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私の住んでいるところから、歩いて1分のもかからない私立学校
ナガルジュナ・アカデミー中学を訪問してみた。
概要だけを、述べてみると、以下である。
名前 ナガルジュナ・アカデミック中学
生徒数 350名
生徒の民族構成 ネワール族、チェットリ族、バウン族、マデシ(タライ地方出身者)
経営者 チェットリ族(土地、建物の所有者でもある。)
クラス構成 幼稚園部 3歳児クラス、年少クラス(4歳児)、年長クラス(5歳児)
第1学年から第10学年
授業料 第1学年 月 600ルピー + 教科書代 その他の雑費
以下1学年ごとに平均50ルピーずつ上がり、第10学年は、月 千ルピー
ただし、第10学年になると、高校卒業資格試験(SLC)の準備のための
補修のため、別途千ルピーの特別授業料が必要だ。
教師の給料 小学校教師 月 5千ルピー
中学教師 月 7千ルピー
今後の問題点 生徒のための校庭の拡張、より多くの生徒数の確保のために 移転を考慮中
このナガルジュナ・アカデミック中学、私立学校としては、中級レベルに属するという。
少し収入のゆとりのある人たちが、自分の子供を通わせるといったレベルの学校である。
上を見れば、インターナショナルスクール・レベルの月の費用が1万ルピー以上かかる
学校もある。
もっと上に行けば、月3万ルピーという私立学校もあるはずだ。
下を見れば、授業料が月3百ルピーの私立学校もある。
親の収入に見合った授業料の私立学校が、山ほどあり、親は、自分の収入に合わせて
私立学校を選べばいいのである。
もちろん、それぞれの学校の特質は、考慮するであろうが。
意外に思ったのは、私立学校の教師の給料が、公立学校の教師の給料より、はるかに安いことだ。
それは、中級レベルの私立学校以下の学校にいえることなのであろう。
その点、公立学校の教師は、安穏である。定年まで勤めれば、年金も入る。
熱意を持って仕事をしようが、しまいが、給料だけは、充分にもらえるのである。
公立学校の教師には、もっと生徒のために頑張ってほしいものである。
このレベルの私立学校は、数多く、過当競争の中にあり、容易に授業料を上げることが
出来ない為であろう。
その為に、教師の給料を低く抑えざるを得ないのであろう。
この学校の場合も、郊外に移転することで、見栄えのよい学校環境を作り、
より親の目を惹きつけ、1段階 上のレベルを目指すことが、急務なのであろう。
生き残りをかけた生徒獲得競争は、熾烈なのである。
教科書についていえば、ネパール語の教科書を除いて、算数(数学)、社会、科学等は、
すべて英語で書かれた教科書を使用している。
インドにおいても、私立学校は、そうである。だから、英語には、強い。
幼稚園からの英語教育である。1年生になったら、すべて英語の教科書である。
その為の準備が必要なのである。
生徒の民族構成は、ある程度、生活にゆとりのある家庭の子供であることが、
必要であるためか、ネワール族、バウン族、チェットリ族、そして裕福なマデシの子供が多かった。
タマン族、タルー族、マガール族、グルン族、ライ・リンブー族の子供はいなかった。
貧しい民族の子供は、公立学校に集中しているのである。
公立学校で見られたような同じ学年の中での年齢のばらつきは、私立学校においては見られず、
年齢相応に入学し、進級していくのである。
今日は、フード・フェスティバルという1年に1度の、学校のお祭りの日で、
親を呼んで、踊りを見せたり、一緒に屋台の食べ物を、食べたりして、楽しく1日を過ごすと
いうことだ。
*** 写真の子供たちは、私立学校の第2学年の子供たちである。
先にレポートした公立学校の第2学年の子供たちと比べてもらいたい。
部屋の環境も含めて。***
***1ルピーは現在、約1.6円である。***
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教師にお金をかけるかわりに設備にお金をかけているようで、公立とは全く逆ですね。
ネパールのような小さい国に、ずいぶんたくさんの民族があるのですね。何が違うのでしょうか?
2007/12/28(金) 午後 6:57
南はインドから、北はチベット、東からは、インド・アッサム地方、マニプル地方のモンゴリアン、ビルマあたりから、ネパールに様々の民族が昔に集まってきたようです。
山岳民族は貧しく、教育の機会も少なく、いつまで経っても貧しいままです。
4百年ほど前にネパールに移住してきたブラーマン族、チェットリ族が政権の中枢にいて、自分たちの利権ばかり考えています。
そのために、お金のかかる私立には、こうした人たちの子供が集まります。
2007/12/28(金) 午後 10:07 [ hikaruno ]