◆デカダンスの彼方へ.....◆

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今回は堂本正樹氏の回想及び『血と薔薇』1〜4号の「背表紙」画像を取り上げてみました。

『澁澤龍彦スペシャル 1 シブサワ・クロニクル』(幻想文学出版局)の「『血と薔薇』の時代」から、『血と薔薇』設立当時における澁澤氏に関する堂本正樹氏の回想部分を抜粋してご紹介しておきます。

"三島由紀夫氏とも前々からの付き合いだったが、その三島氏がお正月、川端康成・林房雄両氏の宅にお年始に行った帰りに、澁澤氏の二階を訪れる。
そこで鎌倉まで乗って来たハイヤーを返す三島氏。気楽に腰を据える姿勢がここにも現れている。三島・澁澤両氏を中心に集った悪童達の大騒ぎは、当時の我らの楽しい、特権的な年頭の行事と成っていたのだ。
・・・・・この沸騰の中から、一冊の雑誌が必然的に生まれでる。
昭和四十三年十一月である。
(途中省略)『男色演劇史』を連載させて貰った私は、残念ながらこの時モデルのお声が掛からず、口惜しい思いをした。(注 1)それで後に、この雑誌の出版元「天声出版」の発展した会社「薔薇十字社」から一冊にして貰った時、白いトレンチコートを着て、レールの上でピストルに撃たれて死ぬ刑事ドラマ張りの場面を「若者ポートレート」として撮り、せめてもの心やりとしたのである。"
(堂本正樹)

(注 1)『血と薔薇 1』の巻頭を飾った「特集1 男の死 LES MORTS MASCULINES」(P1〜)のグラビアのこと

それから、堂本正樹氏は三島由紀夫氏の映画『憂国』、舞台(『熊野・葵上』、『三原色』)の演出家としても知られております。

最後に『憂国』のプレス・シートから主なスタッフetc.を抜粋しておきます。

『憂国』

配給=ATG1966年4月12日 
東宝=ATG共同配給 1966年6月15日
製作 1965年
28分 白黒
製作:三島由紀夫
製作並びにプロダクション・マネージャー:藤井浩明
監督:三島由紀夫
演出:堂本正樹
脚色:三島由紀夫
原作:三島由紀夫
撮影:渡辺公夫
美術:三島由紀夫
メーキャップ・アーティスト:工藤貞夫 
配役 武山信二中尉:三島由紀夫
   その妻 麗子:鶴岡淑子

画像は、『男色演劇史』堂本正樹(薔薇十字社)(初版本:昭和45年4月1日)です。


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