|
インド ラジャスタン州 砂漠地方の女性のブラウスを作るための布
ミラーワーク刺繍が、ラジャスタン特有のものである。
使われている刺繍糸は 赤いシルク糸である。
そのことからも、この刺繍布の古さがわかる。
1970年以降には ラジャスタンの刺繍の糸には
ポリエステルが使われるようになる。
砂漠の真ん中にある町 ジャイサルメールは 古くから西方からの物資が
インドへ集まってくる中継点として 栄えた街であったが、パキスタン独立によって
国境が閉鎖されてからは、その勢いを失っていったようである。
何日か、この街に滞在するうちに 一人の若いフランス人と顔見知りになった。
彼は このジャイサルメールの町に リサーチにやってきており、
石造りの民家の地下室を借りて住んでいたようだ。
彼の話によれば、石造りの民家の地下室は、結構涼しいらしい。
その涼しさを求めて、砂漠の荒地に住む毒蛇が 彼の住む地下室に入り込んでくること
もあるらしい。
ジャイサルメールは フランス人の好む町らしく、フランス人が この町を
よく訪れるという。
アルジェリア統治時代のフランスの古き時代の名残をこの町に求めているのだろうか。
アンドレ・ジイドのアルジェリアでの生活を描いた小説を思い起こしてみても
確かにそんな雰囲気のする町によく似ているという気がした。
砂漠、駱駝、イスラム教徒、石造りの町、放浪の民これだけ揃えば、
フランス人のための舞台は揃っている。
インドの民族音楽の中で 砂漠の民、放浪の吟遊詩人たちのフォークミュージックは
有名である。
素朴な朗々とした心に染み入るような音楽は 魅力的なものだ。
私も何枚かラジャスタン・ミュージックの音楽CDをインドで手に入れた。
その中でも素晴らしいものは 『musafir』DHOLA MARU と『COLOURS OF
RAJASTHAN』というCDである。
機会があれば、お聴きになるといい。
ジャイサルメールの町、ラジャスタンの荒地の風景、砂漠の民の姿が、
脳裏に浮かんでくるだろう。
最近のニュースでは、ラジャスタンの貧しい農民たちが、生活の向上を求めて、
中央政府に反旗をひるがえし、各地で争いが起こっているという。
++ ブログランキングに参加しています。ご協力を! ++
忘れないで
↓
にほんブログ村ランキングに参加しています。
*面白いと思ったら下のアドレスをクリック*
[https://www.blogmura.com/ にほんブログ村]
人気ブログランキングに参加しています。
*面白いと思ったら下のアドレスをクリック*
[ http://blog.with2%2enet/in.php?590199 ]
|