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今日は朝から停電、午前10時から午後2時まで、そして夜には、午後8時から
真夜中の12時まで、家の中に居ても仕方がないので、散歩に出かけることにした。
腹ごしらえに えんどう豆とちりめんじゃこ、そして青葱を入れてチャーハンを作り、
昨夜のおかずの残り、わらびの卵とじと一緒に食べる。
家から歩いて、パタンに向かう幹線道路に出て、パタン・ドカ(パタン門)行きか、
モンゴルバザール行きの乗り合いテンプーかバスを待つ。
しばらく待つ間、バス停にいたグルン族の女性と話す。
昔はポカラ近くのラムジュンに住んでいたが、今はチトワンに住んでいるという。
親戚を訪ねて、カトマンズにやってきたようだ。
パタン・ドカ行きのバスがやって来たので、バスに乗り込む。
運賃はクポンドールから終点のパタン・ドカまで7ルピー(約10円)、
歩けば20分ほどの距離であるが、上り坂なので怠け癖が出てしまった。
別に何を見るというあてはないので、パタンの旧市街の中をふらふらと歩き回る。
ネワール族は多くのカーストを持ち、そのカーストによって、それぞれに住む場所が
違う。
上位カーストはシュレスタと呼ばれ、ヒンズー教を主に信仰し、マッラ王朝時代の
支配階級にあたる。
マッラ、プラダン、マスケ、ジョイシー、ラーズバンダーリなどのカーストがある。
それとは別に仏教のカーストがあり、バッジャチャーレ、サッキャを頂点としており、
その下に、タムラカール、トラザー、マハルザンなどが居り、なかなか複雑である。
仏教徒の大半はもの作り、生産に従事する人たちだ。
パタンの王宮を中心にして、中心部に支配階級、周辺部にカーストの低い人たちの住居が
あることを実際に確かめてみたかった。
パタン・ドカを抜けると、昔ながらのネワールの生活場所へと入っていく。
真っ直ぐパタンの王宮へとは向かわず、わき道にそれる。
ネワール族の住居の特徴であるが、細い路地に入っていくと、四角い広場が広がり、
その広場に面して家が建ち並んでいる。
その広場の中には必ず、宗教的な場所が 設置されている。
神様の像であったり、寺院であったりする。
そうした広場を中心とした家々には、サッキャなり、マハルザン、バッジャチャーレなどの
ひとつのカーストの人たちが主にすんでいる。
人口でみれば、農民カーストのマハルザンが一番多い。全体の7割から8割を占めるだろう。
私の見るところでは、カトマンズ盆地の中では1番古くから住んでいる人のように
思われる。
チベット・ビルマ系語族であるといわれているが、どこから移住してきたのだろう。
マハルザンの居住地域、バッジャチャーレの居住地域、サッキャの居住地域を
歩き回っているうちにパタンの王宮広場に来てしまった。
ここまできたら、ネワール料理のホナチャに寄らないわけには行かない。
久しぶりのバーラ・アンダー(卵入りバーラ、大豆をつぶして、お好み焼き風に料理する)、
水牛肉のカレー、ツウェラ(水牛の半生肉の和え物)を食べる。
40ルピー(約70円)だ。
腹ごしらえが済んだところで、モンゴルバザールから乗り合いテンプーに乗って、
家路についた。
帰ってみると、電気が来ていた。今度は夜8時から12時までの停電が待っている。
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