近代戦史と国際情勢の研究、考察

旧北方領土(樺太、千島列島)の史実伝承

近代戦史、国際情勢

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 これまですべて外国産(主に米国産)哨戒機を購入、使用していた防衛庁、省も、これからは国産機 を使用できることになり、日本国民としても喜ばしいことである。

 戦後、日本はYS11の開発を除いては、すべて米国航空機製造の下請け的存在で、日本の航空機製 造の技術は、残念ながら世界に知られてはいない。

 戦前日本の航空機はじめ造船などの技術開発は、陸海軍の技術本部が主導する形で開発され、「ゼロ 戦」の俗名で世界に知られる名戦闘機(後には防御面で立ち遅れ、ライターの名がつけられたが)や戦艦 「大和」、「武蔵」の造船技術、「93式魚雷」など世界水準を上回る先進技術の数々の傑作を誕生 させ、(戦争の是非は別にして)世界をあっと驚かせた日本だったことを、日本国民は誇りに思って いいのだ。

 とくに1945年敗戦直前頃に陸海軍独自で開発した新兵器には、米軍はじめ連合国側が目を見張るよう な高性能な兵器類が完成または完成まぎわであり、「25ミリ推進(ロケット)砲」など一部は沖  縄、硫黄島戦で使用され、「神風」「回天」「櫻花」などの特攻兵器同様、米軍将兵を大いに寒から しめたものだ。 

 だから敗戦後の日本に上陸した米軍は、まっさきに陸海軍の技術本部関連の建物を捜索し、多数の開 発兵器を接収し、本国へ送り、その後研究を加え、米軍開発の武器として、世界の戦場で使用したも のが多い。

 光学兵器(高射砲技術)、潜水艦技術(シュノーケル)、酸素魚雷、飛行艇技術等は、米軍の兵器開 発(暗視カメラ、暗視眼鏡等)にすべて採用されている。

 太平洋戦争前は、外国兵器の模倣と独創的なものとの二本建てで始まった日本の技術だったが、敗戦 前後には、「1億玉砕」のスローガンのもとに、国民が祖国防衛に真剣に取り組み、多くの偉大な開  発、発明を成し遂げたのだ。八木博士の初期レーダー開発や湯川博士の「中間子理論」がなければ、 原爆も完成しなかったことになるが・・・。
 
 戦争中の最新鋭米英戦艦等のレーダーに取り付けられていたパテントは、なんと「DR・YAG   I」であったことを知る日本人は少ない。ふんだんな研究費を使い、高性能に改善したのは敵国、米 英だった。

 貧乏で研究費にも苦しんだ、かっての日本が、裕福な米英諸国の技術開発にひけをとらず、これほど
 多くの兵器の技術開発をした先人の実績を、我々後輩日本人は、日本民族として世界に胸を張ってい いのだ。

 *この写真は、樺太・旧日ソ国境の町・敷香(しすか)。
 

 


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