バンコクを歩く

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 現国王 ラーマ9世の母 シーナカリン=サングワン・タラパットは 1900年に
 ノンタブリ出身の金細工職人の娘として生まれたが、早くにこの父を亡くし、
 母親の手で 先に説明した公園の中にある今は崩れかけたレンガ造りの家で育てられた。
 その母も病身で娘の面倒を見ることも出来ず、 8歳になったときには王室に奉公に
 上がるが、9歳になったときには その母も失い、天涯孤独の身になったが、
 運よくシリラート王室医療院付属の看護学校に通い 1916年に卒業することが出来た。
 その後の経過については 次のホームページを参照されると良いだろう。

 王家/父母姉兄
 http://www.1046.in/royalhousehold1.htm

 現国王の王母 シーナカリンを偲んで造られた公園の周りは 下町風な情緒の色濃く
 残る場所である。
 表通りには戦後移民してきたと思われる中国人たちが住み、裏通りにはタイ人たちが
 住む。
 豊かな成功した中国人であるというより、細々と生活しているような中国人たちが多く、
 タイ人たちはといえば、下働きをしているような人たちだ。

 王母 シーナカリンの生まれた時代なら 随分うら寂しい界隈だったのではなかろうか。
 公園の周りの建物の様子を見ても 第2次世界大戦以後建てられた木造住宅が多いようだが、
 ところどころには 百年以上前に建てられたような貴族の屋敷も残っている。
 そんなことから、王母 シーナカリンの生まれた百年以上前の時代といえば、
 広大な敷地に囲まれた貴族の屋敷とその使用人たちの住まいがあったぐらいだろう。

 戦後 チャオプラヤ川の対岸にある中華街の商人たちの商品の保管場所として、
 倉庫なども建てられたようだが、今では 中華街も昔ほどの勢いもなく、
 あたり一帯は裏寂れた雰囲気を漂わせている。

 夕方近くなると 近くの公立学校に通う小学生や中学生が 路上のカキ氷の店に
 群がっていたりするし、木造の長屋風の昔風の商店には 近所の住民たちも
 集まっている姿は如何にも下町的な風景である。

 裏通りに入っていくと 時代の流れなど忘れてしまったような人々の生活もある。
 古きよき時代のバンコクが そのまま残っているような感じなのである。
 時間の流れが止まってしまったところに 間違って入り込んでしまったような
 気持ちにもなってしまう。
 こんな不思議な場所が トンブリ地区には 何箇所かある。
 物価が安い、部屋代が安い、簡単に住む土地が手に入った、開発は遅れているといった
 様々の要因が絡み合って、昔ながらの生活が そのまま残っているのだろう。

 バンコクの中心部での生活に疲れたときには トンブリ地区にやってきて、
 のんびりとした時間の流れの中に身を置いてみる、下町の気さくな雰囲気に触れてみると
 いうのは 心の健康のためには いいのかもしれない。
 それも昼間のことで 夜になるとちょっと危険な界隈で 表通り以外は歩けない
 雰囲気があるので要注意である。
 何処か人間の吹き溜まりのような場所でもあるからだ。
 気さくで人の良さもあるが、半面、分けのわからない怖い人間もいるのも本当である。
 下町めぐりは バンコク庶民の生き生きした姿を見るにはいいが、それも昼間に
 限定された世界である。
 バンコクの下町歩きも 五感と第六感を駆使して、危険の匂いを嗅ぎ取る必要がある。



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閉じる コメント(4)

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今日は。
ラーマ9世の生母シーナカリン=サングワン・タラパットと彼女の育った環境について色々と知ることができました。
ありがとうございました。
ポチです。

2009/3/6(金) 午前 10:54 [ しげよあゆみ ]

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タイの立憲革命以降、タイの王室の権威は失墜し、軍が台頭していく中で、スイスから戻って 子供に王位を告がせることは 大変なことだったと思います。
本来なら、親王と平民の間に生まれた子供ですから、王位を継ぐことからは 遠かったと思います。

ラーマ6世、7世に子供がいなかったということもあるし、王室の
権威失墜の中で 王位を継ぐことを避けていたのでしょうね。

長男のラーマ8世は 謎の死を遂げ、次男のラーマ9世が再び、
王位を継いだ後の王室の努力は 凄まじいものがありますね。
この60年で王室の権威を回復したのですからね。

2009/3/6(金) 午前 11:27 [ hikaruno ]

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こういう歴史を知って、今の国王の業績をうかがい知ることができました。今日はポチできませんでした(メンテナンス中でした)

2009/3/6(金) 午後 9:51 [ sto*es*_88 ]

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タイの王室の歴史の中で 民衆に愛された王様は
今の王様だけのようですね。
アユタヤ王朝の時代から 国王は民衆からは遠い存在で
行幸の際にも、顔を上げることも許されなかったし、家の窓も
閉める必要があったようです。

国の父(ポー・クン)という考え方は スコタイ王朝時代のもので
王と民衆が 上段、下段と位置になく 一緒に座って話をすると
いう王室の姿勢を取り入れたのは 現国王の時代からだと思います。
それまでは 王室の権威だけが 一人歩きをしていました。

2009/3/6(金) 午後 10:24 [ hikaruno ]


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