ですね。。
 
百周年を記念して、数年前から、東京駅の復元プロジェクトがスタートしており、
戦前の姿を取り戻した、気品あふれる東京駅が甦りました
 
 
ちょうど 仕事で、東京駅を利用する機会があったので、ちょこっとスマホで撮影してきました。
 
 
丸の内の北口から見たところです。
大手町にも近く、サラリーマンの良く出入りする改札口です。
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ちょっと下がってみたところです。
地下の換気塔が とっても邪魔です。。
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ほぼ正面から見たら、いつもの東京駅らしい感じですね。
でも、復元する前は、3階部分を戦災で焼失していたので、もっと屋根が低かったんですよ。
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広角ばかりでは単調なので、少しズームしてみました。
東京駅は「辰野式」と呼ばれる建築技法で建てられています。
辰野式は、レンガだけを積むのではなく、間にコンクリートを挟むことで、色調の単調化を防ぎ、
赤レンガとオフホワイトのコンクリートの奏でる 美しいコントラストが特徴です。
 
辰野式の原点は、ベルギーの建築様式です。
辰野金吾 氏は 明治政府の国費留学生として、欧州で建築を学び、なかでもベルギー建築に、大きな影響を受けたようです。
イメージ 5
 
 
丸の内の南口です。
北口・南口とも、屋根上のドームが復元されました。
このドーム屋根も、辰野氏が得意とした設計です。
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そのドーム内は、改札前の広場のような空間になっており、
さながら、車寄せから降りたら、まずは玄関ホール・・・といった感じです。
復元されて、往時の上品なスタイルが復活しました。
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ドーム屋根も、天井が高いので、中段に目を振ってみると、こんな感じです。
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天井部は、このように、白を基調として 端正な美しい佇まいです。
とっても品の良い感じですね。これぞ、日本の首都、東京の、玄関にふさわしい雰囲気です
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東京駅の復元が、こんなに素敵なものだとは、実際に行ってみて、初めて知りました。
写真で見るよりも、実物を目の当たりにしたら、感動は数倍でしょうね。。
 
いつか、スマホでなく、ちゃんとカメラを持って撮影に行きたいです
 
 

岡谷市役所・旧庁舎

日本の真ん中、山岳に囲まれた高原地帯の 長野県。。
 
 
その長野県のほぼ中央に位置し、古くから交通の要衝であった、岡谷市には、
近代建築も いくつも残っています。
 
 
今回は、岡谷市役所の旧庁舎を 紹介します
 
 
 
建物の右側面です。 勝手口が見えますね〜
現在の市役所は、写真の手前の道路を左に入ったところにあります。
イメージ 1
 
 
じゃ〜〜ん  正面は、本当に立派な佇まいです。
どっしりと構えた重厚さがいいですね〜
現在は、岡谷市消防本部として、立派に活躍しているんですよ
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全景が入るように、斜め手前から写してみました
スクラッチタイルを使用していて、色褪せないデザインなので、大切にしてほしいですね
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ちょっと 面白かったのが、入口わきに 建てられた、この立札。。
火災報知器の設置PRです
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☆アクセス☆
 JR中央本線 岡谷駅下車 徒歩10分 市役所を目指してください。
 
 
☆うんちく☆
 この庁舎は、昭和11年に建てられ、岡谷市の市制施行のシンボル的存在でした。
 残念ながら、設計者が誰なのか、記録がなく 不明です。
 市制施行に合わせ、市内で製糸業を営む尾澤福太郎氏により、寄贈されました。
 
 
 

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