|
狩りをしていたルウェリン(ジョシュ・ブローリン)は、死体の山に囲まれた大量のヘロインと200万ドルの大金を発見する。 危険な匂いを感じながらも、金を持ち去ってしまったルウェリンは、謎の殺し屋シガー(ハビエル・バルデム)に追われることになる。 おぼろげながらも事態を察知した保安官ベル(トミー・リー・ジョーンズ)は、2人の行方を追い始めるが・・。 製作国/アメリカ No Country for Old Men (122分)
監督: ジョエル・コーエン/イーサン・コーエン 製作: ジョエル・コーエン/イーサン・コーエン/スコット・ルーディン 原作: コーマック・マッカーシー 『血と暴力の国』 扶桑社刊 脚本: ジョエル・コーエン/イーサン・コーエン 撮影: ロジャー・ディーキンス 出演: トミー・リー・ジョーンズ/ハビエル・バルデム/ジョシュ・ブローリン/ウディ・ハレルソン/ etc.. こちらの作品、泣く子も黙る(?)コーエン兄弟の記念すべきオスカー受賞作にして、追う者と追われる者とを描いた、世に問いかけるバイオレンス・ムービーでございますぅ〜〜。 んもうこれ、思わず涙が出てきてしまいそうになるほどにこれ、世の中の荒廃が描かれているなーと、感じたんですよね〜。 ちょっと泣き所が違うのかもしれませんが、まあ、自らの心の中に、強烈なメッセージがほいっ、と放り込まれたような感覚でございます〜〜。 物語はこれ、アブない大金を持ち去ってしまったルウェリン(ジョシュ・ブローリン)と、彼を追いかける殺し屋シガー(ハビエル・バルデム)。 そしてふたりをじっくりと観察するように追跡するのが、保安官ベル(トミー・リー・ジョーンズ)。 3人の男を軸にして、血と暴力にまみれた話が展開されてゆきます〜〜。 私的に印象的であったのが、ガソリンスタンド店の老いた店主と、殺し屋シガーとの会話なんですけれども、まあ、何気ない世間話をした老店主に、シガーが食って掛かる、というシーンなんですけれど、ここで老店主の放った一言が、 「こんなことで怒るのなら、わたしは一体どうしたらいいのか・・」 ちょっと泣き所が違うのかもしれませんが、んもう、涙腺が緩むんですよねぇ。 世間に対して。 自分の周りの人間に対して。 そして、自分自身に対して。 ちょっとこれ、この作品は、滅多にはお目にかかれない貴重なメッセージであるのだと思います。 物語の舞台はアメリカで、しかも80年代ということですけれど、今の日本にも必要な問いかけであると、感じましたです。 また、原題タイトルが『No Country for Old Men』であるように、「年寄りに住む国はない」、といったような意味合いがあるかとも思うんですが、これ、「Men」とあるように、男性社会を中心に描いた話であるとも思うんですよね。 「人間全般」という意味でも、「Men」は使われるかとも思うのですが、まあ、体力のある男性が強者であるというこの物語の言わんとするところは、失われた倫理観や道徳観に対する嘆きであるのだと感じました。 んもうこれ、語ってしまえばキリがない、泣く子も黙る(?)コーエン兄弟の血と暴力。 あなたたちのファンで本当によかった。 オスカー受賞、おめでとうございます! サムソン満足度 100点 |

>
- エンターテインメント
>
- 映画
>
- 映画レビュー






サムソンさん、お久しぶりです。
トラックバックありがとうございます。(*^-^*
>失われた倫理観や道徳観に対する嘆き
男性社会のモラルと言うか”男性社会の美学”
を問いかけた物語なのかもしれないですね。
[ blu*ci*y ]
2008/9/13(土) 午後 10:09
bluecityさん、ども♪ お久しぶりです。 ^^
男性社会の強弱というか、動物的な感覚もありました。 モラルを強く問うてる映画なのだと思います〜。
TB、どうもです。 ^^
2008/9/14(日) 午前 0:38
わ〜満点ですね!
これは私もすごく印象が強かった映画です。
ちょっと哲学的なものもあって難しいんだけど、クスっと笑えるシーンがあったり、重いのになぜか楽しめたという感じなんですよね。
TBさせてくださいね♪
2008/9/14(日) 午前 7:29
Choroさん、ども♪ はい〜、ちょっと哲学的な感じもしますよねぇ。
独特のユーモアもありで、コーエンらしさを堪能できましたです。 ^^
TB、どうもです。 ^^
2008/9/14(日) 午後 1:26
見事、満点が出ましたかぁ〜!(^^)
今までの常識が通じない失望感ややりきれなさというのが、映画全体から伝わってきて、それと同じことが今の私達の周りでも起きてるよなぁ〜…と考えさせられたりして…。
確かに重くて深〜〜〜い作品でした。
2008/9/14(日) 午後 3:35
Fummyさん、ども♪ はい〜、でちゃいました〜。 ^^;
そそ、自分たちの周りでも、非情さというか、倫理観の無さがあるような気がして、なんだか親近感のある映画でございました。
深〜〜いですよね。 ^^;
2008/9/14(日) 午後 4:07
コーエンらしいブラックユーモアと、バルデムの不気味さがいっぱいのこの作品のオスカーは当然に思いました。
2008/9/15(月) 午後 8:58
tomomithenetさん、ども♪ はい〜、『ファーゴ』での雪辱、って感じですかね。 ^^;
アカデミーにコーエン兄弟が認められて、ファンとしては嬉しい限りでした〜。
TB、どうもです。 ^^
2008/9/15(月) 午後 10:34
おぉぉ〜!満点ですね(σ´T`)σ
「失われた倫理観や道徳観に対する嘆きである」なるほど〜
理論も道徳も通用しないシガーに手も足も出ず・・ただただ嘆くばかり・・最後には、無力感というか、脱力感というか、空しい思いが残りました。
TB,お返しさせてください☆
2008/9/21(日) 午後 8:19
A☆coさん、ども♪ はい〜、満点出しちゃいました〜〜。 ^^;
この映画を観て、「暴力」のなんたる哀しいこと! 虚しいこと! と感じました。
シガーというキャラといい、なんとも深みのある映画であると思います。
TB、どうもです。 ^^
2008/9/21(日) 午後 10:27
no country for old men・・・つまりこの映画のタイトルは
老いた保安官トミー・リーのことを指しているようですね。
(現代の事件についていけなくなった老いぼれ)
ハビエル・バルデムが演じた殺し屋は、日村ヘアーで淡々と仕事をこなす様が最高にcool!!
[ naha_you ]
2008/9/25(木) 午後 1:40
naha youさん、ども♪ そうですね〜。 トミーさんもしかり、まあ、男社会の中の老人、と自分は感じました。
あ、ハビエルさんは確かに日村ヘアーでしたね。 ^^;
TB、どうもです。 ^^
2008/9/25(木) 午後 10:02
ちょっとオヒサです!
私にはわかり難い映画でした〜ごめんなさい〜って誰に謝ってるんだろw
おまけに名前間違ってるかも。。。シガーなんだw
修行しますっ!!
TBさせて下さいね♪
2008/9/29(月) 午前 0:31
ラルフさん、ども♪ ちょい、お久ですっ。 ^^;
いやいや〜、これはなかなかに深みのある映画だったと思います〜〜。
TB、どうもです。 ^^;
2008/9/30(火) 午後 10:29
そうそう!無表情の殺人シーンも怖かったけどさぁ
あの店主との何気ない会話ぞくぞくゾワゾワでした
完全に理解は出来ないけどなぜか好きな作品です〜
TBしますね(*´ω`)ノ
[ 翔syow ]
2008/12/24(水) 午前 8:51
syowさん、ども♪ おぉ、ゾクゾクぞわぞわ、でしたか〜。 あのガソスタでの会話はもう、深いな〜と感じてしまいました。
「ちょっとしたことで怒る」、というのは、今の日本にとってもこれ、とても重要なテーマであると感じるんですよね。
んん、、なにはともあれ、TB、どうもでし〜! ^^;
2008/12/24(水) 午後 11:46
満点ですね☆
ほんと迫力がありましたね〜
終盤はちょっと。。。だけど
好きな作品になりました〜また観たいです☆
TBさせてね☆
2009/7/3(金) 午後 9:01
ブーキーさん、ども♪ いや〜、これには思わず満点出ちゃいましたね〜。^^;
あ、終盤はちょっと、、ですか。^^; でも全体的に迫力ありますよねぇ。
好きな作品でございます。^^ TB、どうもです。^^
2009/7/3(金) 午後 10:01
おお。満点なんですね〜。
観客が独自に様々な解釈ができる脚本の懐の広さが魅力ですね〜。
TBおねがいします。
[ 柴多知彦 ]
2010/1/25(月) 午後 9:48
しねまんさん、ども♪ はい、満点出しちゃいました。^^;
そそ、様々な解釈ができる脚本は、魅力ですよね。 コーエン兄弟、素晴らしすぎました。
TB、どうもです。^^
2010/1/25(月) 午後 10:17