Deep Snow Wolf〜詩と小説の館〜

突然のお引越し…お許しくださいませ!笑

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日本には、「ジャンケン」というものがあります。
グー、チョキ、パーの三つで行われるものだということはみんな知っていることだと思いますが、世界には変わったジャンケンがあります。
中でも変わっているのがマレーシアのマレー半島の南のあたりで行われている「オージェス」というジャンケンです。
上の図にもあるように、日本のジャンケンと違い出せる手が五つあるんです。
「太陽」「鳥」「石」「鉄砲」「水」です。
ただしいつも全種類を使うのではなく、人数や状況などで決めるそうです。大抵は、「鳥」「川」「鉄砲」の三つを使うそうです。「太陽」は負け知らずのオールマイティですが、誰に聞いても使ったことがないと言う変な「太陽」です。「太陽」と「水」の違いは、手のひらを相手にかざすように出すと「太陽」で、日本のジャンケンのパーのように出すと「水」になります。ただし、日本のパーのように指を伸ばして広げずに、5本の指をそろえて、水をすくうようにあまりぴんと伸ばさずに出すようです。
「太陽」っていう手は一体なんのために存在してるんでしょうね。笑

上の文章はあるサイトさまからの引用ですが、引用した事に問題があったら即削除しますのでご一報を。

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最終節〜人〜

 今日も子供たちが男のいる木陰へと走ってきた。
今まで男にさまざまな質問を投げかけた四人が今日は四人一緒に男の元へやってきたのだ。

「お兄ちゃん!
 遊びに来たよ!」

一人がそう言うと、何か支度をしている男が見えた。

「あぁ、君たちか。
 よく来たね。
 せっかくきてくれたところ、悪いんだけど、これから僕は旅に出るよ。」

不思議そうな顔をして四人が声をそろえて聞いた。

「どこに行くの?」

すると、男は荷物を詰めた袋を肩に背負いながら言った。

「さぁ、どこだろうね。
 行き先は分からないよ。
 人間の行き着く先、旅の目的なんか誰にも分かりっこないんだよ。
 だから、何も言わず見送ってくれるかい?」

すると、子供の一人が泣き出した。

「そんなこと言ったって…お兄ちゃんがいないと寂しいよ。」

それを皮切りに四人全員が泣き出してしまった。
困り果てた男は子供たちを慰めるように言った。

「大丈夫。
 さよならは言わないよ。
 だから笑顔で『またね』って言ってお別れしよう。
 また会える日までの約束をしようね。」

それを聞いた子供たちは涙を拭いて言った。

「じゃあ、また会えるまでの約束、指きりしよう。」

男は微笑みながらうなずき、子供たちと指きりをした。
そして、笑顔で『またね』と言って、男はどこかへと旅立った。

結局人間が一番分からないのは『自分たち人間自身』なのかもしれない。




【コメント】
「さよならは言わない。また会えるまでの約束をしよう」っていうのは何かを読んで得た言葉です。
勝手に使ってしまっていいのか分かりませんでしたが。
最後はきれいにまとめたつもりですが、無理やりになってしまったかもしれません。

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第四節〜林檎〜

 男は先ほど市場で林檎を買ってきた。
それを食べようと袋から取り出すと、手を滑らせてしまった。
男がいつもいる木陰は小高い丘の上にあるため、林檎は下へと転がってしまったが、下のほうで誰かがその林檎を拾ってくれた。

「この林檎、お兄ちゃんの?」

小さな男の子が拾ってくれたようだ。

「そうだよ。
 拾ってくれてありがとう!」

少年は男の元へと林檎を持って上がってきた。
そして、林檎を渡しながら喋りだした。

「お兄ちゃん、どうして林檎って赤いの?」

林檎を手に持ったまま男は考え、しばらく間を空けたあと言った。

「林檎にはね、遠い遠い昔の人々からのメッセージがこめられているんだ。」

「どんなメッセージ?」

少年は首をかしげ、聞いた。

「林檎の赤色は血の赤色なんだ。
 『遠い昔に、悪いことをしていないのに死んでしまった人が
“こんなことで死んでしまうのは、私だけ で十分だ。私が流した血の色は忘れないで欲しい”
 って言いながら近くにあった実を掴みながら死んでいったんだ。
 それからその実は、ずっと赤い色をしている』っていう話を僕のおじいさんは聞かせてくれたよ。」

少年の目からは涙が溢れ出ていた。

「その人、すごくかわいそうだね。
 僕、そのことをずっと覚えていようと思うよ。
 ありがとうお兄ちゃん。」

「どういたしまして。
 君が大人になって子供ができたら、その話を君の子供に聞かせてあげてね。」

「うん、絶対聞かせるよ。
 また来るね。」

そう言ってその少年は去っていった。
その少年の背中を見ながら男は思うのだった。

戦争は、あんな無邪気な子供の命さえも簡単に奪ってしまう。
だけど、きっとあの子たちが大人になってころには戦争が無くなっていると願いたい。

【コメント】
これだけは覚えています。自分のオリジナルです。
林檎はどうして赤いのかなって考えていたら、こんな考えが浮かんできたので書きました。

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第三節〜目〜

 男は今日もいつもの木陰で日の光を浴びていた。
暖かさが心地よくて眠ってしまいそうだ。
すると、人の気配を感じて目を開ける。
目の前に少女が立っていた。
まだ小学生ぐらいの少女だろうか。

「お兄ちゃん、寝てた?」

「太陽の光が気持ちよすぎて…ついね。
 ところで、こんなとこまで来てどうしたんだい?」

男が聞くと、彼女は話し始めた。

「いつも朝、髪を整えるときに思うんだけど、どうして『人の目』って、自分以外の人やものは見えるのに、自分の顔や背中は見えないの?
もし、自分の顔が見えたら、毎朝鏡を使わなくてもすむのに。」

男はまるで眠っているように、目を瞑り黙って考えた。
そして、目を開けたかと思うと話し出した。

「人の目が、自分の顔を見ることができないのはね、神様からのメッセージなんだ。」

すると、少女は不思議そうな顔をして聞いた。

「神様からのメッセージ?」

「あぁ、そうだよ。
 『自分のことよりも、まず他人のことを真っ先に考えていなさい』っていうメッセージだと思うよ。」

驚いたような顔で少女は続けた。

「じゃあ、背中が見えないのどうして?」

すると、男は言った。

「それは簡単だよ。
 『過去を振り返らず前を見ていなさい』っていうメッセージだと思うよ。」

男の説得力のある説明に口を開けて呆然とする少女。

「どうだい?
 これで、分かってくれたかな?」

「うん!すごくよく分かったよ。
 お兄ちゃんすごいね。
 ありがとう!」

そう言う少女の目はいつもに増してキラキラと輝いていた。

 男は走り去っていく少女の背中を見つめながら思った。
彼女がこれから先、他人のことを真っ先に考えることができて、過去を振り返らない前向きな女性に育ってくれたらいいなと…。

【コメント】
この小説自体けっこう前に書いたものなので、誰かの言葉だったか自分のオリジナルだったか分からなくなってしまいました。ごめんなさい。

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第二節〜死〜

 また今日も、好奇心旺盛な少年が一人、男のもとへ駆け寄る。
見ると少年は泣いていた。
男は聞いた。

「どうしたんだい?」

すると、少年は泣きながらも答えた。

「僕のおじいちゃんが…大好きだったおじいちゃんが、昨日…天国に行っちゃったんだ…。
ねぇ、お兄ちゃん、どうして人は天国に行かなきゃならないの?」

男は少年の悲しみを少しだが汲み取り、真剣にその問いについて考えた。
そしてしばらくして話し出した。

「これはね、あくまで僕の考えだけど、もしも人がずっと生きていられるとしたら、100年後とかの変わり果てた世界を見なきゃならないだろう?
しかも、誰かが死ぬからこそ…君やほかの新たな命が生まれてこれる。
そうやって“『地球』という『コップ』”は“『人』という『水』”があふれないようにしているんじゃないかな?」

少年は少し難しかったのかしばらく無言で考え込んだ。
そして、流れる涙を袖でぬぐって満面の笑みを男に向けた。

「ありがとう、お兄ちゃん!
お兄ちゃんが言ってくれたおかげでちょっと納得できたよ。
これからもわかんないことがあったら聞きに来ていい?」

すると、男も満面の笑みを浮かべ言った。

「あぁ、もちろん。
いつでも来ていいよ!」

自分の家へと帰る少年の背中は来たときより、少しだけ大きく見えた。

【コメント】
これはたぶん、自分のオリジナルだと思います。
もしかしたら誰かが言っていた言葉かもしれませんが。

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