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こんにちは。。
深谷 誠之堂の第2回は、建物内の様子をお届けします。
玄関ホールを入ると、こんな感じのハーフティンバーの梁が見えます。
室内まで、オシャレですね〜
ステンドグラスも、N.Y.の ティファニーの特注品なんだそうです
ホールを振りかえってみたところ。。
とっても広い玄関ホールは、やはり来客の多さゆえでしょうか・・・。
トイレが写っているのは、ご愛嬌。。
ホールを過ぎたら、最初に書斎が現れます。
当時は、書斎と言うより、次の間だったのかもしれませんね。 ここで執事が待機していたのかも。。
この部屋では、設計者プロフィールを 展示しています。
外から見た 素敵な出窓は、中から見ると、こんな感じです
採光がよく、やわらかな光に包まれるような感じで、とっても居心地がいいですね
では、いよいよ、ダイニングルームに 入ってみましょう
じゃ〜ん
吊り下げ照明もおしゃれだし、かまぼこ型の天井が 白くてきれいです
奥には暖炉もあって、本当に優雅な空間です。
来客を迎えるには、最高のシチュエーションですね
天井が とても素敵です。
(写真の右下をクリックすると、大きく表示されます)
机やソファといった 調度品は、さすがに往時のものは現存していませんが、
雰囲気の近いものを取り寄せて、展示しているそうです。
暖炉の上には、渋沢栄一のレリーフが埋め込まれていますね
窓には こういう感じの、中国のお話に基づいたステンドグラスが ついています。
ステンドグラスって、普通は 単なる模様ばかりで、こういう躍動感あるデザインは、珍しいのです。
2回にわたって お送りした、深谷の誠之堂、いかがでしたか
それほど大きな建築ではありませんが、こういうオシャレな隠居住まいで
来客との談話のひとときを過ごすのも、とっても幸せなことですよね
この建物全体がそうですが、お客を迎えるための 心のこもった造りを感じます。
すっごく、アットホームで、入りやすくて、居心地のよい感じがして、
初めて訪れた人にも 親しみやすい、包み込むような優しさがあるように 思えます。
現代の住宅設計にも 取り入れてほしいですね。。
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近代建築探訪・東日本
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こんにちは。。
今日は久しぶりに近代建築遺産の記事をお届けします。
埼玉県の北部に位置する 深谷市。。
深谷ネギが 有名ですが、実は 日本の近代資本主義の発展に尽力した
渋沢栄一 の生まれ故郷でもあるのです
第一銀行(後に第一勧業銀行、現在は みずほ銀行に統合)や、
日本煉瓦製造株式会社など、100社を超える会社を設立し、
近代建築にも多大な功績を残しました。
日本煉瓦製造は、現在でも深谷市で操業を続けており、三河と並び、
国産レンガの主要生産地でもあるのです。
そんな 渋沢栄一氏の喜寿(77歳)をお祝いして、東京渋谷に建てられた 「誠之堂」 が、
深谷市内に移築され、保存されています
じゃ〜〜ん
ご隠居の 別荘といった感じですが、これが歴史的にも 建築学的にも、とても価値の高いものなのです。
玄関ホール付近は、急勾配屋根で出来ていて、欧風建築のように見えますね。
でも母屋の屋根や、玄関ホールの付け根の屋根は、日本のお寺建築を取り入れ、
屋根に 反りを 取り入れているんですよ
窓も可愛らしいですね
この時代はまだガラスを平らに生成する技術がないため、近くでみると波打ったように、
厚みの不均等が見られます。 でも、それがまた、いい味を出しています
レンガの積み方は、フランス
さらにモザイク調に配色されています。
このモザイク調の配色は とても珍しい
左側の側面には、「喜寿」の文字がハングルっぽくデザインされています。
この辺は、朝鮮
南側に回ってくると、ダイニングホールがあり、バルコニーも作られています。
こういうバルコニーは、中華
緩やかな勾配の屋根がバルコニーを覆っているため、室内からも 外がまぶしくありません。
風通しがよくて、心地よい くつろぎの場所ですね。
玄関ホールから見て 右側の側面には、出窓付きの書斎
とってもセンスのいい作りですね
誠之堂は、渋谷に建てられ、その後 長い間、第一勧業銀行の保養所として使われたり、
インターナショナルスクールの校長の公邸として利用されたそうです。
しかし、平成の世になって、さすがに 維持が重荷となって、解体されそうになりましたが、
その建築的価値を惜しむ学者の働きかけによって、移築保全が決定され、
深谷市が移築先に名乗りを上げたことで、無事に保存されることになりました。
現在も公民館施設と併設され、一般公開されています。
(見学料として、大人 150円が必要)
次回は、建物内の様子をお届けします。
お楽しみに
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こんにちは。。
今日は 久しぶりに、近代建築を記事にしたいと思います。
埼玉県の川越市にある、第八十五国立銀行(後に八十五銀行)の本店です。
旧 八十五銀行は、埼玉県内で最初に設立された銀行です。 1878年の設立です。
この、ネオルネサンス様式の本店は、 大正7年(西暦1918年)に竣工されました。
設計は 保岡勝也 です。
1996年には、国登録有形文化財に 指定を受けています。
現在は、埼玉りそな銀行 川越支店として、地域の統括店舗と位置付けられています。
周囲には、小江戸・川越の蔵造りの街並みが広がり、埼玉で最も栄えていた 川越の
歴史情緒あふれる街並みを堪能することができます。
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こんにちは。。
今年は東京駅開業 百周年ですね。。
百周年を記念して、数年前から、東京駅の復元プロジェクト
戦前の姿を取り戻した、気品あふれる東京駅
ちょうど 仕事で、東京駅を利用する機会があったので、ちょこっとスマホで撮影してきました。
丸の内の北口から見たところです。
大手町にも近く、サラリーマンの良く出入りする改札口です。
ちょっと下がってみたところです。
地下の換気塔が とっても邪魔です。。
ほぼ正面から見たら、いつもの東京駅らしい感じですね。
でも、復元する前は、3階部分を戦災で焼失していたので、もっと屋根が低かったんですよ。
広角ばかりでは単調なので、少しズームしてみました。
東京駅は「辰野式」と呼ばれる建築技法で建てられています。
辰野式は、レンガだけを積むのではなく、間にコンクリートを挟むことで、色調の単調化を防ぎ、
赤レンガとオフホワイトのコンクリートの奏でる 美しいコントラストが特徴です。
辰野式の原点は、ベルギーの建築様式です。
辰野金吾 氏は 明治政府の国費留学生として、欧州で建築を学び、なかでもベルギー建築に、大きな影響を受けたようです。
丸の内の南口です。
北口・南口とも、屋根上のドームが復元されました。
このドーム屋根も、辰野氏が得意とした設計です。
そのドーム内は、改札前の広場のような空間になっており、
さながら、車寄せから降りたら、まずは玄関ホール・・・といった感じです。
復元されて、往時の上品なスタイルが復活しました。
ドーム屋根も、天井が高いので、中段に目を振ってみると、こんな感じです。
天井部は、このように、白を基調として 端正な美しい佇まいです。
とっても品の良い感じですね。これぞ、日本の首都、東京の、玄関にふさわしい雰囲気です
東京駅の復元が、こんなに素敵なものだとは、実際に行ってみて、初めて知りました。
写真で見るよりも、実物を目の当たりにしたら、感動は数倍でしょうね。。
いつか、スマホでなく、ちゃんとカメラを持って撮影に行きたいです
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日本の真ん中、山岳に囲まれた高原地帯の 長野県。。
その長野県のほぼ中央に位置し、古くから交通の要衝であった、岡谷市には、
近代建築も いくつも残っています。
今回は、岡谷市役所の旧庁舎を 紹介します
建物の右側面です。 勝手口が見えますね〜
現在の市役所は、写真の手前の道路を左に入ったところにあります。
じゃ〜〜ん
どっしりと構えた重厚さがいいですね〜
現在は、岡谷市消防本部として、立派に活躍しているんですよ
全景が入るように、斜め手前から写してみました
スクラッチタイルを使用していて、色褪せないデザインなので、大切にしてほしいですね
ちょっと 面白かったのが、入口わきに 建てられた、この立札。。
火災報知器の設置PRです
☆アクセス☆
JR中央本線 岡谷駅下車 徒歩10分 市役所を目指してください。
☆うんちく☆
この庁舎は、昭和11年に建てられ、岡谷市の市制施行のシンボル的存在でした。
残念ながら、設計者が誰なのか、記録がなく 不明です。
市制施行に合わせ、市内で製糸業を営む尾澤福太郎氏により、寄贈されました。
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