過去の投稿日別表示

[ リスト | 詳細 ]

全1ページ

[1]

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9

イメージ 10

イメージ 11

イメージ 12

 古風でモダンなカフェで チャー・マナーオ(ライム入り茶)を飲み終わり、
 カフェの裏口から外に出る。
 そこは 昔 市場として使われていた建物がある。
 昔 市場であったその建物の入り口は トタンで閉じられ、物置のような場所に
 なっている。

 一体どうしたのだろう。
 この辺りには 多くのバンコク庶民が住んでいる。
 この近辺を以前よく歩き回ったが 市場のようなものは ここ以外に見かけなかった。
 話を聞いてみると 4,5年前に この市場の所有者が 建て替えを理由に 
 市場を閉鎖し、市場の中で商いをする人々を追い出し、そのままに捨て置かれている。
 この市場の持ち主は どうも大金持ちらしく こんな市場の一つや二つは捨て置いても
 困ることはないようだ。
 1番困っているのは 市場を失った周辺の住民だろう。
 屋台での食べ物商売の材料や食堂での材料、一般庶民の朝夕の食事の材料を安く手に
 入れようと思えば、遠くの市場まで行く必要があり、不便である。
 訊いてみても この周辺には他の市場はないようだ。

 この辺りには 古い木造住宅に昔から住み着いている人や間借りの人たちも多いようだ。
 旧王宮広場近くのロッド運河沿いの路上で屋台を並べて食べ物の商いをする人も多い。
 しかし、1番の打撃は 市場周辺で店を開いて商売をしていた人たちだろう。
 市場があれば、それだけで朝夕 人々が多く集まり、活気を呈し、商いも繁盛する。
 市場は街の生活の中心である。
 私の住んでいる近くの下町でも 市場は 生活の中心であり、そのために 
 街も活気付いている。
 そんな活気が 市場を失ったこのあたりでは すっかり失われてしまっている。

 バンコクや地方都市の市場は その所有が個人のもの、あるいは王室や市のもので
 あったりする。
 土地や建物が 個人や企業のものであれば、その賃貸し料や条件を巡って、
 市場の
 所有者と借り手の間で 争いが起こることが多い。
 ひどい場合は 暴力を使って 借り手を追い出そうとすることもある。
 バンコクの中心部の中で最も大きな市場 クロントーイ市場では 賃貸し料を巡って
 争いが起こり、死者まで出ている。
 マフィアを使った爆弾事件、発砲事件で死者が出ることになるのである。
 クロントーイ市場では 借り手いる側のまとまりがあるから、抵抗しているが、
 小さな市場であれば、抵抗も出来ず、泣き寝入りになってしまうのが普通である。

 地域に住む住民のことより、アパートやショッピングセンターを建てて 
 金儲けをすることのほうが優先されるのである。
 そして ショッピングセンターで 住民たちは高いものを買わされることになる。
 市場を維持するお金より、ショッピングセンターを維持するお金の方が
 はるかにかかることを考えれば 当然のことだろう。

 市場を失い、すっかり 寂れてしまったこの界隈を見るにつけ、残念でならない。
 この辺り、バンコクの旧市街の中でも バンコク庶民たちが住む地区の一つだ。
 庶民の生活の場所から 市場が失われると、住んでいる庶民たちからもエネルギーを
 奪い取ってしまうようである。
 市場があった時代の街の賑わいを見てみたかったものである。



++ブログランキングへの協力をお願いします。++
   ** 忘れないでね **
          ↓

 にほんブログ村ランキングに参加しています。
 *面白いと思ったら下のアドレスをクリック*
 [https://www.blogmura.com/ にほんブログ村]

 人気ブログランキングに参加しています。
 *面白いと思ったら下のアドレスをクリック*
 [ http://blog.with2%2enet/in.php?590199 ]

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

 バンコクの暑い陽射しの中で 喉が渇いたときには このカフェに行くに限る。
 オンアン運河に沿った広い道路を歩いていくと 右側に1本の通りが目に入る。
 その通りに入って行くと 冷房なんか入っていないローカル色あふれるカフェがある。
 客といえば、地元のタイ人ばかりである。
 今日は 店の前面のテーブルには 口ひげを生やした叔父さんが座り込み、
 古風な店の雰囲気に 一役かっている。
 
 中に入ると 1960年代のアメリカの雰囲気がある。
 どうもオーナーが プレスリー好きのようでプレスリーやプレスリーに憧れた
 タイの往年のスターたちの写真やポスターが飾られている。
 今もタイのテレビドラマでも見かけるスターたちであるが 皆、60歳を過ぎ、
 70歳近くなっているスターもいる。
 今から20年近く前、タイの野外映画館で 彼らの出演していた古いタイ映画を
 よく観た。
 観たくて観たというより、夜の暇つぶしに 大きな布の張られた野外の映画上映会を
 長椅子代を払って観ていただけである。
 暑い夜長を過ごすには 格好の時間つぶしだった。
 そのときに見知ったタイの往年のスターたちだった。
 ベトナム戦争時代に タイに駐留していた米兵たちが アメリカ文化の象徴であった
 プレスリーを持ち込んできたのだろう。

 5,60年前のバンコクの古い写真も飾ってある。
 アンティークな扇風機、時計、ラジオ、調度といい、何かほっとするような雰囲気の
 ある不思議なカフェである。
 働いている人たちもお客には無関心で 余計なことを言わず、放って置いてくれる
 ところも気に入っている。

 チャー・マナーオ(ライム入り茶)を注文する。 
 レモンティーのようなものだが、お茶の葉っぱは 中国茶で 酸っぱくて甘くて冷たい
 ライム入りのお茶が 疲れを癒してくれる。
 小さめのビールジョッキーに入ったチャー・マナーオは 充分な量があり、
 20バーツでは安いくらいである。

 この辺りに来れば、必ず立ち寄るカフェであるが、今年の始めに立ち寄ったときには
 たまたま休みで残念な思いをしたが 今回は開店中で 身体を休めることが出来た。
 冷房のある店は 入ったときは気持ちがいいが、出るときは 外気の暑さにうんざり
 するが、この店は 扇風機だけで涼を取るだけだから、汗を乾かし、疲れを癒すだけで
 あるから、外気は気にならない。

 古い昔からの店の建ち並ぶこの通りには こんな古風でモダンなカフェがよく似合う。
 見知らぬ街の見知らぬ不思議なカフェに入って、異邦人として 冷たいお茶を飲む。
 旅の情趣は こんなところから生まれてくる。
 何の会話もなく 静かに座り込んで のんびり冷たいお茶を飲んでいるだけで
 いいのである。
 異国で流れる何気ないのんびりした時間、凄く贅沢な時間を過ごしているような
 気持ちにさせてくれる貴重な空間だ。



++ブログランキングへの協力をお願いします。++
   ** 忘れないでね **
          ↓

 にほんブログ村ランキングに参加しています。
 *面白いと思ったら下のアドレスをクリック*
 [https://www.blogmura.com/ にほんブログ村]

 人気ブログランキングに参加しています。
 *面白いと思ったら下のアドレスをクリック*
 [ http://blog.with2%2enet/in.php?590199 ]

全1ページ

[1]


.
hikaruno
hikaruno
男性 / A型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

標準グループ

美術・工芸

日本の政治

海外情報

ニュース

1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
友だち(5)
  • ミーヤー
  • yag*o*ama
  • アジアや世界の歴史や環境を学ぶ
  • ピタル…☆
  • はーちゃん
友だち一覧

過去の記事一覧

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

よしもとブログランキング

もっと見る

プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事