ネパールの政治

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 午後2時のタイムリミットまで、コイララとプラチャンダ、それに残りの政党の首脳も集まって、妥協点を話し合っているようだが、テレビのニュースで伝わってくるのは、そのくらいのことだ。
 関心を持っているのは、ネパールの知識階級のみで、一般庶民にとっては、雲の上の出来事であるし、政治に期待するものはなにもないのだ。
 今、一般庶民庶民にとって、関心のあることといえば、野菜の高騰、毎日の食卓に必要なたまねぎ、ジャガイモの異常な値上がり、その値段は4,5ヶ月前の2,3倍にも跳ね上がっている、こうした値上がりに対する政府の対策だが、政治ゲームにうつつを抜かしている政治家たちには、そんな庶民の苦しみは見えない。
 ガソリン対策、ダムの水位が下がって電力の供給が減る乾期の対策、水不足 誰一人として抜本的な対策をとろうとしない。
 共和制もいい、選挙の比例代表制もいい、その前に、日々の生活にかかわる改善を真っ先に進めてほしいものである。
 庶民が、マオイストに期待したことはこうしたささやかな事の改善である。他の汚職を繰り返してきた政党には初めから期待などなかった。名うての汚職政治家コイララが、首相の地位にあることすら、異常である。
 彼は、砂糖を求めて 彼に群がるありのような他のバウン族、チェットリ族の期待を背負っているだけだ。
 王軍という虎の威を借りて、身の保全を謀っているに過ぎない。バウン、チェットリに今のネパールの混乱を解決するすべはない。ネパールのバウン族は、インドのガンジー、ネルーのような国を思うバウンではないのだ。民族融和などという考えなど毛頭ないのだ。
 先住民族が、新しい社会を求めるならば、今すぐ、体制を支える軍隊、警察治安部隊から、去るべきだ。そうしなければ、同族同士で殺しあう悲劇は避けられない。

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