近代戦史と国際情勢の研究、考察

旧北方領土(樺太、千島列島)の史実伝承

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 〇主要国首脳会議(ハイリゲンダム・サミット)の日露首脳会談を前にして、ロシアのラブロフ外相 は突然、北方領土の3島を視察し、プーチン大統領は日本の新聞に「4島がロシアに帰属することは
 議論の余地はない。これは第2次世界大戦の結果だ」と強調して見せた。(産経新聞・正論6月7日  付、田久保忠衛杏林大学客員教授から引用)

 同氏が語るように「ロシアは弱い相手には遠慮会釈なく、力を行使するロシア国家の体質を剥き出し にしている」のが実態だ。 以前からロシアは日本に北方領土を返還しないだろうという説は有力だ った。その理由はしごく明快だった。状況は変りつつあるが、ロシア連邦の大半の国々は、ロシアに よって武力征服された歴史があり、もし日本に領土を返還などしたら、連邦諸国からの同様の要求で
 崩壊してしまうからだと。

 ゴルバチョフ政権頃から、ロシアにも言論、集会の自由や人権が拡大されたかに見えた時期があった が、プーチンになってからは、言論の弾圧はすさまじく、十数人のジャーナリストが暗殺され、し  かもその真相は1件も解明されてはいないのだ。プーチン大統領の前身が、粛清を業とした「秘密警 察」の責任者だったことは周知の事実であるだけに、一段と不気味さを覚えるのである。

 そして田久保教授の言うように「言論、集会、結社の自由が次第に奪われていく社会にあってプーチ ン大統領の人気が上昇しているところに異常を感じる」のである。

 麻生外相と民主党の前原代議士が、「いまが北方4島問題を打開するいい時期にきている」との認識 で一致した事由がどこにあるのか詳しく聞きたいものだ。

 
 〇たった6トン程度の老朽船が、「北朝鮮から青森の海岸に漂着した」という報せを耳にして、まず
 思ったことは、一体、日本の海上警備はどうなっているのだろうという疑問だった。

 日本は、これまで北朝鮮の工作船に拉致問題で散々な目に合い、今は海上保安庁や海上自衛隊が万全 の沿岸警備体制を敷いているものと安心していた。
 周囲を海に囲まれている海国・日本だから、たしかに体制には課題も多いとは思っていたが、だから と言って手をこまねいているだけでは意味がない。
 
 もう2度と拉致などの不可能な警備体制を敷くことこそ国家の責任であり義務なのだが、オンボロの
 老朽船が漂着しても気がつかなかった当局の責任は重大だ。
 こうなると、国防を担う一人ひとりの気構えにゆるみはなかったのか、という疑問が起きてくる。
 過去に工作船を撃沈したので、もう工作船の侵攻は有り得ないと判断していたのなら、平和ボケと言 われても仕方あるまい。

 いざ有事のとき、果たして国民を守る意志と力があるのかという疑問が生じるのである。
 本日はこれまで。もう多くは語りたくない。

 *この写真は、樺太支庁所在地だった恵須取市。

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