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北北西に進路を取れ

 
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『北北西に進路を取れ』  (1959)



キャプラという男と間違われて誘拐されてしまった広告マン、ロジャー・ソーンヒル(ケイリー・グラント)は、謎の人物タウンゼントからある仕事への協力を要請される。

そして、人違いが判明すると今度は、泥酔運転に見せかけて殺されそうになる。

窮地を脱したロジャーは、翌日、真相を確かめようと国連ビルへ赴くが・・。


製作国 アメリカ  NORTH BY NORTHWEST  (136分)

監督: アルフレッド・ヒッチコック
製作: アルフレッド・ヒッチコック
脚本: アーネスト・レーマン
出演: ケイリー・グラント/エヴァ・マリー・セイント/ジェームズ・メイソン/ etc



こちらの作品、ある男と間違われてしまった広告マンが、あらゆる困難に遭遇してしまう、名匠アルフレッド・ヒッチコック監督が贈る、巻き込まれ型サスペンス映画です〜〜。

北北西に進路を取るって、方位磁石でも使うのかなと思っていたらこれ、方角はほとんど関係ないんですね。

この映画の原題はずばり、「北北西」(North By Northwest)なんですが、正しい綴りは、Northwest By North だそうで、

主人公はその違いにも気が付かないほど、混乱に陥っていたんだ、と、ヒッチコックは語っているらしいんですね。



広告マン、ロジャー・ソーンヒルに扮するケイリー・グラントは、んもう、こんなダンディーな男性はそんじょそこら探しても、なかなかいないんだろうなぁ、ってくらいにこれ、めっさダンディーなんですよね。

「・・ゲッツ!」  あ、失礼しました、ダンディー坂野さん。。



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ヒッチコックといえばサスペンス、といった感じもあるかと思うんですが、本作品はエンタメ性に溢れた、ストーリーはもうノンストップで見どころ満載、ハラハラドキドキもあり、ロマンスもありの、娯楽大作に仕上がっているんですよね。

『サイコ』『フレンジー』など、精神異常者を描くような映画もいくつかあると思うんですが、この映画はもう、万人向けの「楽しめる映画」でしょうね。



名シーンも豊富な映画で、ロジャーが田舎町の荒野に呼び出され、農薬散布の飛行機に追い回される場面は、構図から何から、もう、熟練の技巧でございましょうね。

そしてラストの、ラシュモア山のリンカーンの彫刻上を、追ってから逃げ回るシーン。

崖から落ちそう・・ って瞬間に列車内に場面が転換。 洒落たジョークで、ジ・エンド。

んんっ、粋だなぁ〜〜。





サムソン満足度  92点
  

めまい

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『めまい』  (1958)



高所恐怖症を理由に退職した警官のジョン(ジェームズ・スチュワート)が、旧友の頼みで、彼の妻マデリン(キム・ノヴァク)を尾行することになる。

奇異な行動をとるマデリンに接近してゆくうちに、ふたりは恋に落ちるが・・。


製作国/アメリカ  VERTIGO  (130分)

監督: アルフレッド・ヒッチコック
製作: アルフレッド・ヒッチコック
原作: ピエール・ボワロー/トーマス・ナルスジャック
脚本: アレック・コッペル/サミュエル・テイラー
出演: ジェームズ・スチュワート/キム・ノヴァク/バーバラ・ベル・ゲデス/エレン・コービィ/ etc...



こちらの作品、謎めく耽美な雰囲気に思わず酔いしれてしまう、アルフレッド・ヒッチコック監督の極上ミステリです〜〜。

ストーリーといたしましてはこれ、高所恐怖症を理由に退職した警官のジョン(ジェームズ・スチュワート)が、旧友からある頼みごとをされるんですね。

その頼みごとというのがこれ、妻を尾行してほしい、というものなんですよね。

といってもこれ、浮気調査などではなくて、死者にとりつかれて不可思議な行動をとるから、というのがこれ、旧友の言い分なんですよね。

ジョンは渋々頼みを聞き入れ、マデリン(キム・ノヴァク)という女性を尾行することになるんですね。



この作品の軸となりうるものは、なんといってもこれ、キム・ノヴァクの耽美的な魅力ではないかな〜、とも思うんですよね。

飄々としたジェームズ・スチュワートが、彼女の魅力に翻弄され、どんどん深みにはまってゆくところがこれ、物語の筋でもあり、ひっかけでもあるんですよね。

意外性のあるオチ、そしてオチから30分ほど本編を残して、さらにオチをつけてくるんですよねぇ。

やはりこれ、ヒッチコックの映画というのは、一筋縄ではいかないんだなぁ、、なんてことを感じましたけれど。



キム・ノヴァクのお堅いスーツ姿というのも、なかなかこれ、一筋縄ではいかないんだなぁ〜、とも思ったんですけどねぇ〜。

あれだけのナイスバディーの持ち主であるのに、胸の谷間や脚線美などのセクシーショットが、まるでないんですよね。

まあ、隠すことで際立つ美しさというのも、あるかとは思うんですが。。 

話は変わりますが先日、職場に新しいパートさんが入社してきたんですけれど、なかなかにこれ、ナイスなバディーだったりしちゃったんですよね、これ。

作業系の仕事ですのでこれ、しゃがんだり、かがんだり、いろんな体勢をとらなくちゃいけないんですけど、まあ、彼女は新人ということもあってか、しゃがめば背中は見えるは、かがめば胸の谷間は見えるはでこれ、んもうこれ、自分としては目のやり場に困っちゃう感じだったんですよね。

でも最近は、おそらく周りのパートさんの助言があったのでしょう、「見えない服」を着てくるようになったんですね、これが。

んん〜〜、喜ばしいことなのか、悲しいことなのか。。 んん〜、複雑っ♪  (/∀\)ハァー
 




サムソン満足度  86点
   

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知りすぎていた男

   

『知りすぎていた男』  (1956)



あるフランス人の死に立ち会ったベン(ジェームズ・スチュワート)は、断末魔の男の口から、某国の首相暗殺計画を知らされる。

やがてベンの口を封じるため、彼の息子が誘拐されてしまう。

ベンと妻のジョー(ドリス・デイ)は、暗殺者がひそむ教会へと乗り込んでいく・・。


製作国/アメリカ  The Man Who Knew Too Much  (120分)

監督: アルフレッド・ヒッチコック
製作: アルフレッド・ヒッチコック
原案: チャールズ・ベネット/D・B=ヴィンダム・リュイス
脚本: ジョン・マイケル・ヘイズ/アンガス・マクファイル
出演: ジェームズ・スチュワート/ドリス・デイ/ラルフ・トルーマン/ダニエル・ジェラン/ etc...



こちらの作品、ヒッチコック監督がイギリス時代の自作、『暗殺者の家』をリメイクした、スパイの暗躍と子供の誘拐とを絡めた、娯楽サスペンス大作です〜〜。

ヒッチコック監督のイメージとしては、’大作を撮る監督’、という印象があるのですけれど、なにをもって大作というのか・・ と考えさせられた一作でもあったのですよね。

例えばこれ、映画前半、異国の地モロッコにて、食事の席に座りずらそうにしているJ・スチュワートの姿が、比較的長い尺で映し出されているのですけれど、これ一見、’要らないシーン’では、と思ったりしてしまうんですよね。



しかしながらこれ、映画を観終わってみれば、サスペンスの醍醐味を味わったな〜、という充足感もあり、んん〜〜、なんでしょうか、職人技、と呼ぶには少し違う、ヒッチコックの技があるのだろうな〜、と思ってみたり。

とにもかくにもこれ、興味の尽きない監督さんでございます。



物語としてはこれ、モロッコに旅行に来ていた一家が、スパイの暗躍に巻き込まれてしまい、幼い子供を誘拐されてしまうわけなんですね。

そして舞台はロンドンへと移り、ジェームズ・スチュワートドリス・デイの夫婦の奮闘ぶりが描かれてゆくのですね〜。

ラスト、演奏会場での暗殺シーンの緊迫感はもう、手に汗握る、んもう、思わず他のものまで握ってしまいたくなる(?)、ドキドキ感がございました。 んん、、 巨匠、さすがっす!





サムソン満足度  84点
     

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フレンジー

    

『フレンジー』  (1972)



ロンドンで、ネクタイで女性を絞殺するという連続殺人事件が発生した。

そんなおり、結婚相談所の女所長が同じ手口で殺害される。 警察は、被害者の離婚した夫リチャード(ジョン・フィンチ)を犯人と断定し、彼の行方を捜索し始める。

リチャードは、友人のラスク(バリー・フォスター)のもとに身を隠すが、ラスクこそが、連続殺人事件の真犯人であった・・。


製作国/イギリス=アメリカ  Frenzy  (117分)

監督: アルフレッド・ヒッチコック
製作: アルフレッド・ヒッチコック
原作: アーサー・ラバーン
脚本: アンソニー・シェイファー
出演: ジョン・フィンチ/バリー・フォスター/ビリー・ホワイトロー/ジーン・マーシュ/アンナ・マッセイ
     /バーナード・クリビンス/アレック・マッコーエン/バーバラ・リー=ハント/ etc...



こちらの作品、仕事にあぶれた中年男が、奇しくも連続殺人犯に間違われてしまうという、サスペンス超大作ドラマでございます〜〜。

バーで働いていた主人公リチャードは、店主との言い争いがきっかけでクビにされてしまい、その日暮らしの生活を送るようになるのですよねぇ。

ある日のこと、リチャードの元妻が殺されてしまい、彼は、警察から揉まれる、いや、、追われる身となるのですよねぇ〜、これ。。   腰の辺りをお願いします。 (?)  んんっ・・。



えぇ〜、、ストーリー設定は、何気にありがちかとも思うんですが、、誰か真犯人か? という「謎」は、映画前半であっさりと、解明されてしまうのですよねぇ。

この物語は、犯人に間違われた主人公リチャードと、残忍な犯行を続ける真犯人ラスクとの描写で、ほとんどが占められることになります〜。



興味深いのは、真犯人ラスクの異常な心理、でありましょうかぁ〜〜。

日本を震撼させた、あの秋葉原殺傷事件から、だいぶ日が経つとは思うのですが、いまだに新聞紙上では、容疑者の心理についての記事を、掲載しているのですよねぇ。

この映画は、70年代製作の作品とはいえ、まあ、一線を越えてしまう異常な性欲がことのほか、鮮明に描かれているのですよねぇ〜。

人の心の歪みに、時代も国も関係はないのかもしれませんが、まあ、秋葉原事件の新聞記事にしろ、この映画作品にしろ、「警告」のメッセージが多分に含まれているのだなぁ、と、感じます〜。

ちなみに、「フレンジー」(FRENZY)という言葉には、狂乱発作、精神錯乱、躁(そう)病の発作、などの意味があるそうです。





サムソン満足度  85点
   

ロープ 【1948 Rope】

マンハッタンにある、とあるアパートの一室。

フィリップとブランドンは、殺人を芸術的なものと捉え、それを実行できるものは他人よりも優位である、と信じ込んでいた。

彼らは殺人を犯し、尚且つ、死体を部屋に隠したままパーティーを開くという、無謀なスリルを味わおうとする・・。



監督: アルフレッド・ヒッチコック
製作: シドニー・L・バーンステイン
原作: パトリック・ハミルトン
脚本: アーサー・ローレンツ
脚色: ヒューム・クローニン
出演: ジェームズ・スチュワート/ジョン・ドール/ファーリー・グレンジャー/ジョアン・チャンドラー etc...



こちらの作品、本編が80分という短さであるんですが、なんとこれ、全編を、’ワンカット’で繋げているんですよね〜。

「実験的映画」と、銘打たれている作品でございます〜。



大学を出たばかりの青年2人が、同級生を殺害し、死体を衣装箱の中に隠すところから、物語は始まります。

その衣装箱にテーブルクロスを掛け、豪勢な食事や酒を並べて、パーティーを催すのでありますねェ〜。。

死体が隠された部屋の中だけで、物語は進められてゆきます〜。



パーティーに招待された5人、給仕、そして殺人を犯したばかりの青年2人と、合わせて8人もの登場人物がいるんですよね。

映画の舞台となるところが、「一部屋」だけですので、ごちゃごちゃとした会話劇になるのかと思いきや、さすがは巨匠、’シンプル’にまとめ上げていらっしゃいます〜。



『めまい』、『裏窓』、『知りすぎていた男』など、ヒッチコック作品でもお馴染みの、ジェームズ・スチュワートが、挙動不審な青年2人を、ねちっこく、詰問してゆきます〜。

大スターの存在というものは、やはり、映画作品の「格」を高めるものなのですねェ。

またこれ、8人を映し出す’カメラワーク’にも、格調の高さが感じられ、「密室ドラマの醍醐味」が、存分に堪能できる一作に仕上がっています〜。





サムソン満足度  83点

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