過去の投稿日別表示

[ リスト | 詳細 ]

全1ページ

[1]

カトマンズの私立学校

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

 私の住んでいるところから、歩いて1分のもかからない私立学校 
 ナガルジュナ・アカデミー中学を訪問してみた。
 概要だけを、述べてみると、以下である。

 名前       ナガルジュナ・アカデミック中学
 生徒数      350名
 生徒の民族構成  ネワール族、チェットリ族、バウン族、マデシ(タライ地方出身者)

 経営者      チェットリ族(土地、建物の所有者でもある。)

 クラス構成    幼稚園部 3歳児クラス、年少クラス(4歳児)、年長クラス(5歳児)
           第1学年から第10学年

 授業料      第1学年 月 600ルピー + 教科書代 その他の雑費
           以下1学年ごとに平均50ルピーずつ上がり、第10学年は、月 千ルピー
           ただし、第10学年になると、高校卒業資格試験(SLC)の準備のための
           補修のため、別途千ルピーの特別授業料が必要だ。

 教師の給料    小学校教師 月 5千ルピー
             中学教師  月 7千ルピー

 今後の問題点   生徒のための校庭の拡張、より多くの生徒数の確保のために 移転を考慮中

 このナガルジュナ・アカデミック中学、私立学校としては、中級レベルに属するという。
 少し収入のゆとりのある人たちが、自分の子供を通わせるといったレベルの学校である。
 上を見れば、インターナショナルスクール・レベルの月の費用が1万ルピー以上かかる
 学校もある。
 もっと上に行けば、月3万ルピーという私立学校もあるはずだ。
 下を見れば、授業料が月3百ルピーの私立学校もある。
 親の収入に見合った授業料の私立学校が、山ほどあり、親は、自分の収入に合わせて
 私立学校を選べばいいのである。
 もちろん、それぞれの学校の特質は、考慮するであろうが。

 意外に思ったのは、私立学校の教師の給料が、公立学校の教師の給料より、はるかに安いことだ。
 それは、中級レベルの私立学校以下の学校にいえることなのであろう。
 その点、公立学校の教師は、安穏である。定年まで勤めれば、年金も入る。
 熱意を持って仕事をしようが、しまいが、給料だけは、充分にもらえるのである。
 公立学校の教師には、もっと生徒のために頑張ってほしいものである。
 このレベルの私立学校は、数多く、過当競争の中にあり、容易に授業料を上げることが
 出来ない為であろう。
 その為に、教師の給料を低く抑えざるを得ないのであろう。
 この学校の場合も、郊外に移転することで、見栄えのよい学校環境を作り、
 より親の目を惹きつけ、1段階 上のレベルを目指すことが、急務なのであろう。
 生き残りをかけた生徒獲得競争は、熾烈なのである。
 教科書についていえば、ネパール語の教科書を除いて、算数(数学)、社会、科学等は、
 すべて英語で書かれた教科書を使用している。
 インドにおいても、私立学校は、そうである。だから、英語には、強い。
 幼稚園からの英語教育である。1年生になったら、すべて英語の教科書である。
 その為の準備が必要なのである。

 生徒の民族構成は、ある程度、生活にゆとりのある家庭の子供であることが、
 必要であるためか、ネワール族、バウン族、チェットリ族、そして裕福なマデシの子供が多かった。
 タマン族、タルー族、マガール族、グルン族、ライ・リンブー族の子供はいなかった。
 貧しい民族の子供は、公立学校に集中しているのである。
 公立学校で見られたような同じ学年の中での年齢のばらつきは、私立学校においては見られず、
 年齢相応に入学し、進級していくのである。

 今日は、フード・フェスティバルという1年に1度の、学校のお祭りの日で、
 親を呼んで、踊りを見せたり、一緒に屋台の食べ物を、食べたりして、楽しく1日を過ごすと
 いうことだ。


 *** 写真の子供たちは、私立学校の第2学年の子供たちである。
   先にレポートした公立学校の第2学年の子供たちと比べてもらいたい。
   部屋の環境も含めて。***

 ***1ルピーは現在、約1.6円である。***


++ブログランキングへの協力をお願いします。++
   ** 忘れないでね **
          ↓

 にほんブログ村ランキングに参加しています。
 *面白いと思ったら下のアドレスをクリック*
 [https://www.blogmura.com/ にほんブログ村]

 人気ブログランキングに参加しています。
 *面白いと思ったら下のアドレスをクリック*
 [ http://blog.with2%2enet/in.php?590199 ]

 もうかれこれ、22年前の12月のことである。カトマンズで知り合ったケララ州のインド人と親しくなり、彼と一緒に、彼の故郷に行くことになった。
 チケットの手配は、すべて彼に任せ、まずは、バスで ネパール・インド国境 カーカルビッタへ行く。16時間のバスの移動である。
 カルカッタへ行くのだから、ビルガンジの国境を利用して、ムザッファルプルから鉄道で、カルカッタに行くのが普通であるが、彼は、シルグリからツーリストバスを利用してカルカッタへ行く方法を取ったのである。
 別段、それはそれでいいのであったが、二人して、ネパール側のイミグレーションを無事に超え、次は、インド側のイミグレーションに向かい、手続きを始めた途端に、イミグレーションのオフィサーから、クレーム、

 ― 君、君のパスポートには、ダージリン・パーミッションがないではないか。
   インド国境を越えることは許可できない。

 私は、ダージリンにいく場合のみ、ダージリン・パーミッションが必要だと思い込んでいたのだ。これは困った。仕方がないので、同行の彼には、カルカッタのサダル・ストリートのパラゴンホテルで会おうと約束して、私のほうは、とぼとぼと、もと来たネパール側イミグレーションへと引き返したのであった。
 ネパール側のイミグレーションのオフィサーに事情を話すと、カーカルビッタから1時間ぐらい行った所に、別のイミグレーションがあると言う。
 行き方を詳しく聞いて、乗り合いバスを乗り換え、乗り換え、やっとの思いでそのイミグレーションへと辿りつく。
 イミグレーションとは、名ばかり、小さな掘っ立て小屋のような建物の中にのんきそうな警察官が、一人いるのみである。
 ネパールとインドの境には、細い小川が流れているばかり、パスポートを見せ、事情を話すと、OK、行きなさいという。行きなさいと言われても、インド側のイミグレーションが見当たらない。
 インド側のイミグレーションはどこかと聞くと、遠くを指差して、あの白い建物だと答える。小さな橋を渡って、インド側へと足を進めていく。
 
 インド側のイミグレーションものんびりしてもので すんなり入国スタンプを押してくれる。
 しかし、しかしである。私が今、自分がどこにいるのか、皆目、検討はつかないのである。地図もなければ、案内書もない。 
 わかっていることはと言えば、カルカッタに行くことだけだ。
 オフィサーに訊くと、外にいたリキシャに バス停まで私を運ぶように言ってくれている。インド人もなかなか親切なのである。そして、そこから、バスで、カルカッタ行きの列車が到着する駅に行くことになるようだ。駅の名前を教えてもらったが、今は、もう、覚えていない。
 すし詰めのローカルバスに乗って、駅へと出発だ。
 ここまでたどり着くのにもう、夕方近くになっている。
 バスは、ひたすら、インド平原を走っていく。大きな夕陽を追いかけて。あたりは、どんどん暗くなり、村々の夕食の用意の火が、ちらちらと燃えているのが見える。
 このあたり、まだ、電気は来ていないのだ。このあたりといっても、このあたりが、どのあたりかは全く知らない。
 真っ暗だった周辺が、段々明るくなり、街に入り、駅に到着。
 駅でカルカッタまでのチケットを買う。時は、午後8時過ぎ、列車到着は、午後11時、この夜は、インドといってもやたらに寒い夜だったのだ。
 着るものがない。
 というのは、あの同行のインドの友人、故郷のお土産に、やたら中国製のビーチサンダル、万年筆を買い込み、国境でのタックスを嫌がり、私の衣類は、彼のかばんの中へ、私のザックの中はといえば、彼の中国製のビーチサンダルと万年筆ばかり、着る物はないのだ。
 周りのインド人たちは、皆、ウールのショールをはおり、寒さから、身をまもっているのに、がたがた震えているのは、私ばかり、列車到着までまだ3時間もあるのだ。
 やっと来た列車に乗り込んでも、寒さは変わりなく、眠れたものではなかった。
 夕方、やっとハウラー駅に到着、17時間の長旅だった。タクシーに乗り込み、大急ぎでサダル・ストリートのパラゴンホテルへたどり着くと、パラゴンホテルの前で、彼は待っていたのである。こっちの苦労は何も知らないで。

 今であれば、どうであろう。無事にカルカッタまで行き着けるだろうか。その当時は、まだまだ、インドものんびりしていたのだ。何事もなく、無事に着いたのは、運がよかったのだろうか。


[https://www.blogmura.com/ にほんブログ村]

 ネワール族社会には、グティと呼ばれる相互扶助組織があるが、
 どうもそのグティも、二つに分けられるようである。
 ひとつは、同じ地区(トール)に住むもの同士が、お金を出し合い、市の援助を受けながら、
 地区の改善(例えば、道・広場の整備等)を協力して図ると言う形のもの。
 もう一つは、より重要なものであるが、ネワールカーストの中で、同じ、
 もしくは、同質的なカーストが、宗教的行事、葬儀などを協力し合って行うというもの。

 前者のグティは、カーストに関係なく、同じ地区に住んでいる者同士で行われるが、
 後者のグティは、同一、あるいは同質カーストの者だけで行われる。
 同一、同質のカーストのグティのついて、話を進めてみよう。

 ネワールの仏教徒カーストの上位に位置する、サッキャ、バジャチャーレは宗教行事、
 祭礼の形が同じであることから、同じグティに属し、葬儀の際の協力、自分たちの管理する寺、
 仏塔などの祭礼も協力し合って、順番制で執り行うのである。
 ところが、同じトール(地区)に住み、同じ仏教徒カーストであっても、
 彼らより下位にあるカーストのタムラカール、シッラカール、コンサカール、
 トラザー(チベット貿易商)等とは、グティを一緒に行わない。
 しかし、彼ら同士は、グティを同じくする。
 
 更に下のカースト、マハルザン(農民カースト)においても、同じようにより 
 上のカーストとは、グティを共に行うことはない。
 ランジットカール(染め職人)、マナンダール(食用油の製造、および販売),
 タンデュカール(マハルザンより下の農民カースト)、コパーリ(仕立て職人)、
 サヒ、ポーレ等も、より上のカーストとは、グティを同じくせず、
 単独で 自分たちのグティを持つ。
 仏教徒カーストの例を見て明らかなように、ネワール族のカーストは、非常に複雑で、
 ネワール族であっても、互いに他のカーストの宗教の習慣、親戚同士の行事など、
 知らないのが現状だ。

 ネワール族のヒンズー教を主に信じるカーストにおいても、同じ構造になっている。
 マッラ時代の支配階級であったのは、ヒンズー教を信じるカーストであったようで、
 マッラ(王族)、プラダン(王の側近)、ラーズバンダーリ、マスケ、アマティ、
 アチャーズ、ジョイシなどのカーストグループは、グティを同じくする。
 彼らが、祭礼を行うときには、バウン族の僧侶を呼ぶことが多いようだ。
 又、他には,ラゾパデャヨと呼ばれるインドから、マッラ王の皇子の家庭教師として
 招聘されたカースト、ロナジット・グプタと呼ばれる上位カーストの子弟の教師として
 招聘されたカーストなどがあるが、彼らのグティも、単独にカースト内だけで行われる。
 
 それともう一つ、重要なことは、互いに異なるグティを持つカースト間の結婚はない。
 異なるカーストの人間が、入り込んでくることで、宗教的な穢れが生じると、
 考えられているからだ。
 結婚のみならず、下位カーストとともに食事をすることもないし、
 下位カーストの触った水も飲まない。年寄りのいる家では、
 今なお、このことは、厳しく守られている。

 面白いことには、仏教徒カーストの場合、ほとんどが、はっきりした技能を持ったカーストで
 あるが、ヒンズー教カーストは、ほとんどが 官吏である。
 このことの意味を知ることで、マッラ王朝時代の支配構造も明らかになるであろうと思われる。
 
 1380年から1394年に在位したジャヤスティティ王の時代に 
 当時のネワール族の職業・職種に従って、作り上げられた64にも及ぶ職階カースト、
 それが、ヒンズー教のカーストの影響を受け、上下関係を作り、
 そして、グティのグループを作っていったのである。

 このグティをいう相互扶助組織は、単に、協力しあうと言うだけでなく、
 カーストの区別をはっきりさせ、カースト内の結束を固めると言う目的もあるように感じられる。
 しかし、現在においては、あまりに固定的になってしまったグティのために、
 柔軟性に富むカースト間の生き生きした交流が、失われ、ネワール族の活力を
 失わせているようにも思われる。
 ネワール族の文化、カースト制、宗教の形、生活習慣を知るには、グティの理解は、
 不可欠なのである。


++ブログランキングへの協力をお願いします。++
   ** 忘れないでね **
          ↓

 にほんブログ村ランキングに参加しています。
 *面白いと思ったら下のアドレスをクリック*
 [https://www.blogmura.com/ にほんブログ村]

 人気ブログランキングに参加しています。
 *面白いと思ったら下のアドレスをクリック*
 [ http://blog.with2%2enet/in.php?590199 ]

全1ページ

[1]


.
hikaruno
hikaruno
男性 / A型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

標準グループ

美術・工芸

日本の政治

海外情報

ニュース

1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30
友だち(5)
  • ミーヤー
  • ピタル…☆
  • アジアや世界の歴史や環境を学ぶ
  • はーちゃん
  • yag*o*ama
友だち一覧

過去の記事一覧

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!
話題の新商品が今だけもらえる!
ジュレームアミノ シュープリーム
プレゼントキャンペーン

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事