|
コーヒーといえばブラジル!
・・・というのは日本だけらしいです。
以前よく通っていた喫茶店のマスターの話によれば、ヨーロッパでコーヒーというと、ブラジル産ではなく、アフリカ産が主流だそうです。
なぜでしょうか?
実は、これには歴史的な背景があるそうです。
今から約100年ほど前、明治末期から大正時代に、多くの日本人がブラジルへ移民としてわたりました。その数はなんと1万5千人!にも上るそうです。多くの移民はサンパウロ州に入植したようです。
その後、ブラジルに入植した私達のご先祖様たちは、ブラジルである仕事を始めます。そう!コーヒー栽培です。そして大変な努力を重ねた結果、日本人移民によるコーヒー栽培は大成功を収めます。
その結果、ブラジル政府から非常に感謝されたようです。そして、その感謝の印として、毎年1500俵のコーヒー豆を日本政府に送られました。
さて、このたくさんもらったコーヒーをどうしようか?当時のご先祖様たちが一計を案じました。
その案こそが「みんなに飲んでもらおう!」…ということで「喫茶店」の誕生です。
その喫茶店が東京の銀座にある「カフェ・パウリスタ」という喫茶店です。昔から非常に有名な喫茶店らしく、かの有名なジョン・レノンやオノ・ヨーコ夫妻も3日3晩通ったそうです。
以来、日本でコーヒーといえばブラジルというイメージが定着し、今日に至ります。
学生時代、ブラジルに行ったことがありますが、確かに親日感情が非常に強い国だったイメージがあります。(南米の人たちは、ディスニーランドといったら、本家本元のアメリカのディズニーランドではなく、日本のディズニーランドに行きたがるそうですよ。)
話がずれてしまいました。
何気なく飲んでいる1杯のコーヒー
その背景にはブラジルで頑張った多くの日本人の想いがあります。
そして今年はブラジル移民100周年だそうです。
こうしたことをちょっと考えながらコーヒーを飲むのも悪くはないかなと思います。
|