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小さい頃憧れた仕事
・クルマのエンジニア
・クルマ評論家
・クルマのセールスマン
というくらい、クルマが好きです。
年齢の割には色々なクルマをのってきたと思います。
でも、どうせインプレッションを書くのなら古いマイカーのことをノスタルジーいっぱいで書くよりも、最近のクルマのことを書きましょ、ということで、第1回目は先頃実家の父親が入れ替えたスズキのSX4.

<デザイン>
イタルデザインが参画し、ヨーロッパではフィアットにも供給するだけあって、スズキのエンブレムがなければ欧州車と勘違いされるかも。オーバーフェンダーとルーフレールが標準装備のグレードもありますけど、このモデルは2.0Sといって「走り屋」向けなのでおとなしめのエアロパーツと17インチのホイールがアクセントとなっています。全幅は1.7m超なので3ナンバーになりますが、その分デザインにも自由度が生まれ、「洒落た」デザインだと思います。

<室内>
まずはメーターが200km/hまであるのにびっくり。いつの間に日本の法律が変わったの?残念なのはシート表皮の質感がちょっと低いこと。もうちょっと大人っぽいモノでもいいのでは?特に2.0Sに限っては。広さは国産コンパクトカーのなかでは優秀な方でしょうか。やはり横幅に余裕があるのでホンダのフィット等と比べてゆったり乗れます。後席も大人3人で苦情の出ないレベル。センターアームレストは、本当のおまけ程度。カーゴルームも3ナンバーの恩恵があって横幅があるので少人数でのゴルフでも全く余裕でしょう。

<ドライビングインプレッション>
さすがにスズキお得意の小型DOHCは吹け上がりがスムーズ。しかも2.0lなのでボディに対して十分余裕のあるパワー&トルクです。参考までに燃費計を瞬間燃費表示にして乗っていたのですが、どんなに回しても燃費が悪化しないのは秀悦。低速でのトルクがちょっと不足している感は否めません。オートマが5速以上だったらもっと低速でも力強い走りが楽しめるんでしょうね。足回りはSグレードなのでちょっと固めですが、同乗者には苦情の出ないレベル。逆に(電動の割に)クイックなステアリングと相まって軽快な走りです。ただ、短時間の街乗り主体の試乗だったので、高速だと短いホイールベースとの相性がどうなるのかちょっと興味のあるところです。高速でこの乗り心地とハンドリングが両立できれば、スズキのコンパクトカーを作る力は欧州に追いついたことになるでしょう。また、冬道でスタッドレスを履いてアイスバーンでどのような挙動を示すのかも試してみたいです。

<結論>
残念なことにあまり国内ではセールスが芳しくないそうですが、クルマの、特にコンパクトカーの本質を捉えた直球勝負のクルマだと思います。どちらかというと若い人向けのクルマに思えますが、うちの父親のように酸いも甘いも経験した人が選ぶクルマ、例えばフォルクスワーゲン・ポロやプジョーと十分対等に勝負できると思います。価格もお手頃で、もし僕がもう少し若くて、東京に一人で住んでいたら触手が動いていたでしょう。マニュアルミッションがあればもう言うことなしなんですけどね。スズキさん、考えて頂けないでしょうか?WRCにも出ていることだし、ランエボやインプレッサに飽きた顧客も取り込めると思いますよ。それだけのポテンシャルを秘めているんですから。


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