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東ネパールの山岳地方、タプレジュンあたりで
イラクサから糸を取り出し、紡いでいる。
ああ、こんなものがネパールでと驚いたものである。
20年前は、素朴だったが、糸そのものは、まだ荒かったが、
近頃は、かなり細い糸も紡ぎだせるようになった。
大半は、このイラクサの糸でショール、ストール、ランチョンマットを
作ることが多いが、中には服も作っている。
ただ、アイデアが良くないために、着にくかったり、粗雑なものが多い。
このイラクサの糸を使って、しゃれたサマーセーター、カーディガン、
ベストなどを編めば、素敵であると思うが、編む技術はあっても、
しゃれたものを作り出すデザインの力はないようだ。
ネパールの布や手工芸を見ても あまり心動かされるものがない。
ネワール族の木工、仏像の製作にはそれなりの価値はあると思うが。
これらの分野においては、王族や金持ちの注文は多い。
しかし、布に関して言えば、歴史の重みといったものが、感じられない。
布文化の歴史というものがネパールにおいては貧弱なのである。
ネパールの文化・文明という水準で考えれば、
カトマンズしか考えられないのであるが、
ネパールのダッカ布だけが歴史を持つが、これもカトマンズのものではなく、
東ネパールのテーラツム、西ネパールのパルパが産地だ。
それも木綿のものでシルクではない。
古くからカトマンズ盆地に住み着いているネワール族も、機織をするが、
木綿のものだけで、紋織りのような複雑な高度な織りはない。
ここ2百年以上にわたるときの政府が機織を奨励し、援助してこなかったことが
大きな原因であろう。
高価な布はインドからという姿勢がネパールでは定着してしまっている。
タイやミャンマーの山岳民族を見ていると、独特の刺繍や、織りを施した
民族衣装を持つが、ネパールの山岳民族には、目を見張るような民族衣装はない。
50以上の民族が住みながら、独特の布文化を持たないのは不思議なことである。
やはり、世界には織物好きの民族とそうでない民族があるのであろうか。
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おはようございます
イラクサって・・・お話だけじゃないんですね
あのお姫様は手を血だらけにしてお兄様たちのために編んでいるんでしたよね
これが、植物????????には思えませんね
2007/12/11(火) 午前 8:57
イラクサって、結構背の高い草なのですね。表面にはとげがあります。その茎から、繊維を取り出し、紡ぐようです。麻と同じ方法です。
使えば使うほど、柔らかくなるようですよ。
この糸を縦糸にし、横糸をウールにして織る織物もネパールにはあります。丈夫さをねらってのことでしょう。
2007/12/11(火) 午前 9:08 [ hikaruno ]
良くぞ書いてくださいました。これは。私も大切にして、売っています。今年は、イラクサにモヘアを混ぜて、ショールを作り、売っています。高いですが、貴重なものとして、売れていますよ。自然なものってやっぱりすごいですよね。。。。
2007/12/11(火) 午後 11:04 [ las*a*tm ]
夏用の衣類を作るといいですね。Tシャツの上に軽くは織るようなもの、ルーズに編んでざくっりと着るようなものがいいですね。
魚とりの網のようなイメージで。
2007/12/12(水) 午前 0:01 [ hikaruno ]
非常に興味があります。
男性用のセイターが欲しいな〜・・・。
でも、帰るであろうか????
2008/12/3(水) 午後 8:07 [ がらくた・おやじ ]
手紡ぎの毛糸、手編み ウール100% チベットウールとニュージーランドウールの混毛です。
洋服やセーターは 半額セールですから、1万円を超えることはありません。
2008/12/3(水) 午後 8:33 [ hikaruno ]