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門司港レトロ地区には、たくさんのレトロ建築がありますが、
その中でも、特筆すべき建築のひとつが、この旧門司三井倶楽部です。
(現在は北九州市の所有のため、旧 が付記されます)
門司港駅にほど近い、レトロ地区の入り口のような存在で、
外観は、ハーフティンバーの美しい建築です
2階建てですが、普通の家なら3階建てくらいの高さです
三井倶楽部らしい、開放感と重厚さを合わせ持った、立派な玄関です
上までの高さが、普通の家よりずいぶん高いです。
エントランスホールは、とても広々としています
待合室のような 談話サロンのような、落ち着いた雰囲気の空間です。
1階では、小規模の結婚披露宴もできるし、展示会などにも利用されています。
1階は無料で入館できますが、2階に上がるには、レトロ観光券1枚(または100円)が必要です。
2階は大切に保存された空間のため、靴
いったい、2階には何があるのでしょう・・・
2階の最初の空間です。 いきなり気品あふれる空間ですね
1階がフレンドリーな雰囲気だったのに比べて、ずいぶんとVIPルームな感じです。
とある時の利用状態を、そのまま残して、見学可能になっています。
その、とある時とは、いったい・・・・
何と
現在、門司三井倶楽部の2階は、アインシュタイン・メモリアルルームとなっています。
こちらのベッドでお休みになったのです。
とても気持ちよさそうです
こちらはお風呂です。
洋風の、シンプルでも美しい 快適な空間です。 天井が高くて 圧迫感がありません。
こちらの応接室も、とても優雅で広々としていますね。
2階の一角には、林芙美子という門司出身の女性作家の執筆活動を展示した資料室もあります。
当時は、畳の上で火鉢で暖を取り、簡素な机に向かっていたのですね
林芙美子の資料室です。
女性文学家としての地位を確立したのち、あの大作「放浪記」を書き上げたのです。
三井倶楽部とは、当時の社交場であると同時に、外国要人を迎えるための、三井の迎賓館でした。
三井倶楽部が存在したということは、それだけ 門司が、政治・経済的に重要な街だった証拠ですね
☆うんちく☆
門司三井倶楽部の設計者は、松田昌平 氏です。1921年(大正10年)に建築されました。
アインシュタイン博士が宿泊したのは、翌年の1922年のことです。
1949年(昭和24年)から、国鉄の所有となりますが、
後に 国鉄清算事業団から北九州市に無償譲渡されました。
1990年(平成2年)、重要文化財に指定。
2007年(平成19年)、近代化産業遺産に認定。
☆アクセス☆
JR鹿児島線「門司港」駅下車、徒歩20秒 (駅前広場の真正面)
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近代建築探訪・西日本
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門司港レトロを代表するレンガ建築として、大阪商船と並び称される、旧・門司税関庁舎。。
内港に面する場所に建ち、威風堂々たる立派な佇まいです。
受付(写真の左の壁面の向こう側)を通ると、内部は天井の梁まで見える、広い空間となっています。
ギャラリーホールとして、展示イベントにも利用できます。
税関の両端部分は、このように階段が設置され、部分的に2階に上がれます。
この辺は、オリジナルの煉瓦壁がそのまま残されていて、往時を偲ばせます
2階の端の部分は、当時のつくりを残して、ミニギャラリー空間となっています。
この税関の生い立ちを紹介するパネルコーナーの小部屋もあります。
古いレンガですが、とても味わいがあると思います。
なんとなく 人のぬくもりがあって、親しみやすい感じです。
パネルコーナーより。この税関庁舎の設計者を紹介します。
窓なども、シンプルなようで 品の良いデザインをしています。
基本的に2階建てですが、一部、3階みたいな小屋裏空間があって、窓辺の眺めがきれいです。
内港を目前にして、関門海峡と その向こうに見えるのは下関・唐戸港です。 どことなく、横浜の赤レンガ倉庫をはじめ、みなとみらい地区の近代建築遺産と似ていると思ったら、
この税関庁舎を設計した 妻木 頼黄氏が、赤レンガ倉庫の設計も担当していました。
門司港レトロ地区は、見学上必要な安全性を確保するため、部分的に改修していますが、
外壁部分など多くが当時のままで残されています。
ほとんどの建物が、間近で じっくり見学できるのも、うれしいですね。。
☆アクセス☆
JR「門司港」駅より、徒歩5分ほど。海峡プラザの対岸。
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門司港レトロ地区にある、国際友好記念図書館。。
レトロ建築の中でも、とくに綺麗なデザインで、ぼくのお気に入りです。
内部を見学してみます。 まずは重厚なとびらの玄関を開けると・・・
綺麗な玄関ホールと階段が出迎えてくれます。
玄関を入ってすぐに左側は、喫茶コーナーになっています。
レトロの雰囲気を大切にした、いい感じの調度品ですね。
階段をあがれば、内部は専門書がずらりと並ぶ、図書室になっています。
2階と3階が図書室です。
海外の文学作品も多く、まじめな図書館です
小さな一室には、お子様向けの絵本を集めた部屋もあります。 窓辺の雰囲気が良いです〜。
(この窓、一枚目の写真でいうと、どこだかわかりますか
タワーの展望室から、ぎりぎりの角度で見下ろすと、この建物の屋根が見えました
何とも、複雑なデザインですね〜。 職人さんも造形加工をイメージするのが大変だったでしょうね(笑)
中国の大連市との姉妹都市提携を記念して、旧ロシア帝国の建築遺産だった、東清鉄道汽船のオフィスを譲り受けたものです。 <アクセス>
JR九州 「門司港」駅より、徒歩7分ほど。 税関の裏手にあります。
門司港レトロの建築でも、見た目の華やかさ・おしゃれ度は、一番ではないかと思います。
建物内部も 元の建築のままなので、部屋のつくりなどは、注文住宅を建てる方にも参考になるかも。。
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久々の門司港レトロ記事です。
門司港駅とは別に、門司駅(旧・大里駅)の北口にも、古きレンガ建築が残っています
その名も、門司赤煉瓦プレイス。 。 かつてのサッポロビール醸造所
その姿たるや、レンガのお城といった風情です
東京の恵比寿ガーデンプレイスなんかより、よっぽど瀟洒で、壮大な雰囲気でいっぱいです
さっそく、その外観を見てみましょう
じゃ〜〜ん
どうですか。 まさに、壮観って言葉がぴったりですね
駅から向かって、左前方からのアングルです。。
向かって左の側面です。
手前に、マンションのモデルルームが作られましたが、シックなレンガ調でいいですね
後方に回ってきました。 だいぶ年季を感じる外壁がいいですね〜
この街灯、センスがいいですね〜。
古風な雰囲気とハイカラ感を両立したデザインです。
一角には、ギャラリーやカフェが設けられています。
こんなところで、ぼくも写真展を開いてみたいです〜
ギャラリーハウスの前は、ちょっとしたローズガーデン
さすがに、冬では咲いていませんね。。
お隣に並んで、旧・門司麦酒煉瓦館があります。
こちらは、すこし教会建築っぽいですね
門司麦酒煉瓦館の裏手です。 建物が隣接していた跡が残っています
さらに裏手にも、昔の煉瓦造りの倉庫群が
こういう雰囲気、大好きです〜
ここだけでも、楽しい お散歩ができますね〜
☆アクセス☆
JR鹿児島線「門司」駅 下車、北口より徒歩3分
☆うんちく☆
門司駅は、現在の北九州市門司区の中心地として、南口を中心に市街地として発展しています。
しかし、北口は数百メートルで海につきあたってしまうため、市街地にはならずに、現在に至ったようです。
近年、この地区でもレンガ建築遺産として、価値が見直されつつあるようで、保存活動が盛んです。
この素晴らしいレンガ建築遺産を、これからも大事にして、街のシンボルとなってほしいです。
これから、この周辺が門司港レトロ地区のように活性化したら、楽しいでしょうね〜
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門司で見かける、一般のレンガ建築編、第2回です。
前回のニッカウヰスキー門司工場も、綺麗な倉庫でしたが・・・
今回の紹介物件は、もっとすごいですよ
関門製糖(株)です。
国道199号の歩道から見ると、ちょうど工場の裏側にあたります。
レンガを緻密に積み上げた 綺麗な倉庫ですね
こちらのレンガ建物は上の写真とは別物です。
窓が入っているので、倉庫ではなさそうですね
国道を挟んでさらに裏側にも、倉庫があります
こちらはトラック
製造工程の工場も、建物はレンガで作られています
レンガ建築って 洋館か倉庫くらいしか 見たことなかったですが・・・
当たり前ですが、生産ラインは、金属製の設備が組み込まれています。
レンガ建築の工場から、ベルトコンベアーが 国道を渡って、倉庫までつながっています
間近で見ると、かなり大きな工場ですね
そこかしこに レンガ建築が・・・
この工場は本当にレンガ建築が多いですね
再び国道を渡って、裏の敷地の倉庫群です。
トラック出入口のほうの倉庫は屋根が丸かったですが、こちらは伝統的な三角屋根ですね
「魚釣禁止」って、仕事中に釣りなんかしませんよ〜
倉庫の横には運河が流れています。
運河をはさんでパシャッ
画面左の 海峡寄りに、小さな守衛所らしきものが見えます。
きっと 昔は、船でも出荷していたのでしょうね
ぐぐっと回って、工場の表側に来ました。
こちらは線路
おそらく、事務所棟だと思いますが、レンガで4階建てって、とても高いですよね
☆アクセス☆
JR鹿児島線「小森江」駅 下車 徒歩3分くらい
わりと広い敷地なのに、工場設備が ぎゅぎゅっと凝縮されています。
こんなにたくさんのレンガ建築が、現役の工場だなんて、ビックリでした
門司は、小樽のようにレンガをアピールしても良いのでは ないかな〜
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