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手の込んだよいサリーを見つけようと思えば、都市で探すより方法はない。
安く手に入れようとするなら、田舎に行けばいいが、本当に上質のサリーは
都市の店からの注文で織られたり、刺繍の細工がされるからだ。
そのデザインも 店独特のデザインがあり、そのデザインの斬新さを競っている
ところもある。
そのデザインも村の確かな技術、技法と合わさって、素晴らしいサリーが生まれて
くるのである。
だから、私のサリー探しは都市に限られる。
インドの都市には サリー・マーケットと呼ばれるバザールが必ずある。
その場所を探し出すことから、サリー探しは始まる。
コルカタであれば、中心部のチョーロンギあたりのニューマーケットに行けば、
それなりに質の高いシルクサリーも手に入れることが出来るが、分けのわからない
人間がそのマーケットに迷い込めば、べらぼうな値段を吹っかけられるのは見えている。
だから、コルカタの街のサリーの卸しをしている場所で 大体の値段を調べておく必要がある。
ここだって、一見の客であれば、吹っかけてくる。
素人ではないことを見せ付けるために、サリー知識を披露しなくてはならない。
使われている素材、生産地、ジャガード織り、刺繍の名前、そんなことを話している
うちに 相手も只者ではないと認めてくれるようになる。
コルカタには ベンガル刺繍 カンタの施されたタッサシルクサリー、オリッサ、
アンドラプラデシュのシルク絣サリーなどが多く集まる。
コルカタの最大のバザール ブラーバザールには イスラム教徒が得意とする
豪華な刺繍サリーもあるが、大半が化繊の布に刺繍したものである。
シルクに刺繍したものは デリーのほうが多い。
サリー探しは 足が勝負である。
コルカタでは 地図を片手に地下鉄に乗り、バスに乗り、市電に乗り、
バザールを見つければ、ひたすら足を使って歩き回るだけである。
4,50軒のサリーの店を見て歩くのは当たり前のことである。
気に入ったサリーがあれば、値段交渉は相手のペースに巻き込まれないための
神経を使うものだ。
楽な仕事ではない。
遠田さんのこの作品は 手染めのクレープシルクサリーを使ったものである。
インド人の手染めの技術もなかなかのものである。
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