|
県立高校映画部に所属する涼也(神木隆之介)は、クラスの中では地味で目立たないものの、映画に対する情熱が人一倍強い人物だった。 そんな彼の学校の生徒たちは、金曜日の放課後、いつもと変わらず部活に励み、一方暇を持て余す帰宅部がバスケに興じるなど、それぞれの日常を過ごしていた。 ある日、学校で一番人気があるバレー部のキャプテン、桐島が退部する。 それをきっかけに、各部やクラスの人間関係に、動揺が広がり始めていく・・。 製作国 日本 (102分)
監督: 吉田大八 製作: 菅沼直樹 etc 原作: 朝井リョウ 『桐島、部活やめるってよ』(集英社刊) 脚本: 喜安浩平/吉田大八 出演: 神木隆之介/橋本愛/大後寿々花/東出昌大/清水くるみ/ etc こちらの作品、人気作家、朝井リョウのデビュー作を『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』の吉田大八監督が映画化した、青春群像ドラマです〜〜。 学校内の人気者で、スポーツ万能のスター的存在「桐島」が、部活を退部してしまうところから、物語は始まってゆくのですね。 正確には、「桐島が部活を辞めた」という話だけが、まるで幽霊のように学校内にじわじわ広まってゆくんですね。 桐島の彼女、桐島の友達、桐島の所属していたバレー部の部員たちは、その事実に動揺を隠せないんですね。 桐島は学校にも姿を現さなくなり、周りの人間関係が、微妙に狂い始めて・・。 んん〜〜、なんなんでしょうね、この映画。 なんとも説明しづらい作品なんですけど、全体的に抽象的な感じで、「見せ場」がよくわからないというか、どこに面白さを感じていいのか戸惑う、といいましょうか・・。 学校内のスター的存在、「桐島」が部活を辞めた。 さらには学校にも来なくなった。 要は、姿を一時的に消したわけなんですよね。 桐島の彼女や友達、部活の仲間たちは、しこたま動揺するわけなんですけれども。 その動揺は、社会人ではあまりあり得ないし、高校生らしいなと、思ったりもするんですよね。 他人に依存して、自分のステイタスを守る。 こういう彼氏がいて、こういう友達がいて、こういう仲間がいて、俺は、わたしは、人として成り立っているんだという、大人になりきれてない微妙な年頃の自我、とでもいうんでしょうか。 高校生の会話、行動、心の機微など、リアリティーに徹した演出で、俳優陣の細やかな演技もこれ、見どころの一つかと思います。 面白いのは、「桐島」が姿を消したことを心配する人間はあまりいなくて、「桐島」がいなくなって、俺はいったいどうしたら、わたしはいったいどうしたらいいのかという、身勝手な苛立ちだったりするんですね。 大人とも子供ともいえない、「高校生」たちが主人公なのも、この作品の設定の妙であるのかもしれないです。 映画終盤、屋上で三つ巴となるシーンは、「見せ場」としての意図が抽象的ながらも、吹奏楽部の演奏がバックに流れ、ちょっと鳥肌が立つ思いでしたね。 この映画をどう捉えるのか、この映画を観て何を感じたのか、その人それぞれの感想が、もしかしたら、一番面白いのかもしれません。 サムソン満足度 90点
|

>
- エンターテインメント
>
- 映画
>
- 映画レビュー





邦画はあまり見ないのですが、これ、面白かったです。
高校時代というのは、もうずいぶん遠い思い出なんですが、
私には一番楽しかった時代かもしれないので、色々思い出しながら観ました。
TBお願いします。
2013/8/14(水) 午前 5:14
僕のような年寄りがあの頃に帰れる貴重な作品でした。(*^_^*)
昨年の邦画ベストのNo.1でした。
屋上でのクライマックスは邦画史に残る名場面だったと思います。。。
2013/8/14(水) 午後 3:42
オネムさん、ども♪ はい、これ面白い映画でしたね。
ほんと、自身の高校生活が思い出されますよね。 なぜか。
TB、どうもです。^^
2013/8/14(水) 午後 3:59
ZOLAさん、ども♪ おぉ、昨年のベスト1でしたか。
屋上のシーンは、稀に見るクオリティというか、
なんていうんでしょう、外国映画のような、日本映画でした。
2013/8/14(水) 午後 4:01
自分はこれ名作だと感じましたね。
原作も読みましたが、原作はそれほど面白くないんですよ^^;
映画化して、もはや新たな作品に作り替えたと言っても過言じゃない気がする。
なんとなくリアルな感じが、ハマりましたね。
2013/8/14(水) 午後 10:08
好きな人はかなり好きみたいですね。なんとか賞とか取っていましたし。
流石に予告編にでているほどの驚きと感動は無かったのですが、
時間を行きつ戻りつして魅せるどこかミステリタッチの演出は
好きです。
ラストのゾンビ映画のシーンはかなり好きです(爆)変な興奮度が
ありました。
2013/8/16(金) 午後 4:15
WANTEDさん、ども♪ いや〜、これ名作ですよね。
あ、原作はそうでもないんですね。 映画として見事ハマった、という感じなんですかね〜。
2013/8/16(金) 午後 10:04
エルザさん、ども♪ 日本アカデミー賞をとってましたね。
ゾンビのシーンは、妙なインパクトありますね。(笑)
TB、どもです。
2013/8/16(金) 午後 10:05
神木龍之介くんの顔が好きなので^^w、
いつかみてみよう〜と思ってましたけど♪
「腑抜けども、、」の監督さんでしたかぁ〜。
この映画は大好きなのでw、すごくきになりました!
2013/8/16(金) 午後 10:24
mEさん、ども♪ たしかに、可愛いお顔してますよね。^^;
そそ、『腑抜けども〜』の監督さんです〜。
機会ありましたら、ぜひぜひ。
2013/8/16(金) 午後 10:34
映画の評価は高かったですね。
急にゾンビのシーンになったり、でしたが、結構面白く切られました。女子高生の会話も現代的でした。
TBさせてください。
2013/8/16(金) 午後 10:52
fpdさん、ども♪ はい、アカデミー賞までとってましたね。
そそ、会話がリアルでしたね。 演出も自然体で巧かったと思います。
TB、どもっす。
2013/8/17(土) 午後 2:24
高校時代が懐かしいというより、時代が変わって出てくる小道具(?!)は変化しても、あの年だってこうなんだな〜と。
主役だけれど不在の桐島、上手い作りです!
TBさせてくださいね。
2013/8/22(木) 午後 0:47
アンダンテさん、ども♪ はい、小道具もだいぶ変わりましたね。^^;
ほんと、お見事な構成でしたね。
TB、どもです。
2013/8/23(金) 午後 11:04
ぁ~~、これね、2月にヨコハマ映画祭で観たのですが、記事書いてません(^^ゞ
そうそう~、タイトルに桐島ってあるのに実体が無いのが巧いよね♪
高校生の頃を思い出したりしたし…随分違うけど(笑)
面白かったのに記事書いてないなんて〜今年はサボってばかり^^;
ナイス♪
2013/8/27(火) 午後 9:08
ふぇいさん、ども♪ おぉ、ヨコハマ映画祭なんてのがあるんですね。
そそ、実体がないのに、巧い作りですよね。
ナイスどもです。^^
2013/8/27(火) 午後 9:57
そうそう、高校生が自分本位だから、環境が変わることに不安でしようがない、そんな感じがよく出ていました。ゾンビに照らす夕焼けが美しい。TBさせてくださいね。
2013/8/27(火) 午後 10:52
シーラカンスさん、ども♪ はい、高校生特有の不安感というか、うまかったですね。
ラストシーンも鮮烈でしたね。 TBどもです。
2013/8/28(水) 午後 3:18