近代戦史と国際情勢の研究、考察

旧北方領土(樺太、千島列島)の史実伝承

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 〇「決号」作戦とは本土決戦のことで、大本営は、米側の作戦を次のように判断していた、と著者は  語り、それは後に、大体当たっていたのである。
 
 (大本営の情勢判断)

1)米軍は航空作戦により諸組織を無力にしたあと、速やかに戦争を終結に導くために、決戦を関東地  方に指向するであろう。それに先立ち九州方面に進攻を企図する公算が多い。
2)ソ連は2月からシベリア向けの兵力輸送をやっているので、夏秋の頃にはいつでも立ち得る態勢にあ  るから、好機を捉えて攻撃の挙にでるであろう。
                        以上

 そしてその判断に基づいて「計画の大綱」が作られた。
一)戦備の重点を関東地方及び九州地方とする。
ニ)米軍の攻略企画は、努めて洋上で撃破する。上陸してきた米軍に対しては、果敢な地上攻撃で
  迅速に決勝を求める。

1)主目標を輸送船とする。
2)陸上作戦は沿岸地域で圧倒撃滅することを主眼とする。
3)挙兵皆兵の精髄を発揮して、作戦目的の完遂を期する。
                          以上

 具体的には、特攻によって洋上で四分の一、水際で四分の一、残り二分の一を陸上で撃滅しようとい う算段であった。

 (航空兵力の配備)

〇陸軍航空
 航空総軍には第一、第六、第五航空軍があって、
 第一軍は東日本を担当・・・1、100機の内、特攻が600機、
 第六軍は西日本担当・・・1,500機の内、特攻1,000機
 第五軍は鮮満、華北担当・・・700機の内、特攻500機
 合計3,300機の内、特攻2,100機、このほかに8月までに特攻1千機が整備されることに
 なっていた。

〇海軍兵力
 偵察機140機、戦闘機1,030機、特攻4,055機
 合計5,255機という計画であった。陸海合わせて一万になんなんとする機数であった。

〇地上軍
 北海道方面・・・5個師団
 *第1總軍(東北方面軍)・・・5個師団
  関東方面軍・・・21個師団
  東海方面軍・・・6個師団
 *第2總軍(中部方面軍)・・・8個師団
  九州方面軍・・・14個師団
 で、米軍が上陸した地区には隣接軍の部隊もかけつけるという考えであった。


 これに対して米側作戦は、第一が九州上陸、第二が関東上陸、日本側判断は大体あたっていたのであ る。九州はオリンピック作戦と呼ばれ、1945年(昭和20年)11月1日を期して敢行される予 定であった。上陸軍は計13個師団が参加することになっていた。
 次の関東地方に対する作戦は、コルネット作戦と呼ばれ、1946年(昭和21年)3月1日頃の予 定で、15個師団の予定であったが、欧州方面から転用された10個師団があり、合計25個師団の 参加予定となった。

* higuma786
これまでの強豪日本軍との戦闘経験から、日本本土での戦闘には予想以上の大損害を予想していた
  ことは明らかで、ヤルタ密約によるソ連軍の連合国参戦が起こり、国際法上不法なソ連軍による
  日本領土(樺太、千島列島、北方4島)の占領が行なわれ、米英連合国諸国はいまだに黙認してい  る。その上、GHQの占領政策により、日本の過去の戦争、大東亜戦争のすべてが侵略戦争だった  と歪曲され、報復裁判により祖国を想う指導者たちは処刑され、反日諸国(中国、韓国、北朝鮮)  はいまだに歴史認識や多くの史実を平然と捏造し、国を挙げて南京虐殺、慰安婦強制連行などの虚  偽内容を、戦略的に世界に発信している。
  
  自国の真実の歴史は、「大本営発表」に限らず、関連した多くの指導者達の著書を読み、判断する  ことで、その実相がわかってくる。自国に愛情をもってこそ真相が見えてくるもので、ゆがんだ心  で史実を探ろうとすると、反日国や反日思想を持った奴らの壷にはまってしまう。
  伝統的にも偉大な文化を伝承してきた日本が、左系の奴らの言うように、軍国主義で、侵略国で
  世界の非難を浴びるような残忍で非道な行動ばかりとってきたのかどうか、熟考する日本人が
  増えることを切望する日本人の一人である。コメント大歓迎。異論もどうぞ。

  *この写真は、旧日本領土「樺太」。ポーツマス条約により国際法上正式の日本領土だった。
   千島列島も歴史的に日本がロシアの1世紀も前に発見して「日本領土」の標識を建ててきた。
  
 

 

閉じる コメント(4)

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戦争の良し悪しはは別として、戦争は私は知りませんが多くの本を読んで疑問に思うのです、なぜハワイ空襲二派?で終わったのか、米軍は八派、レイテ海で何故反転したのか、珊瑚海?会戦まだ過動機が有ったのに出撃させず、長官は駆逐艦に避難したと言う、ミッドウエイでなぜ陸爆で出さなかったのか、陸軍は切り込み突撃をしたのに、海軍は最後は突撃精神に欠けたのか?特攻隊は無理な命令

2007/6/3(日) 午後 11:31 [ 徘徊 ]

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お越しいただき有り難うございます。ご提示されたいくつかの疑問点につきましては、今となっては戦史をたどり、考察するほかはないと思います。ご存知でしょうが史料は国会図書館や防衛省図書館が適切かと。戦場での判断は、戦略に基づいた最高指揮官の現場での戦術ですから、目的が明示されていなければ推察しかありません。

2007/6/4(月) 午前 6:14 [ hig**a78* ]

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海軍は敵艦隊との海戦に重点を置いていたので、陸軍ほど斬りこみは目だたなかったが、陸戦隊による斬りこみはあった。でも機会は少なかった。特攻隊は全員が志願。それでも家族構成を考慮して人選したと聞きます。当時は祖国、家族防衛の純粋な気持で応募した若者が大半で、指揮官たちも純粋で、思いやりがあったとききます。ただ特攻自体があくまで異常な戦法ですから、全員に精神的な葛藤がなかったとは言えないと思います。

2007/6/4(月) 午前 6:46 [ hig**a78* ]

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丁寧なご説明有難う御座います。今の平和の礎として散って逝った多くの方々に黙祷。私元気にうちに英霊が眠る激戦地におもむきたいとも考えています。

2007/6/8(金) 午後 8:24 [ 徘徊 ]


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