近代戦史と国際情勢の研究、考察

旧北方領土(樺太、千島列島)の史実伝承

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樺太最古の港「白主」

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 *写真は白主港、白主開島記念塔及び宗谷、白主間の地図

 北海道(稚内、小樽、札幌、函館等)には、樺太に関する史跡や資料館がいくつも存在する。
 樺太出身者の多くが北海道、東北方面からであることからもうなづけることだ。

 稚内の宗谷岬に行くと、樺太を探検し、そこが島であることを世界に先駆けて発見し、日本国領土の標 識を建ててきた間宮林蔵の立像があるが、彼や後の渡航者、樺太開拓者が渡った経路が、宗谷、白主間(40カイリ)であったことを知る人は少ない。北海道・宗谷から最短距離の港が白主だったのだ。

 白主は、樺太亜庭湾の大泊港と共に樺太でもっとも古くから開かれた港で、晴れた日は北海道・宗谷岬 が展望できる港だった。
 白主開島記念塔の上部は北斗星の星に飾られている。

 樺太の戦争が行なわれていた8月10日から8月末(樺太全島の停戦協定は8月22日に締結されたが)にか けて約11万人の日本人が北海道に脱出したが、その多くは樺太南端の西野登呂半島からだった。
 不幸にして脱出に失敗した人たちの中には、ソ連軍に捕まる前に自決した人も少なくなかったと聞く。

 *参考文献:引用写真は「望郷樺太」(望郷樺太編纂委員会)

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