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 午後3時過ぎから 激しいスコールがやって来た。
 最初のうちは 雨だけだったが 途中から 風と雷を伴う激しい雨になった。
 片方のベランダのドアから 雨が入り込んでくる。
 ドアを閉めた後、やることもないので 昼寝と決め込んだ。

 目が覚めてみると 夕方 西の空には沈みかけた夕陽が見える。
 スコールの後らしい雲が 夕陽を抱え込んでいる。

 こんなときは 屋上に上がるに限る。
 24階まで エレベーターで上り、残り1階分の階段を歩いて、屋上に出る。
 雨上がりの都会の空気は 清浄である。

 風景は 地上から蒸発する水分を含んだ白い大気に覆われている。
 東のビルの上には うっすらと虹がかかっている。
 もう少し 早く上ってくれば くっきりした姿の虹を見ることが出来たかもしれない。
 そんなことを思いながら、屋上の上をぐるぐると回っていると その虹もいつのまにか
 消えていた。

 タイの北部では 洪水注意報が出ている。
 9月のこの時期を乗り切れば タイにも乾期がやって来て、過ごしやすい季節になる。
 季節は巡る。
 季節は巡る。
 この巡る季節の中で タイでの20年以上の年月が流れてしまった。
 パッチョン2年、コンケン7年、残りはバンコク、時は 瞬く間に過ぎ行くものだ。

 西の空に沈む夕陽を見ていると 日本を離れ、東南アジア、ネパール、インドでの
 生活のことに心を奪われるようになる。
 体力があったから、気力があったから出来た旅の形もある。
 新しい体験から来る緊張感を支えるものは やはり体力と気力である。
 この緊張感をどうにか維持しようと思うが、寄る年波には 勝てないようだ。
 だんだん 怠け者になっていくようだ。
 動かなければ ますます動けなくなってしまうのはわかっているが、
 再び 希望が生まれてくるのを待つより 方法はないのだろうか。



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 近頃 バンコクの都心部では とんと子供たちの姿を見かけることが少なくなった。
 バンコクの表通りで 見かける子供たちといえば、朝夕登下校する子供たちの姿で、
 子供たちが 元気よく遊びまわっている様子を見ようと思えば、そんな場所を探して
 回る必要がある。

 私が時々 夕食用の惣菜を求めに行く市場の周辺には たくさんの路地裏がある。
 狭い4,5メートルの通路を挟んで並んでいる昔からのバンコク特有の棟割長屋で 
 一階が作業場や店になっている。
 そんな形の路地が 百メートル以上に渡って続いている。
 大半は賃貸しのようだ。
 日本の昔の下町のような場所で 一階の作業場は 洋服の仕立て、雑貨や、床屋、
 美容院、洗濯屋、銀製品を作る作業場などで朝から夕方遅くまで 人々は働いている。

 夕方近く路地裏に入り込んでみると 学校から帰ってきた子供たちが 狭い路地で
 遊んでいる。
 懐かしい昔の日本の下町の風景である。
 バンコクの都心では 夕方のこんな路地裏にやってこなくては 子供たちの姿を
 見ることはなくなった。
 昼間はひっそりしている路地裏も 夕方近くになると 子供たちの遊ぶ姿、夕食の
 買い物のために行き交う人の姿も目立ち始め、路地裏の世界も活気を帯びてくる。

 1日の仕事を終えた作業場の片隅では おかずを囲んで夕餉を取っている家族もいれば、
 腹を空かせた子供たちが 軒先で食事をしていたりする。
 開けっ広げなバンコクの下町では 外から長屋の中の様子が すっかり見えてしまう。
 隠し事など 何もなく 皆が和気藹々と生活している。
 こんな場所では 金持ちの姿などなく、その日その日を精一杯生活する人が集まり、
 無理することなく、毎日の生活を当たり前に過ごしているだけだ。

 テレビも冷蔵庫も あるものをしっかり使い、壊れれば、近所の修理屋に持ち込み、
 修理をして、最後まで使い切るのが当然の生活だ。
 使えるものを捨てて 流行の新製品など買うなど 生活を貧しくして行くだけである
 ことがわかっているのである。

 本当の意味で衣食住を大切にし、家族を大切にする世界が この下町にはまだ残って
 いる。
 無駄なものにお金を使い、貧しさを助長し、人間関係をおろそかにする日本の
 大都会とは異質な世界だ。
 無理をしないというのが 下町での生活の基本である。
 食べることだって すぐ近くの市場で安い食材を買ってきて、調理して皆で
 床に座り込んで一緒に食べる。
 特別な料理などいらないのである。
 グルメグルメと騒ぐおかしな世界は 下町の路地裏の世界にはない。
 お金がなければないで どうにか工夫してやり繰りをしていく逞しさも備わっている。
 今日の生活が 明日へと続いていくことが出来れば それでいいのかもしれない。

 まだ残っている近所の人間同士の触れ合いの中で 1日が充分に楽しめるのである。
 つまらない広告やテレビの広告などに 眼を向ける必要もない。
 子供たちがいて、家族があって、互いに支えあう共同体が残っていれば、どうにか
 楽しく生活していけるものだ。
 幸福とは 空気のようなもので あふれるものに囲まれていても得ることは出来ない。
 人と人とのつながりを失ってしまえば、お金や物にしか目が向かない 餓鬼道の世界が
 始まるだけである。
 心の貧しさに気がつくことがなければ、地獄はいつまで経っても終わらない。


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