ここから本文です

書庫シネマ箱 ま、や、ら、わ〜

記事検索
検索

全46ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 次のページ ]

水の中のナイフ

イメージ 1

 

『水の中のナイフ』  (1962)



郊外の並木道を自家用のプジョーで走り抜ける男と女。

裕福なふたりは、週末をヨットのクルージングで過ごすため、湖に向かっていたが、途中で不適な態度のヒッチハイクの青年を車に同乗させ、ヨットに誘う。

船上では青年も打ち解け、クルージングを楽しんでいるようにみえた。

しかし、クリスティーナを間に挟んで互いに張り合う二人の男たちの心の均衡は、青年が愛用のナイフを取り出したときから、にわかに崩れ始める・・。


製作国 ポーランド  NOZ W WODZIE  (94分)

監督: ロマン・ポランスキー
脚本: ロマン・ポランスキー/イエジー・スコリモフスキ
出演: レオン・ニェムチック/ヨランタ・ウメッカ/ジグムント・マラノウッツ



こちらの作品、亡命作家ロマン・ポランスキーが、祖国ポーランドに残した唯一の長篇にして、なんとも鮮烈なデビュー作です〜〜。

登場人物は3人だけ。

裕福な夫婦、アンジェイとクリスティーナは、ヒッチハイクの青年を拾い、ヨットのクルージングに誘うのですね。



船上という限られた空間で、すでに亀裂の生じている夫婦の距離感や、ナイフを振りかざす危なっかしい青年との、奇妙な三角関係が描き出されるんですね。

心理的なサスペンスというんでしょうか、実にシンプルな作品ながらも、ポランスキーの巧妙な計算が張り巡らされている感じでして。



クリスティーナ演じるヨランタ・ウメッカの豊満なバディーがまたこれ、実に刺激的なんですね。

俳優、男性スタッフ陣は、撮影中にボッキーを抑えるのに大変だったろうな・・ なんて余計なことも思ったり。

ヒッチハイクの青年という赤の他人がいるのに、夫婦そろって大胆な水着というのも、なんか、変態チックな様相もあるのかな?

あのイエジー・スコリモフスキも脚本に加わっていますしね・・。 

いやはや、実に刺激的な一本でございました。





サムソン満足度  85点
 

開くトラックバック(2)

モネ・ゲーム

イメージ 1

 

『モネ・ゲーム』  (2012)



美術学芸員のハリー(コリン・ファース)は、モネの名画のニセモノを使った詐欺を思いつく。

相棒のPJ(キャメロン・ディアス)が絵画の所有者に成りすまし、ハリーは本物と見まがうような贋作を用意して、標的の億万長者シャバンダー(アラン・リックマン)に近づく。

しかし超天然のPJが次々と騒動を巻き起こし、シャバンダーが別の絵画鑑定士を呼んだことで、成功間違いなしのはずの計画は予期せぬ方向に・・。


製作国 アメリカ  GAMBIT  (90分)

監督: マイケル・ホフマン
製作: マイク・ロベル
脚本: ジョエル・コーエン/イーサン・コーエン
出演: コリン・ファース/キャメロン・ディアス/アラン・リックマン



こちらの作品、60年代傑作コメディ『泥棒貴族』コーエン兄弟脚色によってリメイクした、痛快クライム・コメディです〜〜。

モネの名画の贋作を利用した詐欺で、一攫千金を狙う男を主人公にしたお話でございますね。

コントのようなドタバタ喜劇、という印象で、上品なイメージのあるコリン・ファースはミス・キャストだったかも・・?



紅一点のキャメロン・ディアスは、齢を重ねたとはいえやはり華があって、カウガール姿も様になっていましたね。

億万長者に扮するアラン・リックマンはハマり役という感じで、ラストのあのオケツが目に焼き付いて離れません。 んん。



コーエン兄弟の脚本ということで、『バーン・アフター・リーディング』とちょっと感じが似ていたところもあるのでしょうか。

一息ついて気楽に観られるコメディですね。 90分という本編の長さも魅力かも。





サムソン満足度  85点
 

開くトラックバック(2)

ローリング・サンダー

イメージ 1

 

『ローリング・サンダー』  (1977)



8年の捕虜生活から解放され、故郷のテキサスに帰ってきた空軍将校チャールズ(ウィリアム・ディヴェイン)。

だが彼を待っていたのは、形式だけの歓迎と、妻の不貞、そして送られた銀貨を狙うならず者の襲撃だった・・。


製作国 アメリカ  ROLLING THUNDER  (100分)

監督: ジョン・フリン
製作: ノーマン・T・ハーマン
脚本: ポール・シュレイダー/ヘイウッド・グールド
出演: ウィリアム・ディヴェイン/トミー・リー・ジョーンズ/リンダ・ヘインズ



こちらの作品、ベトナム帰還兵の壮絶な復讐を描く、ウィリアム・ディヴェイン主演のバイオレンス・アクションです〜〜。

8年の捕虜生活から解放され、故郷のテキサスに帰ってきた空軍将校チャールズ(ウィリアム・ディヴェイン)。

1歳半で別れた息子とも再会した矢先、妻から、「実は交際相手がいるの・・」と告げられるのですね。



泥沼不倫ドラマなのか!? と思いきやこれ、自宅に強盗が侵入。

強盗はチャールズの右腕をボロボロにし、妻と息子を撃ち殺してしまうのですね。



前知識なしでの鑑賞だったので、ここまでの展開は自分にとっては「意外な展開」で、次はどうなるのか? と注目してると、ん、恋愛ドラマか? いやいや、壮絶な復讐ドラマか! といった塩梅にこれ、主軸が曖昧というか、どことなくアメリカンニューシネマの匂いもしましたね。



若き日のトミー・リー・ジョーンズの熱演も見どころでしたね。

古い映画でしたけど、かえって新鮮味が感じられて、面白く鑑賞できました。





サムソン満足度  90点
 

レインマン

 
イメージ 1

 

『レインマン』  (1988)



高級外車のディーラーをしているチャーリー(トム・クルーズ)の元に、自分を勘当した父の訃報が届く。

遺産目当てに故郷に戻った彼だったが、遺産の300万ドルは見た事もない自閉症の兄、レイモンド(ダスティン・ホフマン)の手に渡る事を聞かされる。

なんとか金を物にしようと、チャーリーは施設にいるレイモンドを誘拐まがいに連れ出し、ロスに戻ろうとするのだったが・・。


製作国 アメリカ  RAIN MAN  (134分)

監督: バリー・レヴィンソン
製作: マーク・ジョンソン
脚本: バリー・モロー/ロナルド・バス
出演: ダスティン・ホフマン/トム・クルーズ/ヴァレリア・ゴリノ



こちらの作品、自由奔放な青年と、自閉症の兄との出会いと別れを描く、アカデミー作品賞受賞のロード・ムービーです〜〜。

高級外車のディーラーをしているチャーリー(トム・クルーズ)の元に、父の訃報が届くところから、物語は始まってゆくのですね。

チャーリーと父親は絶縁状態にあって、遺産の300万ドルは、チャーリーの手に渡らぬよう、遺言書が作成されていたのですね。



チャーリーは、300万ドルの行方を調べるうちに、ある障がい者施設へとたどり着きます。

そこで彼は、今まで存在を知らなかった実の兄、レイモンド(ダスティン・ホフマン)と出会って・・。



イメージ 2



この映画を初めて観たのはいつ頃で、どんなタイミングだったのか、あまり覚えていないんですが、今回久しぶりに再見してみて思ったのは、意外と飾り気のない地味な映画なんだな、ということでありましょうか。

その飾り気のなさが非常に心地よく、でも「2大スター共演」という派手さもあって、その落差にとても好感が持てるわけなんですよね。



重度の自閉症の男に扮するダスティン・ホフマンと、彼に振り回される感情的な青年を演じたトム・クルーズ。

この2人の「掛け合い」は大変に素晴らしく、ちょっとした間合いとか、細かなことが、オスカーをもたらした要因かなという気もいたしますね。



現に登場人物はほぼこの2人のみで、6日間だけ過ごした兄と弟の「会話」でこれ、この映画は形成されているんですね。

考えてみたら、けっこう斬新なのかもしれないですね。

26年前のアカデミー作品賞受賞作品。 当時の時代背景とこの映画との関連は、もはや知る由もないわけですが。 いやはや。





サムソン満足度  88点
 

開くトラックバック(2)

私の奴隷になりなさい

 
イメージ 1

 

『私の奴隷になりなさい』  (2012)



出版社に転職した僕(真山明大)は、先輩社員の香奈(壇蜜)に心を奪われてしまう。

彼女をものにしようとアプローチを仕掛けていくが、香奈はまったく僕を相手にしようとしない。

そんなある日、彼女から「今夜、セックスしましょう」と思いも寄らない誘いを受けて、体を重ねることに。

やがて香奈の自宅に招かれた僕は、彼女の「本性」を知ってしまうことになるが・・。


製作国 日本  (96分)

監督: 亀井亨
製作: 池田宏之
原作: サタミシュウ 『私の奴隷になりなさい』(角川文庫刊)
脚本: 港岳彦
出演: 壇蜜/真山明大/板尾創路/西条美咲/美知枝/菜葉菜



こちらの作品、累計35万部を超えるベストセラーとなった、サタミシュウの小説を映画化したエロティック・ドラマです〜〜。

物語序盤は、僕(真山明大)のチャラチャラした軟派な行動が映し出されます。

バーのトイレで女とエッチして、生理が始まって靴に血がついて、チッと舌打ちをする。 んん〜〜、チャラいねぇ〜。



そんな「僕」は、転職先で香奈(壇蜜)という女性と知り合うんですね。

いつもの軽口で香奈を誘ってみる「僕」でしたが、つれない態度を取られてあっさり撃沈。

しかしながら、突然メールで、「今夜、セックスしましょう」と誘われて・・。



イメージ 2



あの壇蜜が主演するエロス・ドラマでございますね、これ。

いきなり話は逸れますが、ちょっと哲学的なムードのTV番組に彼女が出演しているのをたまたま見まして、その発言がこれ、的を得ているというか、作家性があるとでもいうんでしょうか、話の内容にとても説得力があったんですね。

それ以来、「タレントの壇蜜」としてちょっとファンだったりもしたんですが、いやはや、フルヌード全開でこんな映画に出ていたとは。



こういう系の映画にはまさに「適任」の、あの板尾創路先生が、壇蜜を調教する「先生」役で出演しているんですね。

板尾先生と壇蜜の「異世界」の密な関係にこれ、チャラ系の若い男が惑わされ、自分を見失ってゆく、という感じのストーリーでありましょうか。



裸とセックスシーンの乱発でこれ、ほぼアダルトビデオに近いような気もしたんですが、映倫はR−15なんですね。

その基準はよくわかりませんけど、エロティックな映画に違いはないんですが、観ている方は逆に萎えるというか、気分も沈みがちになっちゃったりもしたんですよね。

なんで気分が沈んだのか自分でもよく解らないんですが、まあ、エロいのを観るのなら、エロい気分の時に、ってことなんですかね。 

壇蜜、渾身の主演作、観て損はないと思います。 (たぶん)





サムソン満足度  80点
 
   

開くトラックバック(1)

全46ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 次のページ ]

サムソン
サムソン
男性 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

最新のコメント最新のコメント

すべて表示

過去の記事一覧

検索 検索

よしもとブログランキング

もっと見る
本文はここまでですこのページの先頭へ

[PR]お得情報

話題の新商品が今だけもらえる!
ジュレームアミノ シュープリーム
プレゼントキャンペーン
ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!

その他のキャンペーン

みんなの更新記事