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だんじりマニアを目指す「マニア予備校生」のためのだんじり一般教養学習コーナー2時間目の授業です。前回に引き続き、だんじりの部位の名前を学習していきましょう! さて今回は、懸魚(げんぎょ)です。げぎょとかけんぎょとも言います。まずはその場所から・・・ ↑屋根のすぐ下、矢印で示した赤く囲まれている部分です。これは主屋根の前後、小屋根の後正面の3箇所についています。 ↑懸魚には雲や波などの彫物が彫られることが多く、主屋根正面の懸魚の定番は夫婦岩や御来光などで、わが東八田の主屋根正面懸魚もその定番夫婦岩が刻まれています。最近は、この定番彫物のほかにも色々な題材のものが彫られ、懸魚の彫物題材もバラエティーに富んできました。 ↑我が東八田の小屋根後正面の懸魚です。浦島太郎が彫られています。これまた小屋根懸魚の定番です。 ↑懸魚にはだいたい千鳥(ちどり)という鳥の彫物がつきもの。この鳥の彫物は懸魚にバネで取り付けられていて手で触るとビヨンビヨンとゆれるようになっています。だから、だんじりが動いているときはその振動でビヨンビヨンしています。「ほんまに鳥が飛んでるみたい」な演出ですね。 この千鳥が事故などで破損し懸魚からとれている状態を「千鳥が逃げた」と言います(ウソです) ↑懸魚の横幅は(前回学習した)鬼板の横幅と同じ・・・というのが常識! はい!ここでチャイムが鳴りました!今日のところはこれくらいにしときます☆
マニアのみなさん、補足説明やこの部位に関するウンチク話があればよろしくお願いします! |
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ここは姿見を決めるとても重要な部分ですよね。
最後に触れられてる幅の件しかり、その高さ、傾き(サカセ)、図柄等でだんじりの印象が大きく変わるので、大工、彫物仕事時の意向説明は特に綿密に行う必要があります。
ここを広く、深く、豪快に入れ込めれば少々小ぶりなだんじりも迫力が出てきますから。。
ウチの新しいだんじりにも、どういこうか難しいところなんやなぁ。。
2007/8/16(木) 午前 2:47
おお!臨時講師のひろたみさま!補足授業ありがとうございます!
南之町の新調だんじり、豪快な懸魚!期待してまっせ〜!
2007/8/16(木) 午後 9:17
ご存知かとは思いますが、元々「懸魚」とは、中国から寺社建築といっしょに入ってきた物で、災難除け(火災除け)の意味があります。元の形は、先代紙屋町の懸魚が、本来の形の近いもので波の形をしています。火事という事で「火」火には、波いわゆる「水」という事だそうです。あと、本来寺社建築の懸魚には、昔「魚」をぶら下げていたので、字の中に魚の文字があると云われています。古いお寺へ行くと魚の人形が、たまに、ぶら下がっています。しかし、地車は、見せる物に変わってきたので、大工さんや彫師さんの創意工夫で現在のような立派な彫物が入るようになってきました。しかし、「波に浜千鳥」でも「水」のキーワードだけは、ちゃんと残ってますよね〜
2007/8/16(木) 午後 9:49
ひろたみくん、国松君さん、偉大なお二方の説得力のある説明、楽しませていただきました。
さて。。
「懸魚」とは、(寺社物仏閣などでは)風雨をしのぐ役目とも聞いたことがあります。単純に、お社の内部に雨が入り込まないようにということもあるらしいです。。。
昔の古い写真などをよく見ると、「大きな一匹の鳥」とか、比較的荒い彫刻の「雲海」とかが多く見られますね。。
あの定番・「波に濱千鳥」は、昭和50年台頃からの定番のようですが、もう貝塚市東町新調時の写真には、見受けられますね。。
主屋根後面の懸魚は、大半が一枚板のものが多いですが、もともとの懸魚元来の印象を強調して、「一枚板懸魚」、どこかやってくれないものですかね〜。。(笑)
付け木なし、波だけの一枚板。
格好いいですよね。きっと。
八田南之町に期待〜っ!!(笑)。。。
2007/8/16(木) 午後 11:11
★補足★
去年の岸和田旧市の祭礼。
曳き出し(小門)で主屋根を破損した藤井町、応急修理を済ませて再び現れた姿には感動しました。主屋根後面の「一枚板」で走ってくれましたよね。。
妙にシブかったなぁ〜〜〜(笑)。
2007/8/16(木) 午後 11:15
国松先生ご講義ありがとうございます!
マニアのみなさんのこういうコメントを待っていたんですよ〜!
なるほど!火に対しての水ということで波が多く刻まれているのですか〜!又ひとつマニアの道を進むことができました。
2007/8/16(木) 午後 11:18
板原教授ありがとうございます!
一枚板懸魚を期待!とは参りました!豪華に繊細にと競っている昨今、確かに一枚板はシブイかも・・・藤井町の主屋根ひっくり返し技!天野さんの大技でしたね。あの美しい懸魚の紙屋町を作った大工さんだけにね・・・(笑)
2007/8/16(木) 午後 11:29
板原教授、只今昨年の藤井町の写真確認致しました!なんて表現したらよいか分りませんが、「これぞ!」というか、教授の言う「妙にシブかったなぁ〜〜〜」分りますよ!教授に、1票!(笑)
2007/8/18(土) 午後 9:46
おおきに〜(笑)。
国松君さん!!
2007/8/18(土) 午後 10:05
上だんじりになるとけっこうバリエーションがあります
朱雀、鳳凰、鷲、猿、珠とり海女、八岐大蛇退治、奇稲田姫、梅福仙人、牛若丸鞍馬山にて修行する、五条大橋、九尾の狐退治、鷲の中でも猿を掴む鷲、兎を掴む鷲、人を掴む鷲、松に鷲、まだまだ沢山あります。
2007/8/19(日) 午前 0:15
だんじり馬鹿先生ありがとうございます!
みなさんのコメントによりこのコーナーが盛り上がっております!
2007/8/20(月) 午後 6:42
先生が多いので、ほんまにええ勉強になりまする!人を掴む鷲って・・・
2007/8/20(月) 午後 8:42