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ネパールは 雨期に突入したらしいのだが、このカトマンズ盆地では なかなか
集中した雨が降らず、田植えの終わった田んぼには まだ十分な水はない。
日中は 雨期前より気温も下がったが、湿気が多く、蒸し暑さを感じる。
夜には気温が下がり、扇風機など必要はなくなった。
扇風機など使っていると 寝冷えをして、風邪を引く基になる。
私も1週間前の雨の降った夜に扇風機をかけて、寝込み、それが原因で風邪を引き、
いまだに回復していない。
一昨日の夜は カトマンズの中心部では雨はわずかだったが カトマンズの山間部では
激しい雨が降ったらしく、バグマティ川の水位が上昇している。
川の水の色も 汚染された黒い水の色から泥を含んだ茶色へと変化している。
この水をどこかにプールすれば、農業用水として利用も出来るだろうに
そうした試みはないようだ。
カトマンズのタパタリとパタンのクポンドールを結ぶ橋 バグマティ川のすぐ上流に
あるスラムでは 川の増水から 岸辺近くに作っていた簡易トイレのいくつかが
流されたようだ。
昨年の雨期の際にも 川が増水して 浸水を避けるためにスラムの住民たちは 土嚢を
積み上げ、大変な思いをしたようだ。
バグマティ川の河川敷に違法に建てたスラムなど、川の増水で流されてしまえば
いいのだと平気で口に出す人もいる。
そういう意見を持つ人たちは 昔からカトマンズ盆地に住み、土地、家を持ち、
豊かに生活している人たちの間に多い。
それはどこの国でも同じことで 自分は困っていないから、貧しい人たちに対する
関心はない、自分たちは頑張ったから、今の豊かな生活を享受しているのだと思って
いる。
昨夜も夜8時から10時までの計画停電だったが、その間、部屋にいても仕方が
ないので 通りにある店の前で行われている近隣の男たちの井戸端会議に参加して
見た。
昨日の話題は 学生と警官隊との衝突の話で 警察側からの発砲でせいか定かでないが
負傷者が出たというものだった。
それから、近頃、カトマンズにインド系の住民が増えているということだ。
親インド派であるネパール共産党(エマーレ)とネパール国民会議派を中心とする
連立政権が1ヶ月半前に出来て以来、カトマンズでは インド系の顔つきをした
人たちの数がやたら、増えているような気がする。
通りに屯している人たちの言葉に耳を傾けても ネパールの南部のタライ地方の方言か
インドのヒンディ語で話している。
彼らは ところ構わず 大声で話しているから余計に目立つ。
タライ地方の住民など インドとネパール両方の国籍を持っており、
ネパールで選挙があれば 大量のインド側の住民が入り込んできて
選挙に参加するというのは暗黙の了解になっている。
タライを中心として インドの影響力を強化するというインドの政治的な意図が
見られる。
親インド派の政権が出来、インドの言いなりになる政権が出来たことで
インド側が ネパールにインド人を大量に送りつけているような気すらしてくる。
シッキム王国がインドに併合される前にも 今のネパールと同じように大量の
インド人を送り込むというインド側の策略があったのではと思えてくる。
インドに国境を接するネパール南部の住民も 国境の向こう側に住むインド人も
同じ民族で 実際 ネパール人なのかインド人なのか、顔つきや言葉からは
判断できない。
ネパール人もよほど気をつけていないと そのうちインドにネパールを乗っ取られて
しまうだろう。
今の政府は 何事もインドの言いなりで インドのやりたい放題に任せている。
今のカトマンズでのインド人、インド系住民の割合は かなり増えてきている。
その増加率では 村から出稼ぎにやってくる先住民族(タマン、マガール、
ライ・リンブー、グルン)以上のはずだ。
相手は 13億以上の人口を要するインドである。
この小さな国 ネパールでも インド政府とアメリカのCIAが手を取り合って、
ネパールに対する中国の影響力を殺ごうと躍起になっている。
どこかの国の状況と同じである。
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