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カトマンズとパタンを結ぶバグマティ川に架かる橋を越えて、パタン側に入ると
大通りから中に入っていく道がある。
私がカトマンズから帰ってきたときにはいつも使う道で その道の奥まで歩いていくと
私の住んでいるところに行き着く。
その道に入るすぐ脇に 小さなシバ寺院がある。
ネワール族の上位カースト シュレスタに属するアマテというカーストの人たちが
建てたシバ寺院である。
寺院そのものは この寺院の脇の路地を着きあったところに住むアマテの一族によって
管理されている。
私が住んでいる近所の人たちの井戸端会議の中で このアマテ一族のシバ寺院の改修の
ことが話題になり、ちょっとその様子を見に覗いてみたのである。
この寺院の小さな庭の中にある手押しポンプから出てくる地下水は 豊かで 水不足に
悩む近所の人たちにとっては 大きな恵みになっている。
カーストや民族に関係なく水を汲みだすことの水道ポンプで、ここに宗教に対する
ネワール族の寛容さ、おおらかさを見ることが出来る。
本来ならば、このシバ寺院を管理するネワール族のアマテ一族が改修すればよいので
あるが、それだけの財力がなく寄付を募っているが、その寄付をした人の名簿を見ると
ネワール族、バウン族、チェットリ族、インドからやってきて定住したマルワリ商人と
様々であるが さすが仏教徒の民族やカーストの人は いなかった。
総額を見ると 20万ルピー(約24万円)ほどあり、改修には充分な費用が
集まっているようだ。
20万ルピーということで思い出すのは バグマティ川の川辺の水場の開発のことだ。
ここでもパタン市が10万バーツ、寄付で10万ルピーを捻出するという取り決めらしいが
この寄付によるお金が集まらず、四苦八苦しているようだ。
寺院の修復のための寄付はすぐに集まるが、庶民の生活のために必要な水場の開発の
ための寄付は なかなか集まらない。
これが カトマンズのおかしなところである。
宗教のために寄付するものは多くいても、社会のために寄付するものは少ない。
こうしたネパール人の姿勢が、生活場所の改善の遅れ、貧富の差の拡大を生む要因に
なっているようにも思える。
このシバ寺院を管理するアマテ一族が住む集落にも行ってみた。
シバ寺院から歩いて2,3分のところに彼らの住む場所があるが、
ここから引越しした人たちも多く、かなりの部屋を賃貸しにしているようだ。
昔は 羽振りも良かったことが 古い建物の造り、木彫りの窓などに現れている。
昔はこの集落には 血族・親戚が 百人近く住んでいたのだろう。
本来は ネワール族のアマテというカーストは マッラ王朝時代の支配階級に属する
人たちで 王宮近くに住んでいるのが普通であるが、分家してこの場所にやってきたか
マッラ王朝がゴルカ王朝に征服されたときに 元の居場所を追い出され、
ここに新しく住居を構えたのかもしれない。
そんなアマテ一族の守り神なのか、庭の一角に あまり見たことない三体の神様が
祀られていた。
一人の神様の周りで 二人の女神が踊っているようにも見える。
今度、再びこの場所に来たら、この神様の話や、ここに移ってきた理由などを訊いて
みたいものである。
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