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 カトマンズ盆地をカトマンズとパタンに分けるバグマティ川、その汚さ、臭さは
 雨のない乾期の最中、人々は眼を背けるばかりだ。
 そんなバグマティ川の辺では、春の暖かい陽射しを浴びて、カトマンズ庶民たちが
 洗濯に勤しんでいる。
 長年 水不足に悩むカトマンズでは 飲み水は手に入れることは出来ても、水浴び、
 洗濯のための水は充分ではない。
 地方から、インドからやって来た間借り住まいの貧しい人たちは、
 皆、このバグマティ川の辺にやって来ては、水浴び、洗濯に精を出すことになる。
 といっても バグマティ川の水を使ってということではなく、バグマティ川の辺に
 掘られた井戸、湧き水を使ってのことだ。

 私が行ったバグマティ川の辺近くには 三つの水場があった。
 ひとつの大きな井戸の周りでは、主に男たちが中心になって、水浴び、洗濯をしている。
 顔つきを見ると、インド系の男たちである。
 南ネパール タライ地方のネパール人やネパール・インド国境に近いインド人たちの
 ようだ。
 男らしいにおいは充満しており、女たちには近寄りがたい雰囲気もある。
 中にはたくましい女のいたが。
 洗濯物を頭の上に載せた二人の女たちが、この水場を横目に見ながら、
 通り過ぎていった

 少し、下に下りてみれば、今度は湧き水を利用して、女たちばかりで洗濯をしている。
 ここの水は湧き水だから、飲むことも出来ると言うが、すぐ脇の薄汚れた水の流れる
 バグマティ川を見れば、信じがたい。
 女たちばかりの集まる水場のせいか、優しい雰囲気が漂っている。
 バウン族、タマン族など、間借り住まいの女たち、主婦たちのたまり場だ。
 一緒にやって来た幼い子供たちも楽しげに座りこんでいる。
 寒い冬は去り、暖かい水ぬるむ春がやってくれば、どんなに貧しい生活の中にあろうと、
 人々の顔には笑顔があふれてくる。

 ネパール、カトマンズに水がないのではない、怠惰な政府、官僚、政治家がいるために
 水という資源が活用できないだけの話だ。
 庶民たちは 絶えず自活の道を探し出し、生き抜いていくが、今のカトマンズでは 
 もう限界に近づいてきている。
 卵も肉も、食用油も値上がり、食用油など2倍の価格になってしまっている。
 食料品の値上がりは、一番に庶民の懐を圧迫していく。

 この川の向こう岸に渡ると、小さな湧き水の周りで、子供たちが自分たちの衣類を洗っている。
 親たちとともに、ゴミの中からお金になるものを集めているインドからやって来た子供たちだ。
 いつもはカメラを向けると逃げ出してしまう子供たちだが、逃げ出すことも出来ず、
 むしろ、撮った写真を見せてくれとせがんでくる。

 貧しいものたちは誰も彼も懸命に生きている。
 自分の生きることの出来る場所を真剣に探し出そうとしている。
 見つけることが出来れば、幸いだが、見つけ出すことが出来なければ、
 一生 探し続けなくて名ならない。遠い道だ。
 立派な豪邸も建ち並び始めたバグマティ川、金持ちたちは、こんな庶民たち、
 貧しい人たちの生活には関心を持たない。
 何とも理不尽な世界である。貧しきものに幸いあれ!


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 25年前に初めて、カトマンズにやって来た頃、タクシーの数など少なく、
 走っているタクシーといえば、ほとんどが、中古の日本の自動車だった。
 今でもその当時走っていた中古の日本車を見かけることがあるが、
 1970年代のものだ。修理を重ね、利用し続けている。
 こんな日本車の姿から、日本車は長持ちするというイメージが ネパール人の中には
 根強くある。
 自動車のみならず、日本製品に対しても一様に同じ印象を持っているようだ。

 今、ネパールで走っているタクシーはほとんどが、インドのマルチスズキの800CCの
 軽4輪車だ。
 狭くて、居心地が良いとは、言えない。
 タクシーの賃貸しは儲かるということで、小金を貯めたネパール人は、
 こぞってタクシー・ビジネスを始めた。
 自動車のオーナーは、昔からのカトマンズの民ネワール族やバウン族が多い。
 1日の使用料いくらと決め、貸し出すのだ。
 あるいは、売り上げの何パーセントを支払うという契約もある。

 儲かると思って始めたタクシービジネスも必要以上に増え続けるタクシーの量の中では
 大した実入りも期待出来なくなってきている。
 先月などはインドと国境を接する南ネパール タライ地方の政治的な要求のために
 2週間近くゼネストが続き、インドからのガソリン、灯油、プロパンガスの供給の
 道が断たれてしまった。
 ガソリン無しでは仕事の出来ないタクシードライバー、死活問題である。
 去年あたりから、インドに石油の代金をきちんと支払っていないネパール石油公社に
 対して、インド側は、供給をストップしたり、量を減らしたりの状況に陥り、
 そのたびに、ガソリンを求めて、右往左往するドライバーたち、ガソリンを売るガソリンスタンドは
 あっても、長蛇の列、何時間も自分の番を待つ始末だ。

 タクシーの不必要な増加、ガソリンの供給不足、ガソリンの値上がりと売り上げは減る一方、
 以前からもあったのであるが、そこですることはといえば、メーターの改造である。
 ネパールほど同じ目的地に向かっても、タクシー料金の違う国はない。
 この頃では良心的なタクシードライバーを見つけることが難しいくらいだ。
 昔は、タクシードライバーの顔を見て、彼は、バウン族、ネワール族、どうも誤魔化されそうだ、
 ライ、リンブー、グルン、マガール族だと正直だから大丈夫、タマン族だと
 調子はいいがこのドライバーは信用できるかと、タクシーを選んだものだが、
 こう状況が悪くなってくると 誰も彼も信用できなくなる。
 メーターで行けば、改造メーターで予想外の高料金、交渉すれば、吹っかけてくる。
 余程のことがなければ、タクシーなど利用するものかと言う気持ちになっているのは
 私のみならず、カトマンズ市民も同じだろう。
 みんな 出来るだけ、公共交通を使うべく心がけるようになっている。
 鴨にされるのは外国人旅行者だ。

 旅行者のたまり場、タメル地区の手前のタクシー乗り場に行けば、旅行者をねらって、
 日長1日、列を成して、タクシーが並んでいる。

 これだけタクシーが増えてしまうと、政府もタクシーメーターの検査も間に合わない。
 それどころか、そんなことはしているのだろうかと疑いもある。
 増え続けるタクシー、どこでもかしこでも駐車して客待ち、狭いカトマンズの道路が
 益々狭くなる昨今である。


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