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信楽

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                    信楽 壺



信楽の素地の特徴として、胎土に他の古窯と違い鉄分が少ないので、肌がほんのり赤く焼き締り
長石の「はぜり」も見所の一つだと思います。
又、当時の茶人達にも大きな影響を与え、雑具として生まれた桶型の物を「鬼桶」「一重口」と
称して珍重し、又、種壺の一部を人が伏せて身体を丸めた、そのズングリした姿に見立て「蹲」
“うずくまる”と称し、花生、掛花生に見立てました。まさに茶の湯は見立ての世界です。
そして桃山以降、茶道具として信楽も作陶する様になり、その様な茶の湯の関係から京の陶工達
が、信楽の土を京に取り寄せ、あの江戸の名工 野々村仁清が作陶したので有りました。
(仁清信楽、空中信楽)しかし信楽焼は江戸時代に入ると釉薬を施した物等々他窯と同様に、
雑窯になって行った様な感が有ります。(勿論民芸窯として素晴しい物も有ります)

やはり信楽は茶陶として声価の高い物とは別に、室町以前の壺が一番魅力を感じます。その赤み
を持った肌に石はぜを、一面に散らし、下駄をはいて(下駄底)緑の自然釉が垂流れる。
古くより信楽ファンが多いのも、うなずけます。

写真の信楽壺は、その形状、様式等々を見る限り桃山時代ぐらいの物かと推測します。(キズが
無いのが、せめてもの救いです)

信楽は、野花や野草を無造作に放り込んでも“うつり”を良くしてくれます。何と便利な壺なの
でしょう。 オッと信楽の狸にも逢いたくなりました。


               では・・・

閉じる コメント(6)

こんにちは。
口の立ち上がりが力強いですね。
ゴマも見てとれて景色になっていますよね。

似たような信楽の壺を持っていますので、トラバ貼らせて頂きました。

2008/6/21(土) 午後 4:38 宮松里(みやまつり)

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みやまつりさん、有難うございます。トラックバックと云うのは
よく分かりませんが拝見させて頂きます。

2008/6/21(土) 午後 4:46 [ hidemonzi ]

ほんと、花生けとしても素敵です!
古流、松藤会さんの生けるお花にぴったり合いそうです〜。
それにしても。。。改めて収集範囲が広いのに、驚きです。良い物ばかりですね。

2008/6/24(火) 午前 2:41 ちくわ

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花っぺさん、有難う御座います。恐縮至極です。

2008/6/24(火) 午後 4:43 [ hidemonzi ]

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硬くしまった良いものです。種つぼでしょうか、高さを表記していただければ鑑賞も深まるのですが。推測で20cmくらいでしょうか。

2009/5/7(木) 午後 5:20 [ リリーちゃん ]

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スミマセン気が利かなくて高さは約30cm有ります。
リリーちゃんさんコメント有難う御座います。

2009/5/7(木) 午後 8:03 [ hidemonzi ]

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