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扉をたたく人

  

『扉をたたく人』  (2007)



愛する妻に先立たれ、コネティカットで孤独に暮らす大学教授のウォルター(リチャード・ジェンキンス)。

ある日、出張でニューヨークを訪れた彼は、別宅のマンションで見知らぬ若いカップルに遭遇。

彼らは、シリアから移住してきたジャンベ奏者のタレク(ハーズ・スレイマン)と、彼の恋人でセネガル出身のゼイナブ(ダナイ・グリラ)だと名乗るが・・。


製作国/アメリカ  THE VISITOR  (104分)

監督: トム・マッカーシー
製作: メアリー・ジェーン・スカルスキー/マイケル・ロンドン
脚本: トム・マッカーシー
出演: リチャード・ジェンキンス/ヒアム・アッバス/ハーズ・スレイマン/ダナイ・グリラ/ etc...



こちらの作品、初老の大学教授と移民の青年との心の交流を描いた、思わずアフリカン・ビートにも心躍らされる、感動のヒューマン・ドラマです〜〜。

ストーリーといたしましてはこれ、学会のために、ニューヨークにある別宅のマンションを訪れた大学教授のウォルター(リチャード・ジェンキンス)が、すでにそこで暮らしていたカップルと思わぬ遭遇を果たす、というところから始まるんですね。

騙されていたと知り、すぐに出て行こうとするタレクとゼイナブのふたりでしたが、ウォルターは優しさからか、行く所のない彼らを数日泊めることにします。

ウォルターは、タレクの持っていたジャンベ(アフリカン・ドラム)という打楽器に興味を惹かれ、一緒に公園で演奏するまでの仲になるんですが・・。



映画も後半になると、不法滞在であったタレクがひょんなことから逮捕され、身柄を拘束されてしまうのですよね。

なんとか釈放させようと、懸命に手を尽くすウォルターでしたが・・。



この映画の軸となるところは、大学教授のウォルターと、移民の青年のタレクという、文化も年齢も職業もまったく異なるふたりの心の交流、にあるのだと思います。

教授という仕事にも興味を失い、空虚のような毎日を送っていたウォルターにとっては、思いもよらない出会いであったのだと思います。 

まあ、出会いというものは往々にして、思いもよらないものであるのかもしれませんけれども。 (・∀・;) フッ..  



そして、’思いもよらない出会い’によってウォルターは、内々からの’変化’を見せるのでありますね。

この’変化’こそが、本作品の大きな醍醐味であるのだと私的には感じました。

年相応の役柄であったのかもしれませんけれど、’初老’という男性の雰囲気を見事に醸しだしていたリチャード・ジェンキンス、オスカーノミネートも頷ける名演であったと思います。

そして映画終盤、タレクの母親(ヒアム・アッバス)とウォルターが、思いもよらぬ’ソフトチョメチョメ’を見せてくれるんですよね。

これ、限りなく、ソフトでございます。 はい。


・・と、こんな感じですね。  (・∀・;) オワリカイナ..





サムソン満足度  87点
   

  • 邦題は「扉をたたく人」だったのですね。
    口コミで観客が増えて行ってベスト10に入ったのですよね。
    良い映画みたいなので気になってました。
    観てみたいです〜

    [ ake*omy*ujo*3 ]

    2009/7/21(火) 午後 11:19

  • ぎゃはは、でた〜!ソフトチョメチョメ〜(爆)これがでないとね!!
    限りなくソフトでしたが^^;
    内面の変化がいいですよね〜。移民問題、難しい問題ですが、いい映画でした。TBお返ししますね

    LAGUNA

    2009/7/22(水) 午後 10:31

  • 顔アイコン

    明星さん、ども♪ これはアカデミー戦線で話題になってましたよね。
    なかなかに巧い邦題ですよね。^^
    地味だけど秀作、という感じでした。 機会がありましたら、ぜひ。^^

    サムソン

    2009/7/23(木) 午後 10:25

  • 顔アイコン

    らぐなさん、ども♪ いや〜、限りなくソフトだったんですけれどね。 申し訳ない。^^;
    そそ、ウォルター教授の変化がよかったですね。 地味だけどイイ映画でした。
    TB、どもです。^^

    サムソン

    2009/7/23(木) 午後 10:27

  • 顔アイコン

    わはは〜思いもよらぬソフトチョメチョメね〜^^
    社会派な軸がある中、ヒューマンな内容が静かに心に響いてきましたよね。
    TBお返しさせて下さいね〜

    SHIGE

    2009/7/26(日) 午後 1:55

  • 顔アイコン

    SHIGEさん、ども♪ あはは、思いもよらないですね、これは。^^;
    そそ、社会派が軸ながらも、じっくりとドラマ堪能させていただきました。
    TB、どうもです。^^

    サムソン

    2009/7/26(日) 午後 2:48

  • 顔アイコン

    重い社会背景の上に、全く違う環境で暮らしてきた人の交流と温かさを感じるヒューマンドラマでしたね。また伴侶を亡くして自分を見失ってしまった初老の男性の再生物語でもあり、とても印象深い作品でした。
    TBさせてくださいね♪

    choro

    2009/7/30(木) 午後 11:26

  • 顔アイコン

    Choroさん、ども♪ そうですね、ウォルターの再生物語でもありましたよね、これ。
    全く違うふたりの出会いというのも、ありそうでなかなかない、面白い設定でした。
    TB、どうもです。^^

    サムソン

    2009/8/1(土) 午前 8:53

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    背景はむずかしいものの、そうそう”ソフト”ですね。
    トシも境遇も違う男性ふたりの友情物語って大好きです。
    TBさせてくださいね。

    car*ou*he*ak

    2009/8/6(木) 午前 0:02

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    Cartoucheさん、ども♪ はい、ソフトでしたね、限りなく。^^;
    歳も境遇も違うふたりの友情、面白かったですね。
    TB、どうもです。^^

    サムソン

    2009/8/8(土) 午前 10:30

  • 顔アイコン

    リチャード・ジェンキンスいい演技でした。お話も大きく広げすぎず、個に徹していたところが良かったです。
    TBお願いします。

    オネム

    2009/12/12(土) 午前 1:54

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    オネムさん、ども♪ はい〜、リチャード・ジェンキンスは名演技でしたよね。
    こじんまりとした脚本がよかったですよねぇ。 好きな作品でした。
    TB、どうもです。^^

    サムソン

    2009/12/12(土) 午後 3:34

  • ソフトチョメチョメっていうんですね、あれはw
    色々勉強させて頂いています ^^
    仰っている「変化」は感動的でしたねえ。。そしてとても自然でした。
    ハッピーエンドといえるか・・・は別にして、心に残る素敵な作品でしたね。。トラバさせて下さいませ。

    恋

    2009/12/14(月) 午後 11:50

  • 顔アイコン

    恋さん、ども♪ いや〜、そうだと思います、きっと。^^;
    そそ、「変化」が感動的でしたね。 心に残る名編、という感じでした。
    TB、どうもです。^^

    サムソン

    2009/12/16(水) 午後 9:52

  • 顔アイコン

    待ちに待ってみました!
    アメリカの抱える移民問題、中高年の孤独、今を生きる若者と人生の価値を感じる作品でした。

    [ - ]

    2010/8/17(火) 午前 10:42

  • 顔アイコン

    海男さん、ども♪ はじめまして。
    はい、なにげに人生観を丁寧に描いてある佳作ですよね。

    サムソン

    2010/8/17(火) 午後 10:27

  • まったく異なるふたりの心の交流・・が胸を打ちますね〜
    えぇ 胸を。
    リチャード・ジェンキンスさんてまた味わい深くていいわ〜
    TBします(*´∀`*)ゝ

    [ 翔syow ]

    2011/11/22(火) 午前 8:43

  • 顔アイコン

    syowさん、ども♪ んん、胸をうちましたか。
    大丈夫? 見てあげようか? (`Д´;)oハァ、ハァ
    んん、TBどもですっ。

    サムソン

    2011/11/23(水) 午前 10:14

  • アバター

    良かったですね、これ!
    青年との交流もお母さんとの交流も、忘れていた感情がよみがえってきたようで、
    リチャード・ジェンキンス上手かったです!
    TBさせてくださいね。

    木蓮

    2012/3/14(水) 午前 8:35

  • 顔アイコン

    もくれんさん、ども♪ はい、いろいろな交流がうまく描かれてましたよね。
    うんうん、主演のジェンキンスさんうまかったですね。
    TBどもです。

    サムソン

    2012/3/16(金) 午後 11:26

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