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郊外の並木道を自家用のプジョーで走り抜ける男と女。 裕福なふたりは、週末をヨットのクルージングで過ごすため、湖に向かっていたが、途中で不適な態度のヒッチハイクの青年を車に同乗させ、ヨットに誘う。 船上では青年も打ち解け、クルージングを楽しんでいるようにみえた。 しかし、クリスティーナを間に挟んで互いに張り合う二人の男たちの心の均衡は、青年が愛用のナイフを取り出したときから、にわかに崩れ始める・・。 製作国 ポーランド NOZ W WODZIE (94分)
監督: ロマン・ポランスキー 脚本: ロマン・ポランスキー/イエジー・スコリモフスキ 出演: レオン・ニェムチック/ヨランタ・ウメッカ/ジグムント・マラノウッツ こちらの作品、亡命作家ロマン・ポランスキーが、祖国ポーランドに残した唯一の長篇にして、なんとも鮮烈なデビュー作です〜〜。 登場人物は3人だけ。 裕福な夫婦、アンジェイとクリスティーナは、ヒッチハイクの青年を拾い、ヨットのクルージングに誘うのですね。 船上という限られた空間で、すでに亀裂の生じている夫婦の距離感や、ナイフを振りかざす危なっかしい青年との、奇妙な三角関係が描き出されるんですね。 心理的なサスペンスというんでしょうか、実にシンプルな作品ながらも、ポランスキーの巧妙な計算が張り巡らされている感じでして。 クリスティーナ演じるヨランタ・ウメッカの豊満なバディーがまたこれ、実に刺激的なんですね。 俳優、男性スタッフ陣は、撮影中にボッキーを抑えるのに大変だったろうな・・ なんて余計なことも思ったり。 ヒッチハイクの青年という赤の他人がいるのに、夫婦そろって大胆な水着というのも、なんか、変態チックな様相もあるのかな? あのイエジー・スコリモフスキも脚本に加わっていますしね・・。 いやはや、実に刺激的な一本でございました。 サムソン満足度 85点
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