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 石畳の敷かれた道を歩き続けていくと、火葬場に行き着いてしまった。
 インドやネパールでは川のそばには 必ず火葬場がある。
 しかし、骨や灰になってしまったものを、この汚染されたバグマティ川に
 流されたのでは死者も浮かばれない。
 いくらなんでもこんな火葬場で荼毘には付されたくない。
 聖なるバグマティ、ブシュヌマティ川をこんな姿にしてしまい、捨て置いている
 ネパール人の信仰とは何か、考えてしまう。
 ここ15年以上にも渡って、汚い姿をさらしているバグマティ川だ。
 昔は子供たちが泳いでいた姿を見かけたものだが。

 それでも川のほうには目を向けず、石畳の道のそばだけを見るなら、
 そこは、昔ながらの情趣が残るカトマンズである。
 火葬場の先にはりっぱなシバ寺院がある。
 150年ほど前のラナ専制時代に建てられたものだ。
 悪声名高いラナ専制時代であるが、多くの歴史的遺物も残している。
 1950年にラナ家の支配に変り、サハ家が王政復古を果たすが、
 ここ60年の間にサハ家のよって 建造されたものはほとんどない。
 王宮ぐらいのものだろう。

 シバ寺院の中に入ってみると、なかなかパワーの渦巻く場所である。
 その当時のラナ家の勢いを感じされるものがある。
 旅行者にはあまり知られてはいないだろう。交通の便の悪い場所だ。

 バグマティ川のこの道筋には、ネパールのすべてが存在している。
 スラム、水に中で砂堀をする人たち、新興住宅、火葬場、歴史的な遺産
 すべてが、矛盾に満ち、理不尽で解決しがたいものを含む。

 こんな場所を歩いていると、頭の中まで、矛盾に支配され、混乱してしまう。
 この矛盾、混乱を当たり前のこととして受け入れているネパール人の精神構造は
 どうなっているのかと、不思議に思う。

 25年間このカトマンズと付き合い続けているが、混乱、計画性のなさ、
 論理的ではないネパール人の性格には あきれ果て、改善の余地のないものと
 諦めている。
 問い詰めると、「ケ ガルネ」(どうすればいいの、どうにもならないじゃないの)と
 逃げの一手、話が咲きに進んでいかないのである。
 日本人などは、ものが整然としていないと落ち着かない民族であるが、ネパール人は
 整然とせず、混乱していても平気である。
 だから、日本のそんな生活に疲れた日本人にとっては、カトマンズは居心地が
 いいのかもしれない。

 宗教もそうである。
 仏教とヒンズー教が 人々の心の中に混在していて、誰も矛盾を感じていない。
 こんなところは東南アジアのタイ、ラオス、カンボジアとも共通するところだ。
 ネワール族社会は、そういう傾向が強い。
 彼らのルーツは東南アジアかもしれないと思えてくる。
 あまり内面的でもなく、深く物事を考える人たちではないのだ。


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 カトマンズのバラジュの近くに長距離専用のニュー・バスパークがある。
 ニューというくらいだから、オールドはといえば、ラットナパークのすぐ近くにあり、
 今はカトマンズ近くの郊外行きバス乗り場として使われている。
 ニュー・バスパークの周りには、地方へ帰る帰省客を相手にするビニールを屋根に
 貼ったバラックもどきの市場が、中国製品を並べている。
 カトマンズ市内にはこうした中国製品があふれている。
 商売になるのかと心配になる。

 鉄道の発達していないネパールでは、カトマンズから地方へ、地方からカトマンズへの
 移動は長距離バスに頼らざるをえない。お金があれば、飛行機を使うという方法も
 あるが、それは庶民にとっては高嶺の花だ。
 それは政治家、実業家、外国人の利用するものだ
 ダサインのネパール最大のお祭りの際には、カトマンズで働く人々は、この長距離バスに
 乗って帰省する。

 怖いのは事故だ。地方に向かうバスが、谷底に落ちた、川に落ちたという話は
 よく耳にする。
 酒酔い運転だ、スピードの出しすぎだったと 原因は様々であるが、
 ネパール人の反射神経、運動神経のなさが原因なのではと かねがね思っている。
 若い頃は、何も知らず、カトマンズからインド国境まで長距離バスを利用したものだが、
 今は、怖くて利用する気にはなれない。
 タイの長距離バスの心地よさとサービスを経験すると、益々遠ざかっていく。

 昔はタンコットのチェックポストを抜けると、下り坂に入り、ヒマラヤの山を楽しみながら、
 ネパール・インド国境にも向かったし、インドからの帰りには、歩くような速さで坂道を
 登っていくバスにもいらいらもした。
 それでも途中のムグリンで食べたダール・バート・タルカリは美味しかった。
 ここで食堂を開いて商売をしていたのは タカリ族だ。
 今カトマンズでは タカリ族のダール・バート・タルカリは有名である。
 今はここにはツーリストバスは止まらないそうだ。
 惜しいことである。

 随分昔、インド・ネパーリ国境スノウリに入国し、ブットワルからタンセン・パルパを通って、
 ポカラに行ったことがある。
 蛇行する坂道で バスに乗りなれないネパール人が、バス酔いして、げえげえと
 吐き始めたのには 閉口してしまったことがある。

 ポカラなどへ行くには、グリーンバスと呼ばれているツーリスト用のバスもあり、
 少し高いが、安全である。
 どんな素晴らしいバスも、カトマンズ盆地の出入り口、タンコット辺りでの
 交通渋滞には敵わないようだ。
 せっかくカトマンズの入り口までやって来ても、渋滞でカトマンズの中に入っていくことが
 出来ないのだ。

 ここ数年、治安の悪化で強盗も怖い。
 夜間バスを狙った強盗が頻繁に出没する時期もあった。
 マオイスト崩れ、へいたい崩れが徒党を組んで強盗団になる。
 昔は武器といえば クックリ刀(ネパールナイフ)ぐらいだったが、今はライフルに
 変っているから、抵抗の仕様がない。
 出来るだけ昼間のバスを利用するに越したことはない。
 外国人旅行者が多額のお金を奪われたという話も耳にしている。
 のんびりと旅を楽しむという時代は去り、危険を覚悟という時代になってしまった。
 一体このネパール、地方の治安を取り戻すことが出来るのだろうか。


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