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 バンコクのプラカノン運河の向こう岸の場末の通りを歩いていると、
 懐かしい光景を眼にした。
 自転車の修理屋さんだ。
 古びた建物の一角で 年老いた中国人が、客から預かった自転車を修理している。
 今時のバンコクでは、あまり見かけなくなった光景である。
 修理専門の店で、自転車の販売などしていない。
 タイの経済を牛耳っている中国人であるが、こうした細々とした商いで生活の糧を
 得ている中国人もいる。
 いつの時代に中国本土からタイにわたってきたのだろう。
 成功する中国人、成功しなかった中国人、そんなことを考えていると、
 彼のタイへの移住の歴史が気になってくる。

 近頃では、タイでは、自転車は子供たちの憧れの乗り物ではなくなっている。
 路地裏では、まだ年少の子供たちは楽しげに乗り回しているけれど、
 小学校の高学年ともなれば、目が向くのはオートバイだ。
 田舎辺りに行くと、12,3歳の子供たちがオートバイに乗っている姿を
 よく見かける。
 大人たちも同じで、自転車に乗っているのは、オートバイを買うお金がないからと
 みられてしまう。

 今から、10年以上も前に東北タイの地方都市 コンケンに住んでいたことがある。
 その頃の私の足はといえば、自転車だった。
 その時代でも、もう自転車か少数派、オートバイを買うことの出来ない貧乏人の乗る
 乗り物に成り下がっていた。

 今は ネパールのカトマンズでも同じ状況になってしまった。
 タイもネパールも月賦でのオートバイの購入が出来るようになってから、
 オートバイは 瞬く間に増えていった。
 自動車は変えないが、オートバイなら買えると、自転車からオートバイへの乗り換えは、
 スムーズに行われたようだ。
 しかし、ネパールの石油不足は、ガソリンを手に入れるために、
 何百台のオートバイが列を成し、何時間も待つという事態を引き起こしている。
 待つために失う時間のことを考えれば、自転車を利用すればと思うが、
 一旦 楽な生活が身についてしまうと、それを変えることは難しい。

 東京などは 自転車を安全に乗り回すための道の整備が きちんと出来ているせいか、
 まだまだ、自転車は庶民の足になっている。
 自転車の台数だけ見ても、カトマンズやバンコクをはるかに凌駕している。
 これは余分なエネルギーを使わないという意味では、とても大切なことだ。
 今までは、経済成長、企業の利益を優先して 車社会を作り上げて、自転車のための
 インフラはいい加減にされてきたが、これからは、真剣に取り組むべき課題である。

 経済成長がなければ 豊かな生活は保障されないと脅かされ続けてきたが、
 どこまで豊かさが必要かと問い直す時代に入ってきている。
 今あるものを 皆で分け合って生活する姿勢が生まれてくれば、
 何も難しいことではない。
 政府や企業の一方的な論理だけを鵜呑みにしているだけでは、生活は変わっていかない。
 今だって、豊かさは国民一人一人には、行き渡ってはいない。


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 ブータンの女性用民族衣装 クシュタラ、織られたのは、1970年前後だろう。
 もうこの頃になると、木綿糸は工場生産のものが使われ、模様部分の織りこみに
 使われる天然シルクの手紡ぎ糸だけが、ブータン産に変わってきている。
 糸の染めも 化学染料が使われるのが一般的になっている。
 色の選択にも幅が出来、華やかなクシュタラは主流になってきている。
 織り込まれる文様も、細かく精緻なものになり、時間を要するものも増えている。

 近頃では、昔と違って、季節はずれであれば、カトマンズから安くブータンに
 行くことも出来るようだ。
 この前、カトマンズのある旅行社で耳にしたが、4,5日の滞在で、航空運賃込みで、
 千ドル前後で、カトマンズからいけるという話を聞いた。

 絶対君主制から、議会制へと変わり、これからは、ブータンも変わっていくようだ。
 鎖国に近い形で国を運営してきたブータンであるが、これからは、段々資本主義経済の
 中に組み込まれていくことになるだろう。

 布を織ることも、時間を計算しながらの賃金制に変わり、今までのように納得の
 行くまで時間をかけることもなくなってきているようだ。

 この前、テレビで見ていたら、タイやインドあたりのシルク布をキラとして身に
 着けている女性の姿も見かけた。
 分厚い昔ながらのキラより着易いことは確かであるが、なんだか残念な気が
 してしまった。



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