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国立チュラロンコン大学病院の予約は 1月12日だったけれど、どうも具合が
よくないので 呼吸器の専門医の来る今日の火曜日に予約日を変えてもらった。
30日に検査のために採取した胸水と胸膜の細胞の検査結果を聞き、何らかの
治療を早くしてもらおうと考えたからだ。
朝10時半に1階の受付で呼吸器の専門医の診療 13時から15時までの予約を
済ませ、2階の診察のための受付で 時間のくるのを待つ。
午後1時が来て、診察室の前に並べられた三つの椅子の一つに座る。
順番は2番目である。
重症の患者らしく 車椅子に乗ってやって来ている50歳代の男性で
娘が付き添ってきている。
専門医が20分以上 診察している。
その診察も終り、私の番である。
専門医の最初の言葉が 「予想に反して 悪い結果が出てしまった。胸水の中に
癌細胞があり、肺癌である。」
今後の治療の形を訊かれる。
タイで治療するつもりなら、癌の専門医に引き継ぐ必要があるし、その前にCT検査を
する必要があると告げられる。
国公立の病院であっても タイの治療費は安いものではない。
CT検査だけで 2万円近くの費用がかかる。
その後のタイでの抗がん剤治療を考えると 他の方法を考えなくてはならない。
それよりも 半分覚悟していたことだが、今後の予定、計画が気になってくる。
やって置かなくてはならないことが 幾つかあるからだ。
1番大きなことは ネパールのことである。
ネパールの部屋をきちんと整理して置かないと 大家のネパール人に迷惑がかかる。
どういう形でネパールに行くか、体調をどう整えて行くのか 考える。
山ほどの品物があるが、大半は大家に処分してもらうことになるだろう。
1番大変なことは いつどういった形で行けるかだ。
別に今までの人生の中でやり残したことがあるといった悔いがあるわけではないので、
後片付けをどうするか そのことだけが 気にかかる。
あとは 残された時間を 経済的な意味でどう過ごしていくかだ。
延命のための延命など考えていないから、痛みに対する対応だけは考えて置かなくては
ならない。
生まれてくるのも順番であれば、死ぬのも順番だから、それは受け入れるより、
仕方のないことだ。
順番が来れば 皆のもとへやって来るのである。
それでも考えなくてはならないこと、片付けて置かなくてはならないことは山ほどある。
行ってきます
高木護
北方の雲が夕焼けた時
むなしい出発の笛がながれた
あなた達は死刑執行人のこころで手を振った
黒い粗野な花束ではあるが
感謝しよう
さあ起立だ
父の腐った泥を踏み
ひとりの盃をおき
では行ってきます
行ってきます
袋には汚れた地図をしまい
地図には非情の旅程線が記入されてある
永劫の旅程線よ
北方へ
今夜 旅立つのです
牛のような歩調でもなし
鳥のようなかるやかなものでもなし
まして堅い誓いのあるものでもなかった
では行ってきます
行ってきます
ある駅ではしどろの言葉が売られていた
ある駅では拳銃のようなものが売られていた
しかし眠いのである
いくつかのうつらうつらの駅を通過して
はっと目覚めては
過去一切の無意味さがわかってしまった
ぼくをささえてきたものは
あなたの瞳でもなし
憧れでもなし
まして約束や悲壮なものでもなかった
行かなければならないのはぼくの性
では行ってきます
行ってきます
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