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 遠田知子さんの作り出す洋服の持つイメージは 華やかさである。
 着物の世界で言えば、訪問着のような世界だ。

 この華やかさというイメージは 東京の一般の人々には なかなか受け入れられない
 という面もある。
 東京や江戸の時代から、華やかな色合いのものは好まれず、地味でシックなものを
 好まれたせいもある。
 又、東京・江戸は 武家政治の中心であり、華美なものを敬遠してきた歴史から
 かもしれない。

 私などいつも遠田さんに話すのだが、遠田さんの洋服を身に着ける芸能界の人間は
 いないのかと。
 遠田さんの洋服を身につけ、リサイタルでも開けば、それだけでも華やかさが増し、
 リサイタルの主役の趣味のよさも引き立つように思うが、どうだろう。

 インドの高価なシルクサリーは 日本の訪問着と同じである。
 結婚式などの儀式の中では インドの女たちはこぞって 豪華なシルクサリーを
 身に着ける。
 そんなサリーで作られた遠田さんデザインの洋服が世間の注目を引かない
 というのが不思議でならない。

 彼女は東北の秋田出身の女性である。
 人柄はとても個性的な人ではあるが、どんどん人前に出かけ、
 自分の洋服を宣伝していくような人柄ではない。
 だから、所謂 コマーシャリズムに乗っていくような人ではない。
 1点、1点を大切にデザインする職人気質と芸術家気質を併せ持っている人で、
 世渡り上手ではない。
 
 私から見ると 歯がゆい気もするが 正確だから どうすることも出来ない。
 そこで少しでも様々の人に遠田さんの洋服を知ってもらいたいと思い、このブログで
 遠田さんの洋服を紹介している次第である。


 この洋服に使われているサリーは 薄地のオーガンジシルクで織られており、
 夏用のサリーである。
 サリーの前面、上半身を覆う部分は金糸が使われており、
 豪華さ雰囲気を感じさせるサリーである。
 他の部分にはランダムな絣模様は織り込まれている。
 布のカッティングの妙技は 遠田さんの得意とするところである。
 アメリカやヨーロッパであれば、注目の的になるデザインの洋服である。
 日本では 1歩も2歩も先に進みすぎている。
 高級ブランドばかりに走る日本人には この洋服の素晴らしさも
 サリー地の素晴らしさ も伝わっていかない。
 まったく残念なことである。


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 カトマンズ近郊の村々を歩いていると、羊毛の糸を紡いでいる人たちに出会うことが
 多い。
 これは昔からの仕事であったのかというとそうではない。
 カトマンズ盆地に限って言えば、羊毛を紡ぐという習慣はなかった。
 こうした仕事が始まったのは 1959年のダライ・ラマのインド亡命に伴い、
 難民としてネパールに逃げ込んできたチベット人によって チベッタン・カーペット
 作りの技術が伝えられた頃から始まったらしい。

 カトマンズのチベット難民の住む地域では、生活のためにチベット人によって
 チベッタン・カーペットが 織られ始め、その規模が大きくなるにつれて、
 ネパール人に毛の手紡ぎの技術、カーペットの織りの技術が伝えられた。

 私が始めてネパールを訪れた25年前には、パタンのザウラケルには
 チベット難民センターがあり、そこにはチベッタン・カーペットの工場があったが、
 働いている人は ネパール人も多かった。

 そうこうするうちに 外国からの注文が増え、チベット人たちはいつの間にか
 工場のオーナー、タメル地区の店のオーナーに早変わりして、カトマンズで富を
 蓄えるようになり、今では御大尽様である。
 そうなると、自分でカーペットを織るよりは下請けに出したほうが、
 はるかに効率がよいことになり、カトマンズ近郊の村では、チベット人たちの注文で 
 村人たちは毛を紡ぎ、カーペットを織るようになっていくのである。

 私が25年前に住んでいたキルティプールの町では 当時、織物が盛んな町で、
 丘の上に立つ民家の1階では カタンコトンと機織の音が聞こえていたが、
 今はそれがカーペット織りに変わってしまっている。

 カトマンズの人口が急激に増え、農地が住宅地に変わっていくにしたがって、
 村々では 女たちの畑仕事も減り、それが、手紡ぎ、カーペット織りの内職を
 促すことになったのだろう。
 自給自足の生活が崩れ、現金収入が必要な社会に変わってきているカトマンズである。
 主食の米の生産もままならず、市場から買うことが多くなっている。
 農地が減り、農民が農民でなくなってきた現在、内職なしでは生活も成り立たなく
 なっているのである。

 テレビ、冷蔵庫、プロパンガス、オートバイがカトマンズ近郊の村々にも入り始め、
 消費をあおり始めている。
 テレビのコマーシャルは 村人の欲望に火をつけていく。
 お金がなくては 欲望を満たすことが出来なくなりつつある。
 昔ながらの生活を脅かす贅沢な生活が 入り込み始め、村人の生活も忙しさを
 増してきている。
 傍目には穏やかな村の暮らしであるが、台所は火の車かもしれない。
 この頃では 月賦を利用しての購買も簡単に出来る。
 払えると思った金額も 何か起これば、借金に変わり、返金も出来なくなる。
 知らず知らずのうちに 危険を背負い込むことにもなっている。
 事が起こるたびに 村の女たちの仕事は増えていく。


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