過去の投稿日別表示

[ リスト | 詳細 ]

全1ページ

[1]

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

 昨日も 夕方の5時半から夜8時半までの計画停電だった。
 部屋の中に居てもすることがないので、夕食のメニューにしていた鶏すきの材料を
 求めて、散歩がてらにカトマンズのキチャポカリまで行くことにした。
 豆腐と青葱と白菜を買うためだ。
 豆腐や白菜は 近所では手に入らず キチャポカリまで行かなくてはならない。
 鶏肉と春雨は 家にある。

 家から30分ほど歩いて スーン・ダーラに到着し、横断陸橋に登り、カトマンズを
 囲む山々を見回すと、その向こうに白いヒマラヤの山々が 顔を出している。
 もう少し早くこの場所に来れば、夕闇前のくっきりしたヒマラヤの山々を見ることが
 出来たのにと残念至極である。

 相も変わらず、カンティパティの大通りは 大渋滞、スーン・ダーラ近辺にも
 人があふれ、肉・野菜市場のあるキチャポカリまで行くのに 
 人並を掻き分けていく始末で難儀をしてしまった。
 やっと いつもの八百屋で白菜と最後の2丁の豆腐を手に入れたが、
 青葱の新鮮なものがない。
 青葱は近所の市場で買うことに決めた。

 夕暮れの6時半を過ぎると 盆地のカトマンズではすっかり闇に包まれる。
 バソンタプールの王宮広場に行ってみると、大勢のカトマンズ市民たちが 
 広場の暗闇の中で話しこんでいる様子が ぼんやりとシルエットのように
 うごめいている。

 その広場の横を抜け、広場の裏のガネーシュ・タンに向かう。
 この場所が ガネーシュ・タンと呼ばれているのは、カトマンズ市民がよく礼拝に
 訪れるヒンズー教の神様 ガネーシュが 小さな祠の中に置かれている場所があるからだ。
 その近くまでやってくると、おびただしい燈明がたかれ、お参りをしている人々で
 ごった返している。

 一人の小さな少年が 燈明の火元の番をしている姿が浮かび上がっている。
 シバとパルバティの間に生まれた異形の神 ガネーシュ、
 その異形な姿ゆえに民衆に愛され続けてきたガネーシュに 
 人々はどんな祈りを捧げているのだろう。
 人々の流れは 止むことなく次々と続く。
 若者たち、中年のものたち、老人たちと年齢は問わない。
 火曜日には 毎週 燈明がたかれるという。
 燈明の灯は そのやさしい光で あたりを幻想的に包み込んでいる。

 ガネーシュ・タンの幻想的な光景に満喫し、帰り道に向かう。
 暗い広場の片隅のネワール族の年老いた商人が薄暗い灯りの中に座り込んでいると
 思えば、同じように広場の一隅には 携帯用非常灯の灯りの中で、野菜を売っている
 人たちもいる。
 何もかもが心に残る懐かしさを感じさせる光景なのだ。

 野菜を売っている人々のすぐそばには 細い通り抜けようの路地があり、
 そこはこのあたりの小さなネワール族のマナンダールの居酒屋が並ぶ路地だ。
 居酒屋の中を覗きこむと 水牛や山羊の内臓料理や魚のから揚げが並び、
 客たちは話し込み、楽しそうに酒を酌み返している。
 暗い路地を抜け、ジョッチェン フリークストリートまでやってくると、
 ネワール族のマナンダール(菜種油の製造・販売カースト)の居住地の路地では
 街灯の周りに群がる人々が何やら話し合っている。

 光と闇が程よく交差すれば、そこには 安らぎが生まれる。
 人の心の中に 光と闇の部分があるとすれば、街にも光と闇の世界が必要だ。
 先進諸国と呼ばれる国々では 生活の場所から闇を追い出してしまった。
 そして、薄っぺらい文化を作り出し、
 心の安らぎを失っているのは 皮肉なものである。


++ブログランキングへの協力をお願いします。++
   ** 忘れないでね **
          ↓

 にほんブログ村ランキングに参加しています。
 *面白いと思ったら下のアドレスをクリック*
 [https://www.blogmura.com/ にほんブログ村]

 人気ブログランキングに参加しています。
 *面白いと思ったら下のアドレスをクリック*
 [ http://blog.with2%2enet/in.php?590199 ]

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

 カトマンズの露店の物売りたちに混じって、一人前の顔をして物を売っている子供たち 
 に出会うことが多い。
 又、父親や母親のそばにいて、商いを手伝い、大人の仕事を見ている子供たちもいる。
 日長一日、父親や母親の仕事ぶりを見て、その苦労を知ることも多いだろうし、
 売り買いのいろはを少しずつ学び、品物を買いにやってくる人たちの表情や仕草から
 人間について知ることも多いだろう。
 学校は 知識は与えてくれても、人生の『いろは』は教えてはくれない。
 本来学びの場は 学校だけではないのだ。

 路上の商いは 学校では得ることの出来ない知恵や人間に対する見方も
 教えてくれるだろう。
 一人前になることがどういうことか、それを子供たちの姿の中に見つけることが出来る。
 こうして育った子供たちは 人生のどんな逆境の中でも生き抜いていくだろう。
 ひたすら 生きるたくましさを身につけていくのだ。
 そんなしたたかさが、子供たちの眼には現れている。

 ムリといわれるおつまみのような食べ物を作る少年の手つきは 一人前の大人のもの
 だし、一山5ルピーで野菜を売る少年は 買いに来る人たちがどんな人かを見る眼を
 養うだろう。
 値引きを求めるような品物を扱う少年たちは、大人相手にうまく値段の釣り合いを取る
 技術、掛け合いも必要になる。
 子供だからといってなめられてはならない。
 本当に困った時には 近くにいる大人の物売りたちの手助けもある。

 スーン・ダーラの近くの中国衣料の露店では、学校も休みになったタマン族の少年が
 大声を上げて、客寄せをしている。
 大人顔負けの声量で あたりを圧倒している。
 すぐそばの幼い弟が兄の声に合わせて、声をあげているが 兄には敵わない。

 私の住んでいるところは 3階がチェットリ族の大家で 2階に私が住み、
 1階にはバウン族の母子が住む。
 大家の息子は27歳になるというのに 未だ働こうとはしない。
 起きてくるのは、昼間の12時近く、1日中 家の中でごろごろしている。
 私立の寄宿舎制の学校に行き、親は 子育ては学校任せ、何の生活力も身につけない
 まま、23歳で私立の大学中退、父親は12年前に癌で亡くなったが、
 母親は家賃収入があることをいいことに働こうともせず、一日おしゃべりに
 明け暮れている。
 息子は 日本で言えば、全くのニートである。
 家の修理など男の仕事もほとんど出来ない。
 85歳の祖父が 老身を鞭打って頑張っていても手伝おうとはしない。
 母親も同じである。

 階下のバウン族の父親はマレーシアに出稼ぎ、母親も夫の仕送りをいいことに
 暇に任せて、上の大家とおしゃべり三昧の生活だ。
 子供は 私立の寄宿舎制の学校に入れているから、長い休みの時だけ帰ってくる。
 今はダサインの祭りの休みで帰ってきているが、それに合わせて、コンピューターを
 買い与え、これまた、一日中コンピューター・ゲーム漬け、ネパールで中産階級と
 呼ばれている家庭の子供たちは、こんなものである。

 それに比べれば、路上の子供たちはなんとたくましい。
 しっかりと大地に根を下ろし、子供ながらに生きているという強さを感じさせる。
 こんな子供たちが大人になって 社会の中心的な存在になっていけば、ネパールも
 もっと良い国になるだろうと思う。
 ネパールには 理屈ばかりをこねて、身体を動かさない連中がネパールの政治の
 中枢にいる。
 全く困ったものだ。


++ブログランキングへの協力をお願いします。++
   ** 忘れないでね **
          ↓

 にほんブログ村ランキングに参加しています。
 *面白いと思ったら下のアドレスをクリック*
 [https://www.blogmura.com/ にほんブログ村]

 人気ブログランキングに参加しています。
 *面白いと思ったら下のアドレスをクリック*
 [ http://blog.with2%2enet/in.php?590199 ]

全1ページ

[1]


.
hikaruno
hikaruno
男性 / A型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

標準グループ

美術・工芸

日本の政治

海外情報

ニュース

1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
友だち(5)
  • yag*o*ama
  • アジアや世界の歴史や環境を学ぶ
  • ミーヤー
  • はーちゃん
  • ピタル…☆
友だち一覧

過去の記事一覧

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!
話題の新商品が今だけもらえる!
ジュレームアミノ シュープリーム
プレゼントキャンペーン
ふるさと納税サイト『さとふる』
お米、お肉などの好きなお礼品を選べる
毎日人気ランキング更新中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事