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ブログ復活後第1発目は、我が東八田と同じ氏神・同じ連合の楢葉のだんじりの帰町搬入のレポートでいってみたいと思います☆ このたび植山工務店にてウン千万の大修理を終え、晴れて先日の5月18日にだんじりが楢葉の町内に帰ってきました。町外トップシークレットのこの情報を当ブログでもお世話になっている花鳥風月さんから特別に教えていただき、早朝から張り切って行って参りました! ↑町内のみなさんが多数待ちかねる中、だんじりファンにはおなじみの例の緑のトラックで泉北1号線から立派に美しく生まれ変わった楢葉のだんじりが運ばれてきました。 ↑朝日を浴びながら小屋まで曳行していきます。この日は搬入のみで、早朝ということもあり鳴り物はナシでしたが、みなさん喜びに満ちた表情で生まれ変わっただんじりの具合を確かめていました。私も後ろをついていきます・・・(すぐ前に佐野さん七野さんが歩いてはりました。。。) そして小屋に到着し、町のみなさんが色々と作業される中、ちょこっとだんじり見学させてもらいましたので簡単ですが見ていきましょう・・・ ↑まずは姿見。見違えるほど立派に生まれ変わりました。屋根・台木の新調交換でひと回り大きくどっしりしました。 ↑新しくなった屋根。植山さん独特の雰囲気ある切妻。いいですねー。 あと、後屋根の反りの大きさにはびっくりでした・・・ ↑今回の大修理で新たに彫り直された懸魚。細かさ、分厚さともに十分の素晴らしい出来映えです。図柄は「波に千鳥と八阪神社鳥居」。昔楢葉にあった八阪神社(現在は氏神の野々宮神社に合祀されてます)の鳥居を正面懸魚に再現。町のこだわりの作品ですね。筒井さんの仕事です。 ↑これまた今回新調された台木です。いい色したほんまにごっつい台木です。このおかげでどっしりした男性的な印象になりました。転倒防止という安全面においても重要な役目を果たすでしょう・・・(楢葉はやりまわし速いからなあー!) ↑枡合からピックアップ。古きよき時代の雰囲気がよく出ています。平側の枡合両サイドの直線的な組物が印象的です。 ↑正面土呂幕「川中島にて龍虎相討つ」。臨場感満点!一元正さんのいい細工ですね。 ↑左平土呂幕「軍師山本勘助、八幡原にて奮戦す」。表情、甲冑の細かさ、ええなあ・・・ ↑右平土呂幕。こちらもいい彫りなんですが図柄がイマイチ不明です・・・川中島つながりでいくと・・・「典厩信繁川中島、最期の血戦」って感じでどうでしょうか? ↑木鼻もいいですねー! ↑今月号の「泉州物語」の人気彫物図柄のコーナーでも紹介されていました、連子の「桃太郎鬼退治」です。誰もが知ってる昔ばなしが逆に斬新ですね。 ↑どどーんと見送りいってみよー!「大坂夏の陣」。 ↑補強のための工夫でしょうか?大脇の内側に柱、見送り中央付近には上から下まで通った松の木が細工されています。歴史を感じさせる仕事ですね・・・ ↑水板や隅木受けも新しくなっていたようです。 ↑勾欄合も新たに彫りなおしたのだとか・・・細かい花鳥モノが入っていました。 ↑このだんじりは昭和3年の新調。随所に古風な細工がなされています。 さていよいよ次の日曜は入魂式! 小屋を7時に出発し野々宮神社で8時〜9時、11時半までお披露目曳行されるとのことです。 楢葉の皆さん!安全にそして勇壮に!この新しいだんじりに魂を吹き込んでください! 最後になりましたが、お忙しいところ快くだんじり見学をさせていただいた楢葉町会のみなさん、またお相手していただきました花鳥風月さんありがとうございました!
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他町祭礼&訪問レポ(堺市)
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5月4日、堺市北王子の地車入魂式が執り行われた日、その北王子のお祝いにと同じ連合の「大鳥」のだんじりが小屋から出されていました。ちょうど北王子のだんじり待ちをしていた私はここぞとばかりに大鳥のだんじりを見学させてもらうことに・・・ 我が町からもほど近いこちらの町ですが、今までじっくりと拝見したことがなかったのでこれはチャンスとばかりにだんじりにへん張り付いてきました。 今回はそのレポートをしたいと思います☆ ↑まずは姿見。私が昔に見た時にはこのだんじりに上だんじりのような担い棒がつけられていましたが、平成の修理でそれは取り外されていました。昭和初期の新調で大宗(植山宗一郎)と一元正のコンビで作事されただんじりです。 ↑主屋根。傾斜のしっかりした唐破風。切妻屋根に「波に千鳥」の懸魚。それをひきたてる三七のすっきりした組物。古きよき植山の自慢の屋根仕事ですね。 ↑枡合から一部をピックアップ。 どれもおなじみの題材です。やっぱり枡合の題材は王道のものがしっくりハマリますよね。 ↑正面土呂幕。「薄田隼人徳川本陣討入り」やっぱり出ました!金棒モノ!この時代のだんじりにはほぼ鉄板ですね。 ↑右土呂幕。「朝比奈三郎と足利義氏との血戦」いいですね〜。最近のリアル主義彫刻には出せないこの味・・・ ↑左土呂幕。「手塚光盛、斉藤実盛を討つ」前板の空白を生かした奥行きを感じさせる構図が職人技! ↑連子、後連子、虹梁もいい雰囲気が出てます・・・ ↑松良は大江山&安宅の関の超王道題材。ボリューム満点のいい松良でした。 ↑どどーんと見送りです。題材は「源平一ノ谷」臨場感あふれる戦場風景が表現されています。最高っ! ↑その他の彫物・・・ 左:竹ノ節は獅子。兜桁には「大鳥」ではなく「鳳」の文字が刻まれていますね。 右上:摺出シ鼻も古風でいい感じ・・・ 右下:正面の連子のところに破損部分が・・・まさか鳳地区名物のツメアイで!? ↑最後に驚きの黒壇の四本柱!これは初めて見ました・・・ 大鳥のみなさん入魂式の忙しい時にだんじり見学させていただき、ありがとうございました!それにしてもだんじり見学はやっぱり網なしに限りますね〜☆
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いやー今日は暑かったですねー!海開きをしたところもあるらしいです。5月とはいえもう夏の訪れを感じさせたこの日、堺市西区鳳連合の北王子のだんじり修理に伴う入魂式が執り行われました。 もちろん今日も行ってまいりましたのでレポートします!植山&岸田の名コンビが送り出した素晴らしいだんじりの魅力に少しですが迫ってみたいと思います! ↑いつもお世話になっている空手バカこと鶏鳴の兄貴から8時半出発!との情報を得た私は宮さんに先回り。しばらくすると・・・いい感じの太鼓の音が聞こえてきました!北王子のだんじりが大鳥大社の鳥居前に現れました〜。 ↑GW真っ只中ということもあり、ものすごい見物人の数っ!姿見を撮影しようとしましたがこれが限界でした・・・とにかく近くで見ると「でかいっ!」という印象を受けた迫力満点のだんじりでした。 ↑境内の石畳の上をゴトゴトいいながら大鳥大社境内にある北王子の氏神「大鳥美波比神社」にだんじりが据えられ、神事が執り行われます。 ↑主屋根廻りから見ていきましょう。植山さん独特の破風型の入母屋屋根。最近年代モノのだんじりを多く見ていたせいか特に豪華な印象を受けました。三七などのシンプルで古風なのもいいですが、やっぱり四八の迫力の組物もええですね・・・ ↑それでは細部を見ていきましょう。 まずは正面枡合「天の岩戸」です。王道中の王道の題材ですね。枡合の彫刻もさることながら横槌の花鳥モノの彫物もいいですねー。 ↑その他の枡合のピックアップです。どれもこれも繊細でこれぞ岸田の枡合!という雰囲気満点です。 ↑平の枡合の上には扇状の組物細工が施されています。これも今はポピュラーな細工ですが、さすが植山の技が光ります。 次に腰廻り。正面土呂幕、源平合戦「粟津の戦いにて、巴御前鬼神のごとき勇姿」の場面。岸田さんの十八番ですね。 ↑左平土呂幕は同じく源平。「堀川夜討ちにて弁慶の奮戦」の場面。この弁慶のド迫力を見よ! ↑そして右平土呂幕。これが私のお気に入り☆「源平最終決戦壇ノ浦、九郎判官八艘飛び」の名場面。題材自体は超おなじみのものですが、この迫力、この表現力、素晴らしいです。 ↑その他連子廻りも奥行き・彫刻ともに申し分なし!の逸品揃い。 ↑見送りはこれまた源平から「一ノ谷の戦い」 いいでしょう?金網ごしに覗き込んでたら1時間はいけます・・・。 ↑見送り天蓋も豪華花鳥モノ。見送り犬勾欄はなく徒歩武者や土辺など見送りのキャンバスとして使われていました。 脇障子物見の「羅生門」。小さい面積にこの表現力はさすがですね。 ↑これまた私のお気に入り☆勾欄合の昔話・・・ 上:おばあさんが川で洗濯をしていると、大きな桃がどんぶらこどんぶらこ・・・ 中:おばあさんは早速その大きな桃を家に持ち帰って・・・ 下:切ってみると元気な男の子が産まれました! ↑竹の節や纏頭にはカラス天狗が・・・ この後、11時半ごろまでお披露目曳行。通称ドット前では緊迫した豪快なやり回しが繰り広げられました。(スンマセン・・・今回は動画ないです)今日は5月とは思えない暑さの中、すんごい数のギャラリーがこの素晴らしいだんじりの勇姿を見物していました。 北王子のみなさん、この度はおめでとうございます! またご協力いただきました空手バカこと鶏鳴の兄貴さまありがとうございましたー!
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先日の堺市野々井だんじり入魂式で、入魂の儀を執り行った「菱木神社」。 実はその境内にはだんじりブログ界で有名な、泉大津市板原町の先代の菱木奥のだんじり小屋があるのです(同じ堺のモンでありながら初めて知った・・・)、入魂式当日は同じ氏子の野々井の入魂式を祝うためだんじりが出されていました。これはラッキーとばかりに見学させていただいたので、今回はちょこっとですがそのレポートをしたいと思います☆ ↑この日はあくまでも脇役であるにもかかわらず、見よ!この人だかりを!さすがは銘だんじり。舜さんファンの多さがわかりますね。 ↑独特の鬼板に歴史の深い味わいを感じさせる美しい切妻です。隅のつぎはぎは残念ですが、きれいな目が出てますね。 ↑まずは前後の懸魚から・・・。 上:主屋根正面「鶴と亀」。繊細な鶴の彫刻が大胆に破風から飛び出しています。懸魚には珍しい題材ですよね。 下:後屋根後正面「牛若丸・弁慶、五条大橋の出会い」。上下とも井尻さんの作品だそうです。 ↑さてさて次は腰を見ていきましょう。 正面土呂幕から第4次川中島八幡原決戦より「龍虎相討つ」の名シーン。舜さん得意の場面のひとつですね。やっぱりええな・・・ ↑右平土呂幕は太閤記、九州征伐より「加藤主計頭清正、島津の鬼武蔵と一騎討ち」の場面。これまた定番中の定番です。野々井と同じく歴史のあるだんじりに必須のいわゆる金棒モノですな。 ↑左平土呂幕。難波戦記より「本多出雲、汚名を雪がんと大坂方猛将荒川熊蔵と血戦す」の場面。これまた金棒モノ。このだんじりは平の土呂幕は左右とも金棒モノで統一です。舜さんの金棒モノで統一とはなんとも豪華な・・・ ↑連子の源平合戦も素晴らしい味とコク・・・ ↑見送りの馬乗りや大脇もよかったなあ・・・ ↑この雑兵。かなりお気に入りです☆ ↑こちらはバリバリさらぴんの番号持ちです。時代のある彫物もええけど、現代のもかっちょええなあっ☆ 1回の入魂式で2台のだんじりを見学できるとは・・・
いやーラッキーな一日でした☆やっぱり早起きは三文の得!?っておじいみたいなこと言いながら今回のレポート、おしまい! 最後に菱木奥のみなさん、早朝から金網にへばりつかせていただきありがとうございました☆ |



