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*写真は、樺太の島都「豊原(現ユージノ・サハリンスク)
4基目の情報収集衛星の打ち上げがやっと成功した。計画から3年遅れたが、まずはよかった。
防衛省に格上げされたとはいえ、3軍合わせてたかだか23万の我が自衛隊兵力にとっては、他国の力 を借りずに自らの手で情報収集の手段を得たことは、自国純粋の判断、分析が可能となり、どれほど
国益にプラスになるかしれない。
特定のマスメデイアや反政府の野党代議士たちは、自衛隊の単なる予算額のみをとらえて、憲法違反だ の軍国主義復活の前兆だの騒ぎ立てるが、なぜか共産主義独裁国のロシアや中国の軍隊が、わが領空や 領海をひんぱんに侵犯している事実を知りながら、一向に騒ぎ立てたり、抗議をしようとはしない。
また日本政府もこれまでに強硬な抗議はせず、国民には「友好を損じたくないため」といい、古来から 日本領土である竹島は事実上占拠され、また尖閣列島も勝手に自国領土と中国に宣言され、日本を無視 した調査船が、軍艦護衛の中で我が物顔で常駐的な活動を続けている。北方四島同様、一端失った領土 を取り戻すことはきわめて困難だ。
日本政府は、膨大なODAを中国に出し続け、中国はその金を軍備にまわし、最新鋭の潜水艦や軍艦に つぎ込み、着実に台湾海峡、更には日本周辺の海域調査に余念がない。そしてその急速な軍備拡張は
対米、対日を目標に強化、改善につとめていることは火を見るよりも明らかである。
我が国近隣の中国、ロシアそして北朝鮮の3国は核を保有し、そのミサイル基地の多くが日本に向けて
配備されているという。
韓国の現状をみても、北を同胞として友好と経済支援を優先して考えていて、核を将来の共同所有と考 えていることは容易に推察できることで、中国同様根強い反日国である以上、日本は絶えず警戒しなけ ればならない国である。
ミサイルは、これら諸国から発射されてから8分前後で日本に着弾し、しかもこれを途上で撃ち落す
技術、能力はまだ開発されてはいないのだという。
6カ国協議(含米朝2国会談)での米国の態度を見る限り、これからの米国の政策、方針等を日本は
どこまで信頼していけるかが大きな問題だ。
以前他の項目でも述べたが、米国の歴史を辿ってみると、それは徹底して自国の国益のためだけに
動いている。ということは日本の防衛についても、どこまで安心して信頼してついて行ける国かという ことだ。
前述したように自衛隊の組織にしても、独立した1国の軍隊の組織からは程遠く、あえていうなら
米軍が利用しやすい部分が強化された内容(例:掃海と補給やレーダーなど)になっているというこ と。だから日本が自国を守る機能が全部備わった本物の軍隊を作ろうとするなら、人員はもとより莫大 な費用と年月が必要になるということだ。
極論すると、短期間でこれに見合う実力の組織を作ろうとするなら、むしろ核兵器を所有して国の守り とすることだ。現状の日本のレベルなら総力をあげて取り組むならわずか2,3年で達成可能だとい う。国防とは、まずは近隣諸国の現状、実態から検討すべきもの。
日本国民が名実ともに独立国家を望むのなら、真剣に検討する時期が迫っていると思う。
私は過去に火事場泥棒のような戦勝国の統治下で、長年生命の危険にさらされ、亡国の民のような
屈辱的な生活を体験してきた。そんな悲惨な生活はもう絶対にいやなのだ。
真に独立国家を目指すなら、将来的には米国の従属的な立場から決別し、新しい日本の門出としたい。
そのためには核を所有し、軍事力のバランスの中で、巧みな国際外交を発揮していきたい。
日本が再び強力な軍事大国に発展することをもっとも恐れて今でも阻止しようとしているのはほかなら ぬ米英諸国なのだから。
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